前々回記事:ヒナ出産までを振り返る【第1章】
前回記事:ヒナ出産までを振り返る【第2章】
病室に入るとすでに分娩室待機中の夫妻がいる模様
(もちろんカーテンで仕切られています)
その夫婦と看護師さんが話しているのを聞くと、
「早ければ朝方に産まれますからがんばりましょうね~」(こんな感じのニュアンスだった気が)
以下ぼくの心の声↓
そんなかかるの
先に入っていた人でそんなにか・・・
じゃあ我々はいったいどうなる
もっとちゃんと食べてきたらよかった・・・(>_<)
起きてられるかな・・・
・・・いやいやいや、ママはそれどころじゃない、サポートするんだオレ
この後に及んでこんな葛藤しながら緊張感・集中力を高めるぼくでした
実際、陣痛の波がくるとママは鬼の形相
そこで、マザーズブレスで一緒に学んだラマーズ法を一生懸命に誘導しながら、ママの恥骨あたりをぼくの握りこぶしでいきみを逃します
→途中から握りこぶしの位置がいまいちだったようでペットボトルに役目を取られてしまいましたが
そして、陣痛の波が止んだあとはひたすら腰のマッサージ
「こんなハイペースでもつのかオレ」
なんて自問自答をしつつ、ママの様子を見て水分補給をしたり、「大丈夫?」などの声がけをしたり
陣痛が落ち着いた時はほんとうに腫れ物が落ちたように安らかに顔になるママ
(たまに仮眠をとってました)
そして陣痛の時は本当につらそうなママ
出産にいたる過程はなんとも平坦な道のりではありません
少しずつ陣痛の周期が短くなり、陣痛の痛みも比例して強くなっている様子
ママの悶える様がその痛みを物語ります
そんな時にハプニング
なんと、
悶えすぎてママの古傷である右肩が脱臼
こんな話聞いたことありますか
目の前で見ていたぼくも疲れと眠気で幻覚かと思いましたよ(((( ;°Д°))))アンビリーバブルヤ
ママの強さを見たのはその後
次の陣痛の痛みに悶えている中、
自分で脱臼していた右肩を入れなおしてました
男前すぎます
そんな必死な中、看護師さんからついに分娩室へ移動許可が
先にママのみで行って、ぼくは少し待機するようにとのことだったので少々休憩
そして、いざ分娩室へ
部屋に入るとママは分娩台待ちでベッドでいきんでいる様子
先ほどの病室同様ラマーズ法を誘導するも、後で聞いたらいきんでいて良いよと看護師さんに言われていたとのこと
めっさ恥ずい(/ω\)イヤン
しばらくして、分娩台が空き、ようやくママの出産の番
「ようやく我々のベイビーに会える」
という気持ちが強すぎてママのお股の近くに行きすぎて看護師さんから注意をうけるぼく・・・
this is 空回り(´・ω・`)ショボン
気を取り直してママの頭付近へ移動し、本格的ないきみタイム
陣痛の時と比較にならないほどの必死の形相
数回いきんで、休憩しての繰り返し
休憩中は水分補給やうちわで扇いだりとぼくなりに必死にサポート
ヒナはかなりママのお腹が居心地よかったらしく、なかなか出てくるそぶりなし
そして、助産師さんのアドバイスを得ながらいきんでいきんでいきみまくって、
ようやく、
「オギャー」
元気な泣き声
無事に出産です(≧▽≦)イエー
出産時刻はなんと4時44分
病院着いてから約10時間くらいでした
ほんとうにママとヒナは頑張ってくれました
ちなみに今しがたググったところ、日本では4という数字はあまり良くないイメージですが、『Angel Numbers』という洋書の中で「444」にこんな意味があるとのこと↓(以下翻訳引用)
何千ものエンジェルが、今この瞬間あなたを囲み、愛し、支えています。あなたは天使の世界ととても強い、明らかなつながりがあり、あなた自身がアースエンジェルです。何も恐れることはありません。すべてはうまくいっています。
ヒナ、エンジェル確定です
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話を戻して体重は2,970グラムでした
今どきではちょっぴり大きめですかね
(ちなみに病室に先に入っていた夫婦のお子さんは4,000グラム超)
そのまま看護師さんが手慣れた手つきでヒナをきれいに洗ってくれ、ようやくご対面
ママはあの時からすでにママの表情になってました
そして、ぼくはビデオ撮影したり、おぼつかない感じで抱っこしたり大慌て
ぶっちゃけ、ママと違ってパパになった実感は湧かず、「ほんとうにお腹に赤ちゃんいたんだ~」って感じでした
でも、立ち会うことで出産の大変さやママの強さを感じることができたので、ほんとうに貴重な体験をさせていただいたな~と、素直に感謝しています
ママにはじめは倒れるんじゃないかと心配されてましたが、以外と平気でしたし、できれば次の子の時も立ち会いたいですね
(ママに拒否されるかもですが)
そんなこんなで出産が無事完了し、お互い開放感からか疲れがどっと湧きましたが、とりあえず12連休最終日に生まれてよかった~
翌日の仕事はほんとうに大変でしたけどね
ちなみにヒナの当時の姿(出産後2・3日後?)↓
今と比べると、ほんとうに大きくなったもんですね
完
前回記事:ヒナ出産までを振り返る【第1章】
実は9/21の翌日、つまり9/22はぼくとママが付き合った記念日です
ちょうど付き合って4年
「もしかして9/15の予定日を過ぎたのは神様が2人の記念日に合わせてくれたのかしら」
なんて、柄にもなくロマンチックなことを話していた当時バカップルな我々
とりあえず9/21はその後陣痛的なものはなく、普通に就寝
そして、翌日
午前中、確か11時くらいにママがまたお腹が痛いとの申告
「もしや陣痛?」
妊娠全百科なる本を熟読していたぼくはすぐさま痛みが走った時間をメモ
ランダムにあった痛みがきちんと定期的に発生、
そして、周期がどんどん狭まってくる
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
陣痛の確定フラグが立ちました
しかし、10分周期になってから病院へ連絡し、病院到着はすでに18時頃
病院に到着してからママだけで診察に行き、小一時間程祝日でガラガラな待合室で待機
待っている間、「さすがに記念日出産は無理か・・・」と、どうでもいいことを考えていたその時、病室へ移動することに
なんでも、子宮口が開ききっていないためにラマーズ法でいきみを逃しつつ子宮口が開くのを待たなくてはならないとのこと
「ついに来たか・・・」
今まで無駄に連休していた分、ついに決戦
緊張の面持ちで病室にインするヒナパパ夫妻でした・・・
つづく(次で産まれると思います)