『機動戦士ガンダム』、最大の情報操作

　スペースコロニーが現在の技術で建設可能でも、地球上で建造して宇宙へ挙げるわけにはいかず。原材料、
その形態での運送という手段になるでしょうが。スペースシャトルではコロニー一基でも、
何往復かかるかわかったものでなし。ですから以前話題にした静止衛星軌道までのエレベータ、
軌道エレベータの建造が事実上不可欠。

　しかるに、宇宙世紀００７９年に於いて、そんなエレベータは描かれてなく。地球上のエリートが、
大地に止まりつづける口実が出来ることから、地球連邦政府自ら崩壊させた可能性。そこで、
『機動戦士ガンダム』での最大の情報操作が明るみに。スペースコロニーなんて脆すぎて、
地上までに到達できるか、甚だ疑問。まして細部まで原型を留めるなど。つまりオーストラリア大陸の、
大地南東部を消滅させたのは、軌道エレベータの崩壊である。

　もちろん、放映直後に猛烈な抗議が寄せられたと想像。それを黙殺できたのは百年単位の過去の映像化で、
地球連邦政府による政治が、安定していることから。

　参考：有効利用できる科学施設、２つ
　　　 <http://blogs.yahoo.co.jp/birst_head/2362836.html>