前回は恋愛依存症者の感情についてお話ししました。



今回は回避依存症者の思考回路についてのお話です。



回避依存についてはあまりお話してきませんでしたので、まずは少し説明から入りましょう。





回避依存というのは端的に言えば「束縛されることがこわい」人のことです。


束縛されることがこわい=対人関係がこわいにつながります。つまり深い対人関係を恐れているのです。


相手になにかを知られるのがこわい。相手に要求をされるのがこわい。だから他のことに忙しくなろう。対人関係は避けていこう というのが回避依存症者の特徴です。




回避依存症者はいつもなにかに忙しくしていることが多いです。それは相手と離れることの出来る時間を作ることができるからです。また対人関係に依存しない分、他のことに依存します。(仕事、ギャンブル、趣味etc...)




また恋愛において主導権を握りたがります。これは恋愛依存症者を弱い立場だと思い、この人なら自分の言うことをしっかりと聞いてくれると思う人と恋愛をしているから。


つまり自分が主導権を握っていれば、なにかを要求されることも、束縛されることもないと考えるからです。









回避依存症になるのも、幼少期の経験が影響していると言われています。


幼少期に母親に束縛されて育った子供は回避依存症者になることが多いです。(この場合、子供に対して母親が恋愛依存ということになります。)


子供は親を見捨てることができません。なぜなら子供は無防備で親がいないと生きて行けないからです。衣食住を提供してくれるのは親なわけで、子供は自立して生活することができません。


ここで、親が子供に対して恋愛依存になってしまうと、子供は親から健全な「愛情」を受け取れず、「束縛」されることになります。


子供は親からの束縛、そして過度なプレッシャーに押しつぶされそうになります。親を支えなければいけず、そのために自分を消耗させ、そして追いつめられるのです。




そのため、回避依存症者は自分より非力な恋愛依存症者に惹かれていきます。









次に回避依存症者の思考サイクルについて説明していきましょう。



まず回避依存症者は恋愛依存症者に惹かれていきます。恋愛依存症者は弱い立場にあることが多いので、この人だったら自分が主導権を握れると思い、好きになるのです。(この時点で愛情ではなく、自分が主導権を握れるか否かで考えていることがわかると思います。)




恋愛依存症者の興味を引くために、回避依存症者は自分の力を見せつけて誘惑しようとします。


例えば経済力を見せつけてみたり、相手を徹底的に構ってあげたり、守ってあげようとしたりります。(権力と気配りと保護を組み合わせて誘惑します。)






恋愛依存症者はそのような力を持つ人に惹かれます。回避依存症者は敬われることで満足感を得ます。


しかし、これは少しずつ回避依存症者に束縛されるというプレッシャーを与えていきます。







回避依存症者は恋愛依存症者の激しい感情と束縛に対して、幼少期に追い詰められた時のような感覚を思い出していきます。支配されたような感覚。


回避依存症者は恋愛依存症者になにもかも吸い取られそうな感覚になるのです。それは自分をことを全て相手のことに捧げなければいけないような、かといってそれは回避依存症者には無理なのです。そして相手を弱い存在だと決めつけます。







そして回避依存症者はどのようにその束縛から逃げるか。



それは 他のことに依存する ことです。






他のことにのめり込んでいれば、そのことばかりを考えていればいいので、精神的に落ち着きます。また相手から物理的に距離も置くことができるのです。



また、回避依存症者は対人関係においてあまり感情を持ちません。その分他のことに激しい感情を持ち、自分の存在意義をそこに作るのです。







しかし、回避依存症者も心の奥底には「見捨てられることへの恐怖」が存在します。



恋愛依存症者が自分のことを追ってくれなくなったと感じると、また誘惑しに戻ったり、また他の恋愛依存症者を誘惑しに行ったりします。(このようなことから回避依存症者は「遊び人」に見えることが多いのです。)



そして新しい相手を見つけるとまたサイクルの最初に戻ります。











恋愛依存症の話よりかなり短くまとまりましたが、回避依存症も病的になってしまうと、相手とのコミュニケーションを全く取れなくなったり、他の依存症が強くなったりします。



回避依存症の特徴がみられる人は世の中に多くみられると思います。(恋愛依存症も同様です)



しかし、自分がどのような感情を持ってるか理解し、それが病的にならないように心がけることは重要なのではないでしょうか。







今回も乱文すみませんでした(;´Д`)