・科学的に精確であってほしいと思う私は、まずエイズウィルスという言葉の排斥を希望。
・また政治家を論じるとき、しばしば家系の文化を遺伝子と表現すること、やめてね。
・「本能」も垢が付きすぎて、止したほうがいい(かつての)科学用語。
 種族保存の本能や自己保存の本能と学校で教わりましたが。そのこころは動物の生態を観察して、
 本来的に所持していると見なされる行動と言うことだけ。この二大本能についてはむしろフロイトの、
 性欲動と自我欲動という捉え方のほうが、より妥当かと。
・会員になるとき「身分証明書が必要です」とよくいうけど、本当は身元証明書に過ぎず。
・身体/精神障害者という用語については、二重に問題。身体に対応する言葉は、心理ですから。
 脳に物理的な欠損がある場合は、それこそ脳障害と呼べばいいもの。さらに障害の、
 「害」という漢字。本来「碍」だった物を当用漢字からはずれたための置き換え。
・メールとかホームページも、聞きたくない言葉。すでに市民権を得てしまっているのなら、
 芸能人なら妥協の余地。しかし天下のNHKのアナウンサーが「メール」を連発するなど、
 恥さらしもいいところ。
・しかし国家が誤解の片棒を担ぐことが、一番危険な事態で。United Nationsは、
 素直に訳せば、「連合国」。