この前訪れた学芸大学の

マッターホーン。老舗の

洋菓子屋さんだ。

夫がマッターホーンの

バームクーヘンが秀逸だったと

記憶を辿っていたから、じゃあ

買いに行こう、と。


ただ、何故か近頃バームクーヘンは

売り切れることが多いと風の噂で

聞いていた。昨今のバームクーヘン

流行りのせいか?でも

マッターホーンはあまりメディア

には載らない感じがする。



で、やっぱり無かった‼︎

まあ仕方ないと諦めてとりあえず

店内で名物であるダミエを

頂いていると夫が店員さんに

やっぱり最近は難しいですか?

と、まるで取引先と話すかの

ような会話をしていた。



暫くするとマダムらしき方が

低すぎる腰で、バームクーヘンを

お求めですか?と。


今ちょうど店頭に並べる

ところですが、とわざわざ

言いに来てくれた。

それってさー一見当たり前の

ようだがそのマダムたるや

自分たちが入店した時から

なんだかあらゆるお客に

目配りをしているような

姿勢だった。



老舗って時に横柄で名前に

あぐらをかいたような

店も無くはない。だが

あのマダムはひたすらに

丁寧に熱心に接客をしていた。


まあ、売り切れと聞いてから

まさかバームクーヘンを

買って帰ることが出来るとは

思っても見なかったから

感謝感激でここに綴っている

という気持ちもあるが、しかし

接客好きな自分はああいう

目配りをしている接客姿が

好きなのだ。



ダミエも美味しかった。






やっぱーー…

楽しいな、こういうこと。


ちなみに学芸大学商店街で

食べたソフトクリームも

めちゃ美味ーだったよ。


十季舎という店でした。