こんにちは
豆腐メンタル幸子です
無事、コロナから復帰しました
コロナは感染してから3ヶ月は
再感染のリスクがとても低いです
3ヶ月間は無敵モードの私は
拒否権なしに感染病棟へGO
まあ、それはよしとしましょう
問題はここから
挿管患者が部屋持ち
挿管患者なんて見たことないのに
いきなり挿管患者
しかも、抜管だって
私、復帰したばかりで
患者のことよく知らないのに
いきなり抜管ですか
朝、いつも使ってる印鑑に
こんなのつけてるんだけど、
朝、印鑑押すために引っ張ると
ブチッと音が…。
えっ、千切れてる
不吉な予感…
もしかして、抜管後に
気道閉塞して再挿管にならないよね
挿管介助なんて一度もしたことないよ
など、不安しかありませんでした
10時抜管予定で、急いで患者の元へ。
気道浮腫予防と痰量軽減させるため、
前日からアルブミナー+フロセミドで
がんがん利尿かけており、
尿量エグい
10時までにIN-OUTバランス
出さないといけないので、
回転の悪い頭を
必死に使って計算
INが相当入っていたので
とても時間かかりました
痰吸引と口腔ケアして、
気道閉塞予防のために
抜管前にステロイド投与。
抜管前に環境調整して、
いざ抜管
抜管後、15分間は一番気道閉塞が
起こりやすいので、
それまでドキドキしながら
先輩とともに抜管介助。
15分間経って、問題なく経過
一番の山場は越えました
IPPVから酸素マスクへ。
自発呼吸もできており、
発語もあり、JCS:Ⅰ-3。
指示も入ったり入らなかったり。
抑制のミトンも外し、身軽になったのは
いいことだけど、今まで鎮静してたから
大人しかったけど、朝からOFFっており
せん妄でてきてるから
嫌な予感しかしない
見事、嫌な予感は的中
数分だけ目を離した隙に
ルート自己抜去していて
血だらけの殺人現場になって
おりました
だよね〜とっちゃうよね〜
もー泣ける
お着替えとルートを取り直し
酸素流してるけどSpo2 下がってきて
ドレナージしながら吸引するけど
上がりきらないから酸素増量。
主治医に報告したら
「ネーザルいこうか」
だよね〜
そうなるよね〜
酸素マスクからネーザルハイフローに
なり、酸素化良好
主治医が口から内服させたいから
ST評価いれると言ったので、
部屋にモニターを入れてモニター越しに
嚥下評価
(感染部屋にはSTさんは入れないので、
私がゼリー状のモノを食べさせて
モニター越しで評価)
その後すぐに他の感染部屋の患者が
他病棟に転棟するための準備
転棟前に患者が大失禁
お着替え中、お局から
「早くしろ!」と
怒られましたが、
無理にきまってんじゃん
こっちはバタバタで、
それどころじゃないんだから、気を遣って
暇そうな人に仕事ふってくれよ
と、嘆く幸子でした
初めての体験で知らないことだらけ
大変でしたが、
いい経験なりました
師長、心の準備があるので、
抜管前日に一言声掛けしてくれたら
嬉しかったぜ
慣れてないから
心臓がもたないぜ
こう見えて心臓ミジンコなんだぜ
復帰後の試練を無事クリアした
幸子でした