テレビ朝日「グッド!モーニング」の取材4/10 | 渋谷で働く弁護士鵜飼 大の日記

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こんにちは、弁護士の鵜飼です。


毎日、早朝に放送しているテレビ朝日系列「グッド!モーニング」の取材を受けしました。




今回の取材は、昨日、大きく報道されていた親の監督責任を否定した最高裁判決に対するコメントを求められました。



従前の下級審判例では、親が直接監視していない状況下であっても、子どもが他人に危害を加えた場合には、被害者救済の観点から親の監督責任を認め、目の前にいなかった親が多額の賠償責任を支払うことが多かったと言えます。これに対して、今回の最高裁判例は、以下のように判示して、親の監督責任について初めて基準を立てて判断しました。

「責任能力のない未成年者の親権者は、その直接的な監視下にない子の行動について、人身に危険が及ばないよう注意して行動するよう日頃から指導監督する義務がある」と述べた上で、
「親権者の直接的な監視下にない子の行動についての日頃の指導監督は、ある程度一般的なものとならざるを得ないから、通常は人身に危険が及ぶものとはみられない行為によってたまたま人身に損害を生じさせた場合は、当該行為について具体的に予見可能であるなど特別の事情が認められない限り、子に対する監督義務を尽くしていなかったとすべきではない。」と判示しております。

この最高裁判決により、直接監督していなかった親の監督責任は、一定程度絞りをかけられたと言えるでしょう。
もっとも、予見可能性がある等、「特段の事情」があれば親の監督責任も追及し得るとしているので、親の監督責任がまったく認められないものではありません。

今回の最高裁判例は、親の監督責任の判断に際して、今までよりも緻密に判断すべきと下級審に対して指針を示したものと言えるでしょう。






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