編集長の富田志乃です。
昔、書店営業をしていたとき
「ところで富田さんは
どこの書店さん派?」とよく聞かれました。
紀伊國屋さん、
三省堂さん、
ジュンク堂さん、
啓文堂さんなどの
本部担当をしていたからだとは
思うのですが、
私は
「無所属」と常に答えていました。
どこかの書店さんと
どっぶり仲良くなることは
よい部分もありますが、
デメリットもあります。
ずっといい関係が続くことは難しく
先様の担当さんが
変わって、相性が悪くなることだってあります。
そんなとき、
偏った営業をしていると
とたんに売上が下がって困ることになります。
おそらく、
私はそのクセがついているからなのか
編集をするようになってからも
特定の著者に
思い入れることも、
こだわることもありません。
本をつくっている最中は
どっぶり関わりますが、
だからといって
「次の本もロングで出せ」
「あなたはロングの専属だ」
などと、縛りつけるつもりも
すがるつもりもないのです。
ただ、編集者としては
思い入れを持つ方がよいと
いう見方もあるようなのですが、
どうせ、人は裏切ります。
どうせ、人は自分の都合のいい方へ行ってしまいます。
だって、仕事だから。
だったら、
こちらが思い入れを持つことは
ナンセンスなのです。
結局、
「思い入れのある著者」といえば
聞こえはいいですが、
ようは、その著者や会社に
依存しているだけ。
これだけ思い入れを持って
やっているのだから、
あなたもやってくれるよね
的な甘えなんです。
そして
いちばん損をするパターンの
人間関係の構築方法です。
お互いが距離をもって
お互いにフラットな関係でいることが
実はトラブルのない関係を
続けられる秘訣だと
私は思っています。
思い入れというのは、
言葉を替えれば
「執着」です。
執着から発生するもので、
ポジティブなものは
何もありませんから。
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