昨日のTBSラジオ『アクセス』、話題は「本離れは憂慮すべきか」。二木啓孝(ふたつきひろたか)と、
伊藤聡子ともども、問題ありという論陣を張っていました。しかしバトルトーク時の聴取者の意見でも、
若干の疑問あり。ここでいう本は、人間の物語が前提になっているようなので。

 初めて買った本は多分、ブルーバックスの一冊だから。この講談社のレーベル、
高校生前後に科学の面白さを知らせるためのもの。特に私の思春期はブルーバックスの全盛期だったので、
物理、宇宙を中心にかなりの数を買い込み。書籍DBに登録したのは25冊だから、その倍は軽いと。

 しかも、年を長じればかなりな専門書も手を出してしまい。『延長された表現型』がそれ。彼、
リチャード・ドーキンスの出世作にして一般向けの『利己的な遺伝子』の後だから、甘く見ていたっけ。結局、
かなり専門的であったため、今以て理解し得ているかは疑問。

 本の擁護派は妙に真面目であり、否定派の不真面目さを押し倒せるような勢いが感じされなく。「本は、
知的エンターティメントである」という視点があれば、もう少し番組が面白くなったのでは。今度、
電話してみようかな。

 後、TBSラジオに注文を二つ。「カウントダウン・トゥデイ」や「バトルトーク」のバックナンバー、
呼び出せねぇぞ。そして人名、ドラッグで指定できるようにしてね。