いま『TVタックル』で話題にしていた問題の一つ。難しいですね。
 台湾人にとっては現状の曖昧な立場がより良いと思っていたのですが、
中華人民共和国の影響力が日に日に増大していく状況では、そうもいかないらしく。
 そのため、2008年の北京五輪、2010年の上海万博、
この二つの国家プロジェクトが開催される5年間で台湾の独立を画策すると。

 その場合中国は、プロジェクトを放棄してでも、断固阻止する腹づもりみたいで。国際的評価、
それは関係ないみたい。台湾と米国は協定を結んでいるらしく、ともに中国と対決する覚悟あり。
 すると利用されるだろう在日米軍基地も、中国にとっては攻撃対象になりますから。しかも、
反日となると異常に挙国一致になるお国柄としては。

 その時どさくさに紛れて自衛隊基地さえ標的にされる可能性、容易に想像。今打った状況を作るため。
そうなると、戦略的に見れば、格好の標的の危険を冒してでも、後方支援に徹した方が。
 日本国民の異常なナショナリズムを抑えるには政治家が、参戦した場合の上記の危険性を、
率直に語るべき。国際的信用を失うとはどういうことか、知らしめるために。

 今回は極限状態の思考実験のため、かなりナショナリズムなものになりました。