本日は、当地ローカル 「ビルボードTOP40」(tvk) から、‟今” のヒット曲/歌手に着目する 「みつまめジュークボックス」。
今回は、TEDDY SWIMS 『LOSE CONTROL』 です。
テディ・スウィムズは1992年ジョージア州ロックデール出身。
高校時代から演劇に熱中し、卒業後はアトランタのローカルミュージカルで活動します。すると自他ともに歌が上手すぎることに気づき(笑)、You Tubeにスタンダード曲のカヴァーソング動画を投稿するようになりました。
これがワーナーレコードの目に留まり専属契約。アトランタ在住は続けながら、2020年1月、27歳でメジャーデビューとなりました。COVID禍はその直後からでしたが、せっせと動画投稿して知名度を挙げていきます。
2021年夏からいろんなアーティストの前座でステージ経験を重ねると、オリジナル曲も続々発表。2023年6月に出した 『LOSE CONTROL』 がじわじわじわとビルボードチャートを上昇し、40週間を費やして全米1位、全英2位をマークしました。
好きな舞台はシェイクスピアの戯曲。影響を受けたアーティストはスティーヴィー・ワンダーにマーヴィン・ゲイ。カヴァーした歌手はマイケル・ジャクソン、ワインハウス、シャナイア・トゥエインなど。
以上でわかるように、『LOSE CONTROL』 はオペラ風でR&Bで、オールディーズのプラターズとかも想起するなつかしい感じの大スケール曲。いかついルックスとハスキーで甘い歌声のギャップがすごい(笑)。
近年のビルボードはこういった曲もビッグヒットするんですから、SNSで世界中の歌手や動画を探せるご時世のいいところかも知れません。
それではテディ・スウィムズ 『LOSE COTROL』(Jaten Dimsdale(←本名)/Joshua Coleman/Julian Bunetta/Marco Rodriguez-Diaz Jr./John Sudduth) です。