鼻粘膜不全症候群(鼻粘膜荒廃症候群)
  • 22Dec
    • (鼻腺)が無くなった副鼻腔は、細菌が繁殖し放題

       私の提唱する“鼻汁分泌不全症候群”は主に慢性鼻副鼻腔炎末期像とも言えます。小学校低学年次からの重症の慢性鼻副鼻腔炎が治った(単に鼻汁を分泌する細胞すなわち鼻腺が慢性的な炎症により破壊され尽くした病態ではありますが)と思ったときから、強い鼻臭を放ち始める病態です。 昔は、慢性鼻副鼻腔炎が多かったため、多かったと推測されます。また、昔は多かった鼻臭症の陰に隠れ、軽症の鼻臭症と診断されることが多かったと推測されます。 しかし、他の様々な原因でも起こり得ます。鼻中隔矯正術により鼻粘膜の鼻腺が破壊され鼻汁分泌が大きく低下した症例、ガスストーブの熱気が出る出口で寝ていて鼻粘膜の鼻腺が破壊され尽くされた症例、馬油など何かの物質にアレルギー反応を起こし鼻粘膜の鼻腺が破壊され尽くされた症例、など様々考えられ得ます。 しかし、これらを訴え、耳鼻咽喉科を受診しても、自己臭恐怖・自臭症扱いされることが、ほぼ全てです。こういう病態像は耳鼻咽喉科の本や雑誌には載って無く、該当する病名が無いのです。 細菌の代謝産物を喉へと押し流す作用が無くなっているのですから、鼻の先に砂糖を付けて、その甘さが感じられる時間を計ってみると判明するでしょう。鼻粘膜の異物を喉へと押しやる機能が廃絶していますから、いつまで経っても甘さを感じることは出来ません。 日本の耳鼻咽喉科学会に相手にされないならば、今はプレプリントサーバーがあります。論文が載るまでのタイムラグを埋めるためのサイトが出来ています。海外へと訴えることが出来ます。但し、読者が少ないことが欠点です。 昔、良く行われていた、慢性鼻副鼻腔炎の手術も、単に鼻汁を分泌する細胞(鼻腺)を粘膜とともに取り除いていただけであると定義することも可能と思われます。鼻汁を分泌する細胞(鼻腺)が無くなった副鼻腔は、細菌が繁殖し放題となっていただけと考えられます。 怒りの提言です。

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  • 21Dec
    • 真菌が鼻粘膜上で広範囲に増殖する

      真菌が鼻粘膜上で広範囲に増殖する塊を造らずに、広範囲に鼻粘膜に増殖する病態ですが、内視鏡では、慢性鼻副鼻腔炎などで荒廃した鼻粘膜が映るだけです。この前までは、黄色ブドウ球菌が犯人と考えていましたが、真菌の可能性もあり得ると考えています。「真菌は細菌と異なり、培養検査はほとんど役に立ちません。真菌は、その疑わしい組織を切り取って、顕微鏡で写真に写さないと判断できません」真菌培養は全く当てにならないのです(信頼性はゼロに等しいのです)。そのため、耳鼻咽喉科では真菌検査は行われません。ただ、患者さんの満足を得るため、時折、真菌培養をする耳鼻咽喉科も稀ながら居るようですが、保険に通ることは不可能と思います。つまり、鼻粘膜が水虫のようになった状態です。内視鏡では鼻粘膜が荒廃しているとだけ、と映るだけです。これは慢性鼻副鼻腔炎が非常に多かった時代には非常に多かったと思われますが、検査技術がありませんでした。また、真菌は変遷している可能性も僅かながらも考えられます。この可能性を考え、ラミシールクリームを一日2度は綿棒で鼻腔内に塗る日々です。サーレSは今の時期、鼻が乾燥してしまいますね。グリセリンがサーレSには少ししか入っていないので、自分でグリセリンを足さないといけない。もちろん、今の時期は、ずっとマスクをしています。真菌塊を作る状態しか今の耳鼻咽喉科は考えていません。真菌塊を作るとCT・MRIに映るからです。慢性鼻副鼻腔炎の終末像として、鼻汁を分泌する鼻腺がほとんど殺され、細菌や真菌の排泄物を喉へと押しやることが出来ず、鼻臭を発すると考えられます。慢性鼻副鼻腔炎は治癒したは間違いで、多くの場合、単に鼻汁を分泌する鼻腺がほとんど殺され、鼻汁が出なくなった状態と考えられます。対処法は頻回の鼻うがい、しか方法はないと思われます。

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  • 07Dec
    • 鼻うがいは推奨されないという意見も

      鼻うがいは推奨されないという意見も医学専門サイトに5年ほど前、「高齢の人で毎日のように鼻うがいを為ている人に鼻粘膜が皮膚化している人を何人も見てきた。これから鼻うがいは推奨されない」という書き込みがありました。1日2回も多く、出来得る限り、鼻うがいは為ない方が良い、人と接する場面の直前に鼻粘膜を傷付けることのないサーレSにグリセリンを十分に足したものか、この前までの私のようにヤクルトL92原液そのままハナノアに入れて鼻うがいをする方が良い、と私は思います。上記の高齢の人何人かは、食塩を適当に入れて鼻うがいを為てきたと推察されます。まさか水道水そのままでは非常に滲みるので食塩を入れて鼻うがいを為てきたに間違いありません。以前、耳鼻咽喉科ではまず最初に鼻うがいでした。それが今では霧吹きに変わっていることに驚きました。鼻うがいの害が知られてきたのかな?と思いました。私は小学生時、行っていた耳鼻咽喉科での鼻うがいでは全く乾燥感も何も感じられませんでした。十分に鼻粘膜を守る成分が入っていたと推測されます。最近、一週間ほど、サーレSを使って、鼻の乾きを実感してきたため(これほど自分の鼻粘膜は荒廃しているのかと愕然としました)、サーレSにはグリセリンを十分に入れて行うべきと私は思いますし(もう十分に入れました、しかし、未だ不十分のようです)、ヤクルトL92に戻したくも思っています。昔、耳鼻咽喉科で鼻うがいを為ていた溶液(あれは保温はしていなかったように思います)を販売されたらどんなに良いだろうと思います。とにかく鼻うがいは人と接する機会の直前に極少量する、に留めておこうと思います(出来得る限り、鼻うがいは控える)。北海道産の馬油でアレルギーを起こし鼻毛が生えて来なくなったし(馬油をニキビに使って激しいアレルギーを起こした若い女性から馬油を推奨する私は激しい批判を受けました。)…….

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  • 06Dec
    •  ——鼻粘膜不全症候群(新型鼻臭症)——

      【研究報告】   
 鼻臭を訴え自臭症と診断されてきた9例  ——鼻粘膜不全症候群(新型鼻臭症)—— 
        toshichan-man*   【Key words】halitophobia, nasal mucosal insufficiency syndrome, ozena of a new concept, nasal mucosal ruinment syndrome, staphylococcus aureus【抄録】 鼻臭を訴え、精神科にて自臭症と診断されてきた9例を示す。しかし彼ら彼女らは実際に強い鼻臭を放っている。鼻甲介の萎縮および痂皮形成が認められないため、萎縮性鼻炎・臭鼻症の概念に当て嵌まらない。 視覚的に認められず、臭気としてのみ認められる病態であるため見逃されてきたと考えられる。萎縮性鼻炎・臭鼻症と比べ発症年齢はやや遅く、男女の罹患数に差はない。 鼻粘膜が慢性鼻副鼻腔炎あるいは何らかの原因により、荒廃しきっている状態と推測される。鼻腺が極少なくなっているため、鼻汁の分泌は非常に少ない。鼻粘膜の繊毛運動もほぼ完全に傷害され、細菌の代謝産物を喉へと押し流す作用がほとんど無くなってしまっている。 この疾患の頻度は高いが、放置あるいは精神科にて自臭症と診断されている。鼻粘膜不全症候群(新型鼻臭症)と名付ける。また、鼻粘膜荒廃症候群と名付けても良いと思われる。【はじめに】 最近、鼻臭を強く訴えている者が非常に多い。精神科にて自臭症と診断されているが、実際、彼ら彼女らは強い鼻臭を放っている。 鼻腔内に痂皮形成はなく、萎縮性鼻炎・臭鼻症と異なる。鼻副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎に対し現在は抗生剤が使用されていることがこういう病態が非常に多く出現する一つの原因と考えられた。9例を提示する。【症例】 (症例1)54歳、男性現病歴:症例は口臭を非常に気にしており、これに依る社会不安障害(対人緊張)があった。社会不安障害の治療歴は36年に及ぶ。 幼い頃より虫歯が多く、歯よりの悪臭と自己判断し、幾つかの歯科を周り、歯の治療を徹底的に行ったが悪臭は軽減せず(自己判定)。口臭は胃食道逆流症に依ると自己診断し、大学病院などで24時間PHテストなどを受けたが、いずれも胃食道逆流症は否定された。胃食道逆流症でなくとも慢性胃炎あるいは機能性胃腸障害に依っても口臭が酷くなると症例自身考え、慢性胃炎あるいは機能性胃腸障害を治すように漢方治療を行っていた。しかし、治療結果は芳しくなかった。 症例は、24時間PHテストの方法に矛盾がある、腹腔圧が掛かったときに逆流するのであり、検査の時は半絶食で調べるため陰性と出る、と主張し、2回目の24時間PHテストを受けると主張していた。 症例が自分の臭いが口臭でなく鼻臭であると思い始めたのは、2回目の24時間PHテストを受ける直前、ネットの「鼻臭で悩む友の会」を読んでからであった。症例は小学校低学年より重症の慢性鼻副鼻腔炎に非常に悩んでいたが、高校二年春より慢性鼻副鼻腔炎が軽症化したのか、分泌物が減少したのか、慢性鼻副鼻腔炎に悩まなくなった。 この高校二年春、小学六年の頃から悩んできた重度のニキビが劇的に寛解した(授業中、出てくる鼻水に苦労しなくなった時期と全く一致する)。 鼻汁が出て授業中に苦労しなくなった高校二年からか、記憶を辿ると少なくとも高校三年冬には鼻臭を強く発していたと考えている。 現在は、馬油をときおり鼻腔内注入して凌いでいる。勤務先では机の上に馬油の瓶を置き、2,3時間おきに鼻腔内注入している。 鼻腔の乾燥感が強い。(症例2)39歳、女性現病歴:小学4年時、鼻副鼻腔炎になった。中学生になってから頻繁に鼻が詰まり夜は鼻呼吸が困難になった。同時に鼻から悪臭が発しているらしいことを知る。耳鼻咽喉科に鼻臭を訴えて行ったが、軽くあしらわれた。この頃、同級生より「臭い」と言われ激しい苛めを受けた経験がある。中学2年時、慢性鼻副鼻腔炎・臭鼻症などに効果があると言われる市販の漢方薬を服用始めて三ヶ月ほどで寛解(鼻臭を気にしないでも良いようになる)したが、高校1年時、再燃した。図書館で調べて自身の病態が臭鼻症らしいことを知る。中学生時は“屁の臭い”“便の臭い”がすると言われていた。 20代の時、ある耳鼻咽喉科で「鼻の中が真っ黒だ! タバコをゴジラのようにプカプカ吸っているのだろう!(症例はタバコは吸わない)」と言われたことがある。このとき慢性鼻副鼻腔炎が非常に悪化し青っぽい鼻汁が大量に出ており、職場で症例の居る所を指さして
“あの辺イカ臭い〜生臭い〜”と大騒ぎされた。これは抗生物質を7日間服用した直後のことであった。このときは緑膿菌が異常増殖していたと推定される。 生理周期に寄って鼻臭が強くなったり弱くなったりする、特に月経中は臭いが強い、と主張する(自分では臭えないため、周囲の反応から判断している)。 最近は“屁の臭い”を指摘されることが多いと言う。鼻の乾きを自覚している。 鼻腔の乾燥感が強い。(症例3)56歳、男性現病歴:小学生低学年時より耳と鼻が悪く耳鼻科へ通院していた。中学・高校時代は大量の鼻水が出て授業中苦労した。 高校卒業後、A社の東京支部に入社する。200名近い人がいるフロアで仕事を行う。そこで「臭い」と会社の社員から陰口を言われる。しかし、本人はあまり気に掛けないでいた。 30歳時、大阪支部に移動となる。ここでも200名近い人がいるフロアで仕事を行う。東京支部に居たときの噂が伝わってきており、同じように「臭い」と会社の社員から陰口を言われる。若手の社員が症例の近くに来て臭いを嗅ぎ「臭い」と言うことが頻繁に起こった。症例は悩んで大学病院で慢性鼻副鼻腔炎の手術を受けた。時間的余裕が多い職場であったため、こういう苛めが起こり得たと推測される。 インターネットで「鼻臭で悩む友の会」を見つけ、ここで自らが臭鼻症であるらしいことを知る。幾つかの耳鼻科を受診し、萎縮性鼻炎と診断されたこともある。 また、ある耳鼻科では精神科への紹介状を書かれたこともあり、精神科を受診したこともある。 精神科では自臭症と診断され、抗不安薬と抗うつ薬(alprazolam, sulpiride)を処方された。性格は円満で、社会性は高い。 鼻腔の乾燥感が強い。(症例4)26歳、女性現病歴:19歳時、鼻汁が大量に出て来るようになり耳鼻咽喉科受診。鼻副鼻腔炎と診断され抗生剤などを処方される。鼻副鼻腔炎になって1年後頃から鼻臭を発し始めたと言う。耳鼻咽喉科への通院は2年で止んでいる。鼻副鼻腔炎の治癒と診断されたからである。「鼻臭で悩む友の会」では多くの書き込みをし、多数の友人が居る。しかし、耳鼻咽喉科に通院しなくなってからは完全な引き籠もり状態である。 何故か、家人(父、母)に引き籠もっている理由を言わない。「鼻臭で悩む友の会」での多くの書き込みから統合失調症、うつ病性障害、人格障害は否定され、軽症の全般性不安障害と診断されるが、精神科受診はない。「鼻臭で悩む友の会」の書き込みから判断すると、症例は素直であり、気遣い優しく、他人への思い遣りも強く、父母に引き籠もりの理由を話さない理由は、父母との間に他人には理解難しい確執があるためと主張する。また、「鼻臭がするため外に出られない」ことが父母に理解されないためとも考えられる。 馬油の鼻腔内注入を行っている。これで多少の効果があると言う。 鼻腔の乾燥感が強いが、これは耳鼻咽喉科から鼻副鼻腔炎の治癒と診断されてからである。(症例5)28歳、女性現病歴:高校生時、鼻副鼻腔炎に罹患、耳鼻咽喉科受診し、抗生剤などの投与を受けてきた。鼻副鼻腔炎は数年で寛解し、耳鼻咽喉科への通院を中止した。臭いと言われ始めたのは耳鼻咽喉科へ通院していた高校時代の終わり頃であった。 臭いと人から言われるため、人と接することを極力避けるようになった。社会不安障害と自己診断していた。腋臭と思い、腋臭の手術をしたのはこのためである。 自分が臭いと思い、試験場で極度に緊張し、大学入試に失敗する。浪人となるが予備校に通うのは自分が臭いため通わず、自宅浪人する。しかし、大学入試模擬試験場での極度の緊張のため、成績不振が続き、大学進学を諦める。 アルバイトをしようにも、自身が臭いためアルバイトが出来ない。実質上、閉じ籠もりに陥る。 腋臭と思い、21歳時、腋臭の手術をするも周囲から臭いと言われ続けた。術後臭と数年間は自分で判断していたが、術後臭ではないらしく、臭いの原因が分からないで居た。1年余り前、鼻臭であることに気付く。 耳鼻咽喉科を受診するも自臭症と診断され、心療内科受診を勧められる。しかし、心療内科への紹介状はそのままにしている。「鼻臭で悩む友の会」で自分と同じ悩みの人が多いことに気付く。 鼻腔の乾燥感が強い。(症例6)29歳、女性現病歴:小学校低学年時より鼻副鼻腔炎で耳鼻咽喉科にて最近まで治療を受けてきた。小学校低学年時より抗生剤を服用してきた。 中学時代から悪臭を放っていたように思えるが、はっきりしない、小学生時代より悪臭を放っていたのかも知れないと言う。「鼻臭で悩む友の会」の自己紹介には次のようにある。  「もう何年も心から笑ってません。  笑うと臭いを放ってしまうから、口を閉じて笑う術を身につけました。  極力会話は、短く、単語で済ます術を身につけました。  自分で吐いた息は、自分で少しでも吸うように努力しています。  周りはこの努力をしらない。  だからブレスケアを差し出してくるし  ファブリーズを差し出してくる。  あなたが優しさのつもりでしてくれているその行動が、私を余計に苦しめる。  子供好きだし、結婚だってしたい。  でもこの臭いのせいで恋愛しちゃいけない気がして全てシャットダウンしてきた。  仕事一筋っすよ。笑  迷惑覚悟で接客業してます。  臭くて暗くて仕事できないやつ、より  臭いけど元気で仕事できるやつ、を 目指すようになったのは、ここ最近かな。 有名な歯医者にも行きました。人間ドックもしました。胃カメラだって飲みました。漢方療法にも挑戦しました。なのに、どこで何がこの匂いを放っているのか分かりませんでした。鼻臭であることに気付いたのは半年前です。 いつになったら心から笑えるようになれるのでしょうか。」 生理のサイクルに呼応して鼻臭が強くなったり鼻臭がほとんど無くなることが多いと主張する。 鼻腔の乾燥感が強い。 (症例7)19歳、男性現病歴:高校1年春、鼻副鼻腔炎に罹患し、耳鼻咽喉科に1年余り通い、抗生剤などの投与を受け、軽症化したため、通院を中止した。臭いと言われ始めたのは通院中である。 親から精神科受診を強制され、受診し、自臭症と診断される。精神科には2年間ほど通い、抗不安薬、抗うつ薬(mexazolam, alprazolam, amoxapine etc)を処方され続けた。精神科は薬を飲むと眠くなるだけで全く効かなかった、と言う。「高校は授業中辛くて早退と欠席したりしながらもなんとか卒業できた。しかし、大学を全て落ち、現在、予備校生となっているけど、授業中辛くて早退と欠席を繰り返している」「親は、臭くない、しつこい、気にしすぎ、好い加減にしろの一点張り」「鼻臭なかったら人生どれだけ変わっていただろう。他人からしたらそんな事で……と思われるかもしれないけどそう思う。どこ行っても臭いと言われ避けられてる」「大学受かったとしてもこれからのこと考えると、自分にもう希望なんて殆ど無いし、もうどうしたらいいか分からない」と書き込んでいる。 馬油の鼻腔内注入を勧める。すると少し臭いが軽減すると言う。性格の曲がりはなく素直と思える。 鼻腔の乾燥感が強い。(症例8)37歳、男性現病歴:高校時、冬、温風ストーブの前で寝込んで長時間、温風を吸い込み、それにより鼻腔内に瘡蓋を形成したと主張し、複数の耳鼻咽喉科を受診した。ある耳鼻咽喉科から自臭症と診断され心療内科受診を勧められ、紹介状とともに心療内科を受診し、現在も心療内科通院している。心療内科は眠剤が欲しいために通っている。 Y局に勤めており、苛めを受けたことはない。これはY局での症例の仕事は人と近くで接することが非常に少ないためと推測される。Y局では夜勤の非常に多い部署に勤務している。Y局に入社時、鼻臭を気にしていたため、普通の人は避ける現在の部署を選んだ。 鼻腔の乾燥感が強い。(症例9)31歳、男性現病歴:19歳時より冷凍室の中で働くようになって自然に臭鼻症に成ったと言う。 耳鼻咽喉科を受診したが、自臭症と診断される。精神科受診歴はなし。 仕事は休むことなく真面目に行っている。今も冷凍室の中で働くことが多い。仕事上、人と近くで接することは少ない。苛めを受けたことはない。 人を自分の車に乗せると臭いと思うので乗せられない、人の家の遊びに行くときは人の家に入る前に必ず車の中でハナノア(生理食塩水などを入れて鼻腔を洗う器具)などで鼻腔を洗ってから行くようにしている。 鼻腔の乾燥感が強い。【考察】 萎縮性鼻炎・臭鼻症は謎の疾患としてエジプトの古文書にも記載されている。萎縮性鼻炎・臭鼻症は「悪臭、萎縮、痂皮」の三主徴候を伴うとB.Frankel が提唱し、一つの疾患としての地歩を築いたとされる7)。 以前は世界的に萎縮性鼻炎・臭鼻症の頻度は高く、その病因について様々な議論が為されてきた。女性ホルモン投与が効果があることが経験的に知られていたこと、老年期になると自然治癒することが多く認められたこと、女性が男性より罹患率が2倍余りであったこと、女性患者では生理周期に応じて鼻臭が強くなったり弱くなったりを繰り返すことが多かったこと、これらを併せると性ホルモンが萎縮性鼻炎・臭鼻症に大きく作用していたことを示唆した7)。しかし、萎縮性鼻炎・臭鼻症は減少を続け、現在では世界的にも非常に発生が少なくなった1,7)。 鼻臭を訴えて耳鼻咽喉科受診しても萎縮性鼻炎・臭鼻症の疾患概念に当て嵌まらないため自臭症として精神科紹介される患者が全てと言って良い。しかし、この中には自臭症ではない患者が多く含まれているように考えられた。 これは「悪臭」のみであり萎縮、痂皮がないため物体として認知することができず、今まで見逃されてきた疾患と言える。CT・MRIおよび鼻腔内視鏡にも映らず、悪臭の研究は進んでいない現代医学の盲点とも言える。 便の臭い・屁の臭いの時は黄色ブドウ球菌、魚の腐ったような臭いの時は緑膿菌が異常増殖していると考えられる11)。 9例ともに痂皮形成は認められないため古い概念の臭鼻症には当て嵌まらない。しかし、9例ともに強い鼻臭を放つ。 以前にも存在した病態かもしれないが、CT・MRIおよび鼻腔内視鏡上、痂皮形成など何の異常も見られないため見逃されてきた可能性も考えられる。 この疾患の頻度は高いが、ほぼ全てが自臭症と診断されている。しかし、その悪臭は同じ部屋に居ることを拒否する人が続出するほど強いこともあり、自臭症は否定される。この悪臭の強さは古典的な臭鼻症より弱いと考えられる。“苛め”が激増した現在「臭い人」として“苛め”を受けていることが非常に多い。また、社会逃避、引き籠もりに陥っている者の数も多い。症例4は単なる一例である。 鼻前庭部には黄色ブドウ球菌が常在菌として生息しているが、粘膜で覆われた固有鼻腔には黄色ブドウ球菌が生息していることは通常無く、肺炎球菌(Streptococcus pneumonia)、インフルエンザ桿菌(Haemophilus influenza)、髄膜炎菌(Neiseria meningitides)など各種微生物が常在菌として定着している14)。しかし、固有鼻腔鼻粘膜の健全性が強く損なわれているという基盤の下に、固有鼻腔鼻粘膜に黄色ブドウ球菌、緑膿菌のうちその何かが強く増殖し、強い鼻臭を放つと考えられた。黄色ブドウ球菌の場合が非常に多く90%以上と考えられ、緑膿菌の場合は抗生剤の投与後が多いと考えられた。 現在は、鼻副鼻腔炎にマクロライド系抗生物質の少量長期投与を行うことが一般化しているが、これにより分泌液(鼻汁)を産生する細胞が死滅し、黄色ブドウ球菌が産生した代謝産物を喉の方へ押し遣ることができず、更に鼻臭が酷くなっていると考えられる4)。 抗生剤を飲んで数日のみだが劇的に悪臭が減ると言う患者が非常に多い。これは悪臭を放っているのは黄色ブドウ球菌であることを支持する。少なくとも黄色ブドウ球菌の場合、薬剤への耐性を得た黄色ブドウ球菌は、生息能を犠牲にしてその薬剤耐性を得ているため、普通の黄色ブドウ球菌より生息能が弱い2)ことが一般である。固有鼻腔および副鼻腔鼻粘膜に薬剤耐性の黄色ブドウ球菌が極少数隠れるように生息していることが想定される。    黄色ブドウ球菌が異常増殖できない健全な固有鼻腔および副鼻腔鼻粘膜に戻すと良いことになるが、これは極めて至難と考えられる。鼻臭を訴える者の大部分は“鼻の乾き”を訴え、鼻汁を分泌する器官である鼻腺の多くが死滅していると考えられる。黄色ブドウ球菌は乾燥に強いが、湿潤状態では他の菌も増殖しやすくなり黄色ブドウ球菌は駆逐される。 固有鼻腔の支配菌が黄色ブドウ球菌となったとき、抗生剤で黄色ブドウ球菌を駆逐することは、鼻前庭部に黄色ブドウ球菌が常在菌として存在しているため、一時的な駆逐しか望めず、極めて困難と考えられる。鼻前庭部から黄色ブドウ球菌が固有鼻腔へと渡ってくるためと、その固有鼻腔鼻粘膜が黄色ブドウ球菌の代謝産物により破壊されているからである。 本来なら皮膚など乾いた培地を好む黄色ブドウ球菌が生存できない固有鼻腔に、黄色ブドウ球菌が生存できるような変化が起こったため、黄色ブドウ球菌が固有鼻腔に支配的に存在し鼻臭を放つようになっている。その原因は1)長年の慢性鼻副鼻腔炎に依る固有鼻腔粘膜の損傷2)排気ガスなど吸引、また、冷凍室の中で働くことなどに依る固有鼻腔鼻粘膜の損傷などが考えられる。 幼少期から重度の鼻副鼻腔炎であった者が学生時代にそれが治ったと思った頃から“鼻臭”を訴え始めることが非常に多く、これは鼻粘膜の鼻腺の破壊により鼻汁分泌が極度に低下し、細菌の代謝産物を喉へと送る機序が無くなったためと考えられる。また、これは慢性鼻副鼻腔炎が治癒したのではなく、慢性鼻副鼻腔炎が終末期(荒廃期)に入ったと言うことが正しい。 症例2では中学生時、臭鼻症に効くとされる漢方薬の服用にて一年半ほど寛解していたが、これは漢方薬服用によって固有鼻腔鼻粘膜の健全性が高くなり、健全な鼻腔内に多い細菌が支配的となり、悪臭を放たなくなったためと考えられる。また、症例2は「薬によって効き過ぎることが良くある」と言うように薬剤に非常に敏感なため、その漢方薬が効いたと考えられる。 症例2が中学生時、鼻臭が酷かったのは、抗生剤の投与後である。抗生剤投与により固有鼻腔そして副鼻腔に於ける支配的な菌が緑膿菌に変化したためと考えられる。このように黄色ブドウ球菌だけでなく緑膿菌の場合も悪臭を放つことがあると考えられる11)。 9例ともに古典的臭鼻症すなわち萎縮性鼻炎・臭鼻症の特徴である固有鼻腔の痂皮形成は認められない。固有鼻腔鼻粘膜の健全性が強く損なわれているという基盤の下に、固有鼻腔鼻粘膜に黄色ブドウ球菌が強く増殖し、強い鼻臭を放つと考えられた。現在、急速に増加している自称臭鼻症の多くはこれと考えられた。 痂皮形成による痂皮に於ける細菌の増殖と排泄物の貯留ではなく、固有鼻腔に於ける黄色ブドウ球菌の異常増殖とその排泄物の貯留という病態であるため、夜、帰宅後、生理食塩水にて鼻腔洗浄しても翌日の朝には鼻腔より悪臭を放つ例が全てと言って良い。生理食塩水による鼻腔洗浄は一時的には奏功するが、その効果継続時間は長くない。よって出勤または登校前に鼻腔洗浄することを勧めているが、午後には鼻臭を放ち始める者がほぼ全てである。“臭鼻症”で検索すると中国に多いことが分かる。これは中国の大気汚染が激しい故と考えられる。固有鼻腔の鼻粘膜が破壊されるほど中国の大気汚染が激しいことが想定される。 この病態は慢性鼻副鼻腔炎が非常に多かった時代には多く存在していたが、萎縮性鼻炎・臭鼻症の陰に隠れ、軽症の鼻臭症あるいは疾患なしと診断されていたと考えられる。また、昔は、悪臭に寛容であったためと考えられる。 これは新型鼻臭症と名付けても良いと思われる。【最後に】 現在、慢性鼻副鼻腔炎の治療にマクロライド系抗生物質少量長期投与がスタンダートに行われているが、この治療法を受けて以来、鼻臭を発するようになったという患者が非常に多く、マクロライド系抗生物質少量長期投与は免疫的機序により粘液排泄を抑制するとされるが、永続的な粘液排泄抑制作用が現れる、または粘液を産生する細胞を殺す作用が現れる患者も少数ながら居るのでは、と考えざるを得ない。【文献】1) 古内一郎:萎縮性鼻炎. アレルギーの臨床 9(3):172-175, 19892) 菊池 賢:MRSA/各種耐性菌の現状と対策. 日医雑誌 第127巻・第三号:347-351, 20023) A.Konvalinka, L.Errett, I.W.Fong : Impact of treating Staphylococcus aureus nasal carriers on wound infections in cardiac surgery, Journal of Hospital Infection 64, 162-168, 20064) 工藤翔二,木村 仁,植竹健司:びまん性汎細気管支炎に対するマクロライド系抗生剤の少量長期投与の臨床効果.日胸疾会誌22:254,1984.5) 石光亮太郎:当科における鼻副鼻腔真菌症の治療経験. 日本耳鼻咽喉科感染症研究会誌. 第17巻. 第1号:143-147, 19996) 宮本忠雄 : 体臭(口臭)を訴える患者についての精神医学的諸問題. 歯界展望25: 461-471. 19657) 武藤二郎:萎縮性鼻炎・臭鼻症. JOHNS 8:1015-1019, 19928) 中沢晶子: 体臭を訴える病者の心性について-人間学的観点からの一考察-. 精神経誌65: 879-884, 19639) 近江健作:萎縮性鼻炎の細菌学的研究:久保式萎縮性鼻炎手術施行前後に於ける鼻腔微生物叢の変遷に就いて. The Journal of Chiba Medical Society 32(6): 937-952, 195710) 大橋浩文:月経周期に伴う膣内細菌の変動. 感染症学雑誌 54(7):321-330, 197011) 立花隆夫:褥瘡の対処と治療. 診断と治療 90:1601-1607, 200212) 横井秀也:萎縮性鼻炎の臨床統計及び本症に対するグリンポール使用経験. 耳鼻臨床49(6):39-49, 195613) 宇田川優子: 小児鼻・副鼻腔炎の細菌学的検討. 小児耳17(1): 48-51, 199614) 内田安信: 歯科心身症の診断と治療、第1版, 医歯薬出版, 東京, pp69-107, 1986 **〜〜**〜〜**〜〜**〜〜**〜〜**〜〜**〜〜**9 cases suffering from nose smell, which are misdiagnosed as halitophobia * **〜〜**〜〜**〜〜**〜〜**〜〜**〜〜**〜〜**

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  • 05Dec
    • 鼻うがいは1日2回に留めておくべき、という耳鼻咽喉科医の意見

      鼻うがいは1日2回に留めておくべき、という耳鼻咽喉科医の意見。これは1日2回までに留めておかないと、鼻粘膜を守る有効成分を洗い流してしまい、鼻粘膜が荒れてしまう、鼻粘膜が損傷するから、という鼻うがいを推奨されている鼻アレルギーを専門とされている耳鼻咽喉科医の意見です。この医師は、鼻アレルギーに鼻うがいが有効と推奨されていますが、1日2回が一番という意見です。夜寝る前と朝だったように記憶します。最近、サーレSによる鼻うがいを頻回に行っていたtoshichan-manですが、鼻の乾きを自覚し始めていました。サーレSにはグリセリンが入っているものの量が少なく、鼻粘膜を守る作用が弱いようです。グリセリンはアマゾンより医薬品を購入していますから(何処に置いたかな?)それを混ぜようとも思います?ヤクルトL92原液そのままで、鼻うがいを為ていたときには、鼻の乾きは自覚していませんでしたが、却って鼻臭がするように思えて(乳酸菌が鼻粘膜で発酵する??)ヤクルトL92からサーレSに替えてましたが、これほど鼻の乾きを自覚するようならば、以前のヤクルトL92に戻そう、と考えています。ヤクルトL92を使用中、ハッキリと1回は1時半後に「臭い」と言われました。ヤクルトL92に戻そうかな?とも思います。有効時間は1時間余りと言うことのようです。サーレSを少し薄めに使っていたかな?元々、サーレSは生理食塩水とほとんど変わりは無いようにも思えます??臭いに非常に敏感な人から、そう言われたから、気にする必要性はないのかな?ヤクルトL92の成分が固有鼻腔(鼻の中)に於いて乾いたときに臭い(悪臭)が発生するようです??ヤクルトL92原液そのままは鼻の乾燥感が全く発生しないし、良いと思っていたのに、ショックでした。ヤクルトL92を鼻うがいに使っておられる方は居られるでしょうか?サーレSは生理食塩水とほとんど変わらず、グリセリンを混ぜるしか無いようです。サーレSをヤクルトL92の瓶に溶いて冷蔵庫に入れてましたが、グリセリンを混ぜることを実行しようと思います。重曹も買っていたから……でも重曹は鼻粘膜を守る作用が弱いようです。昔々、耳鼻咽喉科医にて行われていた鼻うがいは鼻粘膜に良くないと中止され、霧吹きの吸い込みに変わったようです。また、抗真菌剤(ラミシールクリーム)を綿棒に付けて鼻の奥に吸い込むということを1日2回ほど行っていますが、こちらは鼻の乾きは自覚しません。これほど臭うなら真菌感染だろう、と考えてのことです。教科書的な鼻の真菌症ではないにしろ、鼻粘膜でカンジダなど真菌が異常増殖を起こしている機序を考えるからです。新種の真菌が流行って居るのかも?とも考えています。グリセリンを探してきます。グリセリン有りました。ハナノアのように小さい瓶で(プラスチック製)、ハナノアの代わりにも使えそうです??これを数滴、混ぜると良いのだな???グリセリンは底に沈んでゆくようで、使うときは混ざるように少し振って使うべきのようです。(追記)(鼻粘膜荒廃症候群)の方が“鼻汁分泌不全症候群”より適当と思ってきました。慢性鼻副鼻腔炎などで鼻粘膜が荒廃し、鼻汁分泌不全だけでなく、鼻粘膜が鼻粘膜上の物質を喉へと押し流す作用が非常に弱くなっている、または無くなっていることが考えられるからです。これからは“鼻粘膜荒廃症候群”と呼ぶことにします。(追記)ブログに、“鼻粘膜不全症候群”と書いていました。こちらの方が適切な名前と思います。これからは、“鼻粘膜不全症候群”と呼ぶことにします。(追記)固有鼻腔(鼻の穴)に綿棒に砂糖の溶液を付いたものを入れて、十数秒(数秒?)で砂糖の甘さを感じるのが普通?ですが、“鼻粘膜不全症候群”では感じません(toshichan-manは全く砂糖の甘さを感じません)。これは耳鼻咽喉科医に説得力があります。鼻粘膜の荒廃度を如実に示すからです。(追記)“鼻粘膜不全症候群”あるいは“鼻粘膜荒廃症候群”とは慢性鼻副鼻腔炎などで鼻粘膜が荒廃し、鼻腺が極少なくなり粘液を出すことが出来なくなり、また鼻粘膜の繊毛運動が無くなっているため、細菌の代謝産物を喉へと送り込むことが出来ず、鼻臭を放つ病態である。これに悩む人は多く、イジメが流行った現在、重大な症候群と言えよう。

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  • 02Dec
    • 鼻臭の人が少なくなったように思う。

      鼻臭の人が少なくなったように思う。以前、ここは、「鼻臭で悩む友の会」だったと思う。慢性鼻副鼻腔炎が少なくなったから、鼻臭で悩む人が少なくなったと思う。日記などを見ても、一見して直ぐに、自己臭恐怖と分かる人の書き込みが非常に多くなっています。鼻臭は自分では分からないから、何処から悪臭が出ているのか分からない。私もずっと慢性胃炎からの口臭と思ってきました。鼻臭と気付いたのは、24時間食道pHモニタリングを受けて、逆流無しと診断されたからです(これから、何処から悪臭が出ているのだ?と煩悶しました)。このサイト(「鼻臭で悩む友の会」)を見て、初めて鼻臭ということに気付きました。それまで医者ながら、鼻臭症という病気の存在さえ全く知りませんでした。今の医学書には、鼻臭症、というのは書かれてありません。ずっと昔の耳鼻咽喉科の大きな本には、ほんの少しだけ、鼻臭症、が書かれてありますが、ほんの少しだけです。今の耳鼻咽喉科の本には記載なしです。今は、ネットが盛んとなり、鼻臭症、で検索して幾つもの論文が出てきます。教科書的な鼻臭症は、肉眼的に見ることが出来ます。しかし、今流行っている鼻臭症は肉眼的に把握できず、「自己臭恐怖・自臭症」扱いです。B-spot療法で通っていた懇意な耳鼻咽喉科医にも、「自己臭恐怖・自臭症」扱いされました。「自己臭恐怖・自臭症」は非常に医者を悩ませる扱うのが厭になる疾患というか病態だからです。鼻臭の発生機序は、“鼻汁分泌不全症候群”以外に考えられません。真菌は強い悪臭を放ちますが、免疫力が非常に低下した人以外では、起こることはないと本に記載されています。「臭い、どうにかしろ!」と内科の医師より言われても、耳鼻咽喉科が手を投げている病態だから、どうにもしようがありません。日本で一流の耳鼻咽喉科の雑誌に、この病態のことを書いた論文を投稿しても、「それは真菌だろう」と真菌を特集した月の雑誌を送ってくるほどです。真菌を考えますが、抗真菌剤を固有鼻腔(鼻の中のこと)に塗っていますが、効果有っているのか全く分かりません。「臭い」と言われて泣いている人は多いと思う。私の場合は、吃音が酷く、臭いのことを気にする余裕がなく、24時間食道pHモニタリングを受け、逆流無しと診断されて、何処から臭いが発しているのか?と煩悶して、ここに行き着いて、初めて鼻臭ということに気付きました。臭いを気にしなければいけない場面の直前に、ハナノア(サーレsを入れている)で鼻うがいする日々です。(追記)諦めて、臭いを気にしなければいけない場面の直前に、ハナノア(サーレsを入れている)で鼻うがいする日々です。に成っていましたが、再び、ネットを見渡しても、自臭症・自己臭恐怖・“気にし過ぎ”としか判断できない内容の書き込みが90%以上を占めています。B-spot療法で懇意だった耳鼻咽喉科医にも自臭症・自己臭恐怖扱いされました。それほど現在は自臭症・自己臭恐怖が増えているのです。農業主体だった昔には無かった事態です。現在は自臭症・自己臭恐怖が異常なほど現在は増えているから、大学で新しい鼻臭症の研究をするのは困難を極めるでしょう。大学で新しい鼻臭症の研究をするのは、教授の許可が必要なはずです。理解してくれる優しい教授は少ないと思います。(再追記)ただ、ネットを見渡して、空気が乾燥する秋冬に臭いが酷くなると言う書き込みが多いことから、“鼻汁分泌不全症候群”の病態で良いと思う。細菌の産生する排泄物を喉へと送り込む作用が出来なくなるため、悪臭が酷くなると考えて矛盾は無い。(再々追記)鼻臭は自分では全く分かりません。鼻には慣れの作用があるからです。臭いを気にしないで、明るく生きてゆくしか無いとも考えていますが、やはり臭いと周囲が迷惑するので、気にしてしまいます。臭いを気にしなければいけない直前に、サーレSを入れたハナノアで鼻うがいしか無いと諦めるしか無い???との諦観もあります。(再々追記)慢性鼻副鼻腔炎あるいは何かの原因で、荒れ果て、鼻腺(鼻汁を分泌する細胞)が非常に減少した組織所見および内視鏡的に荒れ果てた鼻粘膜の写真が無いことには論文になりません。これを行うには最低でも耳鼻咽喉科医でなければ不可能ですし、大学病院などの協力が無いと不可能です。(再々追記)内科の医師3人からは、「胃食道逆流症!」などと言われ、「どうにかしろ!」と言われますが、耳鼻咽喉科医からは、「自己臭恐怖・自臭症」と言われます。

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  • 15Nov
    • 鼻臭を訴え自臭症と診断されてきた9例

      【研究報告】   鼻臭を訴え自臭症と診断されてきた9例  toshichan-man* 【Key words】halitophobia, ozena of a new concept, new ozena, staphylococcus aureus, pseudomonas aeruginosa 【抄録】  鼻臭を訴え、精神科にて自臭症と診断されてきた9例を示す。しかし彼ら彼女らは実際に強い鼻臭を放っている。鼻甲介の萎縮および痂皮形成が認められないため、萎縮性鼻炎・臭鼻症の概念に当て嵌まらない。  視覚的に認められず、臭気としてのみ認められる病態であるため見逃されてきたと考えられる。萎縮性鼻炎・臭鼻症と比べ発症年齢はやや遅く、男女の罹患数に差はない。“屁の臭い”“魚の腐った臭い”の訴えが多く、前者の場合は黄色ブドウ球菌、後者の場合は緑膿菌が固有鼻腔そして副鼻腔に主体として増殖していると考えられた。 この疾患の頻度は高いが、放置あるいは精神科にて自臭症と診断されている。新型臭鼻症と名付ける。 【はじめに】  最近、鼻臭を強く訴えている者が非常に多い。精神科にて自臭症と診断されているが、実際、彼ら彼女らは強い鼻臭を放っている。  鼻腔内に痂皮形成はなく、古典的な臭鼻症と異なる。鼻副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎に対し現在は抗生剤が使用されていることがこういう病態が非常に多く出現する一つの原因と考えられた。9例を提示する。 【症例】  (症例1)50歳、男性 現病歴:症例は口臭を非常に気にしており、これに依る社会不安障害(対人緊張)があった。社会不安障害の治療歴は36年に及ぶ。  幼い頃より虫歯が多く、歯よりの悪臭と自己判断し、幾つかの歯科を周り、歯の治療を徹底的に行ったが悪臭は軽減せず(自己判定)。口臭は胃食道逆流症に依ると自己診断し、大学病院などで24時間PHテストなどを受けたが、いずれも胃食道逆流症は否定された。胃食道逆流症でなくとも慢性胃炎あるいは機能性胃腸障害に依っても口臭が酷くなると症例自身考え、慢性胃炎あるいは機能性胃腸障害を治すように漢方治療を行っていた。しかし、治療結果は芳しくなかった。  症例は、24時間PHテストの方法に矛盾がある、腹腔圧が掛かったときに逆流するのであり、検査の時は半絶食で調べるため陰性と出る、と主張し、2回目の24時間PHテストを受けると主張していた。  症例が自分の臭いが口臭でなく鼻臭であると思い始めたのは、2回目の24時間PHテストを受ける直前、インターネットの「鼻臭で悩む友の会」を読んでからであった。症例は小学校低学年より重症の慢性鼻副鼻腔炎に非常に悩んでいたが、高校二年春より慢性鼻副鼻腔炎が軽症化したのか、分泌物が減少したのか、慢性鼻副鼻腔炎に悩まなくなった。  この高校二年春、小学六年の頃から悩んできた重度のニキビが劇的に寛解した(授業中、出てくる鼻水に苦労しなくなった時期と全く一致する)。  鼻汁が出て授業中に苦労しなくなった高校二年からか、記憶を辿ると少なくとも高校三年冬には鼻臭を強く発していたと考えている。  ムピロシンを使用した(個人輸入し、3週間ほど使用した)が、芳しい効果は無かった(鼻腔の乾燥感は弱まることはなかった)。すでに固有鼻腔粘膜の健全性は無いに等しいまで破壊されていたと推測される。  現在は、馬油をときおり鼻腔内注入して凌いでいる。勤務先では机の上に馬油の瓶を置き、2,3時間おきに鼻腔内注入している。  鼻腔培養で黄色ブドウ球菌(3+)、他の細菌は陰性。真菌培養(-)。  鼻腔の乾燥感が強い。 (症例2)39歳、女性 現病歴:小学4年時、鼻副鼻腔炎になった。中学生になってから頻繁に鼻が詰まり夜は鼻呼吸が困難になった。同時に鼻から悪臭が発しているらしいことを知る。耳鼻咽喉科に鼻臭を訴えて行ったが、軽くあしらわれた。この頃、同級生より「臭い」と言われ激しい苛めを受けた経験がある。中学2年時、慢性鼻副鼻腔炎・臭鼻症などに効果があると言われる市販の漢方薬を服用始めて三ヶ月ほどで寛解(鼻臭を気にしないでも良いようになる)したが、高校1年時、再燃した。図書館で調べて自身の病態が臭鼻症らしいことを知る。中学生時は“屁の臭い”“便の臭い”がすると言われていた。  20代の時、ある耳鼻咽喉科で「鼻の中が真っ黒だ! タバコをゴジラのようにプカプカ吸っているのだろう!(症例はタバコは吸わない)」と言われたことがある。このとき慢性鼻副鼻腔炎が非常に悪化し黄色い鼻汁が大量に出ており、職場で症例の居る所を指さして
“あの辺イカ臭い〜生臭い〜”と大騒ぎされた。これは抗生物質を7日間服用した直後のことであった。このときは緑膿菌が異常増殖していたと推定される。  ムピロシンを使用したが、胃に来る(胃が荒れる)、効果が感じられないと数日で使用を中止した(個人輸入のムピロシンであった)。  生理周期に寄って鼻臭が強くなったり弱くなったりする、特に月経中は臭いが強い、と主張する(自分では臭えないため、周囲の反応から判断している)。  最近は“屁の臭い”を指摘されることが多いと言う。鼻の乾きを自覚している。  鼻腔培養で黄色ブドウ球菌(3+)、他の細菌は陰性。真菌培養(未施行)。  鼻腔の乾燥感が強い。 (症例3)52歳、男性 現病歴:小学生低学年時より耳と鼻が悪く耳鼻科へ通院していた。中学・高校時代は大量の鼻水が出て授業中苦労した。  高校卒業後、A社の東京支部に入社する。200名近い人がいるフロアで仕事を行う。そこで「臭い」と会社の社員から陰口を言われる。しかし、本人はあまり気に掛けないでいた。  30歳時、大阪支部に移動となる。ここでも200名近い人がいるフロアで仕事を行う。東京支部に居たときの噂が伝わってきており、同じように「臭い」と会社の社員から陰口を言われる。若手の社員が症例の近くに来て臭いを嗅ぎ「臭い」と言うことが頻繁に起こった。症例は悩んで大学病院で慢性鼻副鼻腔炎の手術を受けた。時間的余裕が多い職場であったため、こういう苛めが起こり得たと推測される。  インターネットで「鼻臭で悩む友の会」を見つけ、ここで自らが臭鼻症であるらしいことを知る。幾つかの耳鼻科を受診し、萎縮性鼻炎と診断されたこともある。 また、ある耳鼻科では精神科への紹介状を書かれたこともあり、精神科を受診したこともある。  精神科では自臭症と診断され、抗不安薬と抗うつ薬(alprazolam, sulpiride)を処方された。sulpirideは抗精神病薬としてではなく抗うつ薬として処方されたと思われる。性格は円満で、社会性は高い。  鼻腔の乾燥感が強い。 (症例4)26歳、女性 現病歴:19歳時、鼻汁が大量に出て来るようになり耳鼻咽喉科受診。鼻副鼻腔炎と診断され抗生剤などを処方される。鼻副鼻腔炎になって1年後頃から鼻臭を発し始めたと言う。耳鼻咽喉科への通院は2年で止んでいる。鼻副鼻腔炎の治癒と診断されたからである。 「鼻臭で悩む友の会」では多くの書き込みをし、多数の友人が居る。しかし、耳鼻咽喉科に通院しなくなってからは完全な引き籠もり状態である。  何故か、家人(父、母)に引き籠もっている理由を言わない。 「鼻臭で悩む友の会」での多くの書き込みから統合失調症、うつ病性障害、人格障害は否定され、軽症の全般性不安障害と診断されるが、精神科受診はない。  ムピロシンを使用したが(個人輸入のムピロシンであった)、効果が感じられないと3週間で使用を中止した。すでに鼻腔の細菌叢が黄色ブドウ球菌のみ或いは黄色ブドウ球菌主体となり、鼻粘膜は破壊され、本来の正常な細菌叢に戻ることができないでいると推測された。 「鼻臭で悩む友の会」の書き込みから判断すると、症例は素直であり、気遣い優しく、他人への思い遣りも強く、父母に引き籠もりの理由を話さない理由は、父母との間に他人には理解難しい確執があるためと推察される。また、「鼻臭がするため外に出られない」ことが父母に理解されないためとも考えられる。  馬油の鼻腔内注入を行っている。これで多少の効果があると言う。  鼻腔培養は未施行。鼻腔の乾燥感が強いが、これは耳鼻咽喉科から鼻副鼻腔炎の治癒と診断されてからである。 (症例5)28歳、女性 現病歴:高校生時、鼻副鼻腔炎に罹患、耳鼻咽喉科受診し、抗生剤などの投与を受けてきた。鼻副鼻腔炎は数年で寛解し、耳鼻咽喉科への通院を中止した。臭いと言われ始めたのは耳鼻咽喉科へ通院していた高校時代の終わり頃であった。  臭いと人から言われるため、人と接することを極力避けるようになった。社会不安障害と自己診断していた。腋臭と思い、腋臭の手術をしたのはこのためである。  自分が臭いと思い、試験場で極度に緊張し、大学入試に失敗する。浪人となるが予備校に通うのは自分が臭いため通わず、自宅浪人する。しかし、大学入試模擬試験場での極度の緊張のため、成績不振が続き、大学進学を諦める。  アルバイトをしようにも、自身が臭いためアルバイトが出来ない。実質上、閉じ籠もりに陥る。  腋臭と思い、21歳時、腋臭の手術をするも周囲から臭いと言われ続けた。術後臭と数年間は自分で判断していたが、術後臭ではないらしく、臭いの原因が分からないで居た。1年余り前、鼻臭であることに気付く。  耳鼻咽喉科を受診するも自臭症と診断され、心療内科受診を勧められる。しかし、心療内科への紹介状はそのままにしている。 「鼻臭で悩む友の会」で自分と同じ悩みの人が多いことに気付く。  鼻腔の乾燥感が強い。 (症例6)29歳、女性 現病歴:小学校低学年時より鼻副鼻腔炎で耳鼻咽喉科にて最近まで治療を受けてきた。小学校低学年時より抗生剤を服用してきた。  中学時代から悪臭を放っていたように思えるが、はっきりしない、小学生時代より悪臭を放っていたのかも知れないと言う。 「鼻臭で悩む友の会」の自己紹介には次のようにある。  「もう何年も心から笑ってません。  笑うと臭いを放ってしまうから、口を閉じて笑う術を身につけました。  極力会話は、短く、単語で済ます術を身につけました。  自分で吐いた息は、自分で少しでも吸うように努力しています。  周りはこの努力をしらない。  だからブレスケアを差し出してくるし  ファブリーズを差し出してくる。  あなたが優しさのつもりでしてくれているその行動が、私を余計に苦しめる。  子供好きだし、結婚だってしたい。  でもこの臭いのせいで恋愛しちゃいけない気がして全てシャットダウンしてきた。  仕事一筋っすよ。笑  迷惑覚悟で接客業してます。  臭くて暗くて仕事できないやつ、より  臭いけど元気で仕事できるやつ、を 目指すようになったのは、ここ最近かな。  有名な歯医者にも行きました。人間ドックもしました。胃カメラだって飲みました。漢方療法にも挑戦しました。なのに、どこで何がこの匂いを放っているのか分かりませんでした。鼻臭であることに気付いたのは半年前です。  いつになったら心から笑えるようになれるのでしょうか。」  生理のサイクルに呼応して鼻臭が強くなったり鼻臭がほとんど無くなることが多いと主張する。  鼻腔の乾燥感が強い。  (症例7)19歳、男性 現病歴:高校1年春、鼻副鼻腔炎に罹患し、耳鼻咽喉科に1年余り通い、抗生剤などの投与を受け、軽症化したため、通院を中止した。臭いと言われ始めたのは通院中である。  親から精神科受診を強制され、受診し、自臭症と診断される。精神科には2年間ほど通い、抗不安薬、抗うつ薬(mexazolam, alprazolam, amoxapine etc)を処方され続けた。精神科は薬を飲むと眠くなるだけで全く効かなかった、と言う。 「高校は授業中辛くて早退と欠席したりしながらもなんとか卒業できた。しかし、大学を全て落ち、現在、予備生となっているけど、授業中辛くて早退と欠席を繰り返している」 「親は、臭くない、しつこい、気にしすぎ、好い加減にしろの一点張り」 「鼻臭なかったら人生どれだけ変わっていただろう。他人からしたらそんな事で……と思われるかもしれないけどそう思う。どこ行っても臭いと言われ避けられてる」「大学受かったとしてもこれからのこと考えると、自分にもう希望なんて殆ど無いし、もうどうしたらいいか分からない」と書き込んでいる。  馬油の鼻腔内注入を勧める。すると少し臭いが軽減すると言う。性格の曲がりはなく素直と思える。  鼻腔の乾燥感が強い。 (症例8)37歳、男性 現病歴:高校時、冬、温風ストーブの前で寝込んで長時間、温風を吸い込み、それにより鼻腔内に瘡蓋を形成したと主張し、複数の耳鼻咽喉科を受診した。ある耳鼻咽喉科から自臭症と診断され心療内科受診を勧められ、紹介状とともに心療内科を受診し、現在も心療内科通院している。心療内科は眠剤が欲しいために通っている。  Y局に勤めており、苛めを受けたことはない。これはY局での症例の仕事は人と近くで接することが非常に少ないためと推測される。Y局では夜勤の非常に多い部署に勤務している。Y局に入社時、鼻臭を気にしていたため、普通の人は避ける現在の部署を選んだ。  鼻腔の乾燥感が強い。 (症例9)31歳、男性 現病歴:19歳時より冷凍室の中で働くようになって自然に臭鼻症に成ったと言う。  耳鼻咽喉科を受診したが、自臭症と診断される。精神科受診歴はなし。  仕事は休むことなく真面目に行っている。今も冷凍室の中で働くことが多い。仕事上、人と近くで接することは少ない。苛めを受けたことはない。  人を自分の車に乗せると臭いと思うので乗せられない、人の家の遊びに行くときは人の家に入る前に必ず車の中でハナノア(生理食塩水などを入れて鼻腔を洗う器具)などで鼻腔を洗ってから行くようにしている。  鼻腔の乾燥感が強い。 【考察】  萎縮性鼻炎・臭鼻症は謎の疾患としてエジプトの古文書にも記載されている。萎縮性鼻炎・臭鼻症は「悪臭、萎縮、痂皮」の三主徴候を伴うとB.Frankel が提唱し、一つの疾患としての地歩を築いたとされる7)。  以前は世界的に萎縮性鼻炎・臭鼻症の頻度は高く、その病因について様々な議論が為されてきた。女性ホルモン投与が効果があることが経験的に知られていたこと、老年期になると自然治癒することが多く認められたこと、女性が男性より罹患率が2倍余りであったこと、女性患者では生理周期に応じて鼻臭が強くなったり弱くなったりを繰り返すことが多かったこと、これらを併せると性ホルモンが萎縮性鼻炎・臭鼻症に大きく作用していたことを示唆した7)。しかし、萎縮性鼻炎・臭鼻症は減少を続け、現在では世界的にも非常に発生が少なくなった1,7)。  鼻臭を訴えて耳鼻咽喉科受診しても萎縮性鼻炎・臭鼻症の疾患概念に当て嵌まらないため自臭症として精神科紹介される患者が全てと言って良い。しかし、この中には自臭症ではない患者が多く含まれているように考えられた。  これは「悪臭」のみであり萎縮、痂皮がないため物体として認知することができず、今まで見逃されてきた疾患と言える。CT・MRIおよび鼻腔内視鏡にも映らず、悪臭の研究は進んでいない現代医学の盲点とも言える。  便の臭い・屁の臭いの時は黄色ブドウ球菌、魚の腐ったような臭いの時は緑膿菌が異常増殖していると考えられる11)。  9例ともに痂皮形成は認められないため古い概念の臭鼻症には当て嵌まらない。しかし、9例ともに強い鼻臭を放つ。  以前にも存在した病態かもしれないが、CT・MRIおよび鼻腔内視鏡上、痂皮形成など何の異常も見られないため見逃されてきた可能性も考えられる。  この疾患の頻度は高いが、ほぼ全てが自臭症と診断されている。しかし、その悪臭は同じ部屋に居ることを拒否する人が続出するほど強いこともあり、自臭症は否定される。この悪臭の強さは古典的な臭鼻症より弱いと考えられる。 “苛め”が激増した現在「臭い人」として“苛め”を受けていることが非常に多い。また、社会逃避、引き籠もりに陥っている者の数も多い。症例4は単なる一例である。  鼻前庭部には黄色ブドウ球菌が常在菌として生息しているが、粘膜で覆われた固有鼻腔には黄色ブドウ球菌が生息していることは通常無く、肺炎球菌(Streptococcus pneumonia)、インフルエンザ桿菌(Haemophilus influenza)、髄膜炎菌(Neiseria meningitides)など各種微生物が常在菌として定着している14)。しかし、固有鼻腔鼻粘膜の健全性が強く損なわれているという基盤の下に、固有鼻腔鼻粘膜に黄色ブドウ球菌、緑膿菌のうちその何かが強く増殖し、強い鼻臭を放つと考えられた。黄色ブドウ球菌の場合が非常に多く90%以上と考えられ、緑膿菌の場合は抗生剤の投与後が多いと考えられた。  現在は、鼻副鼻腔炎にマクロライド系抗生物質の少量長期投与を行うことが一般化しているが、これにより分泌液(鼻汁)を産生する細胞が死滅し、黄色ブドウ球菌や緑膿菌が産生した代謝産物を喉の方へ押し遣ることができず、更に鼻臭が酷くなっていると考えられる4)。  抗生剤を飲んで数日のみだが劇的に悪臭が減ると言う患者が非常に多い。これは悪臭を放っているのは黄色ブドウ球菌であることを支持する。少なくとも黄色ブドウ球菌の場合、薬剤への耐性を得た黄色ブドウ球菌は、生息能を犠牲にしてその薬剤耐性を得ているため、普通の黄色ブドウ球菌より生息能が弱い2)ことが一般である。固有鼻腔および副鼻腔鼻粘膜に薬剤耐性の黄色ブドウ球菌が極少数隠れるように生息していることが想定される。     黄色ブドウ球菌が生存できない健全な固有鼻腔および副鼻腔鼻粘膜に戻すと良いことになるが、これは極めて至難と考えられる。鼻臭を訴える者の大部分は“鼻の乾き”を訴え、鼻汁を分泌する器官の多くが死滅していると考えられる。黄色ブドウ球菌は乾燥に強いが、湿潤状態では他の菌も増殖しやすくなり黄色ブドウ球菌は駆逐される。それ故、残された鼻汁を分泌する器官から鼻汁を十分に分泌するようにすると常在菌層が復活し黄色ブドウ球菌が生存できなくなり、鼻臭は治まると考えられる。  固有鼻腔および副鼻腔の支配菌が黄色ブドウ球菌となったとき、抗生剤で黄色ブドウ球菌を駆逐することは、鼻前庭部に黄色ブドウ球菌が常在菌として存在しているため、極めて困難と考えられる。鼻前庭部から黄色ブドウ球菌が固有鼻腔そして副鼻腔へと渡ってくるためと、その固有鼻腔および副鼻腔鼻粘膜が黄色ブドウ球菌の代謝産物により破壊されているからである。  本来なら黄色ブドウ球菌が生存できない固有鼻腔および副鼻腔に、黄色ブドウ球菌が生存できるような変化が起こったため、黄色ブドウ球菌が固有鼻腔および副鼻腔に支配的に存在し鼻臭を放つようになっている。その原因は 1)長年の慢性鼻副鼻腔炎に依る固有鼻腔および副鼻腔粘膜の損傷 2)抗生剤服用に依り鼻腔の常在菌であるインフルエンザ桿菌、肺炎球菌、Moraxella catarrhalisが死滅し、それに替わって黄色ブドウ球菌が固有鼻腔および副鼻腔の常在菌となった。黄色ブドウ球菌の代謝産物が固有鼻腔および副鼻腔鼻粘膜を損傷し、黄色ブドウ球菌が極めて生息しやすくなった 3)排気ガスなどに依る固有鼻腔鼻粘膜の損傷 などが考えられる。  幼少期から重度の鼻副鼻腔炎であった者が学生時代にそれが治ったと思った頃から“鼻臭”を訴え始めることが非常に多く、これは固有鼻腔および副鼻腔の支配菌が黄色ブドウ球菌に移行したためと考えられる。  症例2では中学生時、臭鼻症に効くとされる漢方薬の服用にて一年半ほど寛解していたが、これは漢方薬服用によって固有鼻腔鼻粘膜の健全性が高くなり、健全な鼻腔内に多い細菌が支配的となり、悪臭を放たなくなったためと考えられる。  症例2が中学生時、鼻臭が酷かったのは、抗生剤の投与後である。抗生剤投与により固有鼻腔そして副鼻腔に於ける支配的な菌が緑膿菌に変化したためと考えられる。  症例2が使用した臭鼻症に効くとされる漢方薬は普通、効かないとされる。これが中学生時に効いたのは、そのとき症例2の鼻腔に大量繁殖していたのは抗生剤投与後であることを考慮に入れると緑膿菌であった可能性が高いと推測される。黄色ブドウ球菌であったならば鼻腔の乾燥が強くなり、どのような方法を採っても効かないと考えられる。  9例ともに古典的臭鼻症の特徴である固有鼻腔内の痂皮形成は認められない。固有鼻腔粘膜の健全性が強く損なわれているという基盤の下に、固有鼻腔鼻粘膜に黄色ブドウ球菌または緑膿菌が強く増殖し、強い鼻臭を放つと考えられた。現在、急速に増加している自称臭鼻症の多くはこれと考えられた。抗生剤の乱用が原因の一つとして考えられた。      女性患者に於いては症例2症例6もそうであるように、生理のサイクルに呼応して鼻臭が強くなったり鼻臭がほとんど無くなることが多く観察される。これは生理のサイクルに呼応して固有鼻腔そして副鼻腔の微生物叢が変化するためと推測される1,7) 。「鼻臭で悩む友の会」に参加している女性数名は“月経中は鼻臭が強くなる”と主張するが、これは古来、鼻臭症の病因としてホルモン説があり、月経中は臭鼻症の悪臭が増大する1)と一致する。この「鼻臭で悩む友の会」に参加している女性数名は自分自身では悪臭が分からないため周囲の反応で推測しているが、彼女らの周囲の反応への敏感度は非常に高く、正しい判断と思われる。「鼻臭で悩む友の会」に参加している者は70名を優に超え、男女差はない。  痂皮形成による痂皮に於ける細菌の増殖と排泄物の貯留ではなく、固有鼻腔に於ける黄色ブドウ球菌または緑膿菌の異常増殖とその排泄物の貯留という病態であるため、夜、帰宅後、生理食塩水にて鼻腔洗浄しても翌日の朝には鼻腔より悪臭を放つ例が全てと言って良い。生理食塩水による鼻腔洗浄は一時的には奏功するが、その効果継続時間は長くない。よって出勤または登校前に鼻腔洗浄することを勧めているが、午後には鼻臭を放ち始める者が多い。  鼻副鼻腔炎さらにアレルギー性鼻炎に対し、抗生剤を投与することが一般であり、本来、固有鼻腔および副鼻腔に支配的な菌が駆逐され、本来は基本的には鼻前庭部のみに存在する黄色ブドウ球菌が固有鼻腔および副鼻腔に於ける支配的な菌になるためと推測される。  そして臭いの研究は現在、ほとんど行われていない。臭鼻症の研究は昔こそ盛んに行われていたが、今はその発症がほとんど見かけられなくなったため全く行われていない。 「鼻臭で悩む友の会」に参加している者は、大部分が鼻副鼻腔炎あるいはアレルギー性鼻炎にて耳鼻咽喉科に現在も通院しており、大部分が若年者であり、頻繁に抗生剤の投与を受けている。幼年期から重度の鼻副鼻腔炎またはアレルギー性鼻炎に罹患していた者が多いが、20歳近くに鼻副鼻腔炎またはアレルギー性鼻炎に罹患して初発した者も多い。  乳酸菌溶液17)の鼻腔吸入により寛解した例が男性患者に1名見られたが、これはアレルギー性鼻炎が半年前に発症した者で、固有鼻腔鼻粘膜の健全性が高かったためと推測された。乳酸菌溶液の鼻腔吸入によっても一時的な効果しか得られない者が大部分であるが、これは長年、鼻副鼻腔炎またはアレルギー性鼻炎に罹患してきたため固有鼻腔および副鼻腔鼻粘膜の健全性が低いためと推測された。  ムピロシン12)に期待し、症例1症例2症例4が使用したが芳しい結果はない(3例とも海外より個人輸入した安価なムピロシンを使用した)。この薬剤は有効性がブドウ球菌やレンサ球菌にほぼ限られ、固有鼻腔および副鼻腔に於ける常在菌叢の回復を阻害しない。しかし、“鼻の乾き”を訴える中等症以上の患者には効果はないと考えられた。鼻汁分泌が少ないため黄色ブドウ球菌の増殖を抑えることは一時的と考えられるからである。 “臭鼻症”で検索すると中国に多いことが分かる。これは中国の大気汚染が激しい故と考えられる。固有鼻腔の鼻粘膜が破壊されるほど中国の大気汚染が激しいことが想定される。  この病態は萎縮性鼻炎・臭鼻症が多く存在していた以前、有ったが見逃されてきたのか、それとも無かったのか、これについて判断は微妙である。 【余記】  真菌培養の信頼度は低く、真菌培養(-)であっても、真菌異常増殖により悪臭を放っているのではないとは断定できない。真菌は鼻腔の常在菌であり、CT検査も行い総合的に判断することが必要である5)。「鼻臭で悩む友の会」への参加者に鼻腔および副鼻腔の真菌感染により悪臭を放っている者も極少数ながら含まれていると筆者は考えている。 【文献】 1) 古内一郎:萎縮性鼻炎. アレルギーの臨床 9(3):172-175, 1989 2) 菊池 賢:MRSA/各種耐性菌の現状と対策. 日医雑誌 第127巻・第三号:347-351, 2002 3) A.Konvalinka, L.Errett, I.W.Fong : Impact of treating Staphylococcus aureus nasal carriers on wound infections in cardiac surgery, Journal of Hospital Infection 64, 162-168, 2006 4) 工藤翔二,木村 仁,植竹健司:びまん性汎細気管支炎に対するマクロライド系抗生剤の少量長期投与の臨床効果.日胸疾会誌22:254,1984. 5) 石光亮太郎:当科における鼻副鼻腔真菌症の治療経験. 日本耳鼻咽喉科感染症研究会誌. 第17巻. 第1号:143-147, 1999 6) 宮本忠雄 : 体臭(口臭)を訴える患者についての精神医学的諸問題. 歯界展望25: 461-471. 1965 7) 武藤二郎:萎縮性鼻炎・臭鼻症. JOHNS 8:1015-1019, 1992 8) 中沢晶子: 体臭を訴える病者の心性について-人間学的観点からの一考察-. 精神経誌65: 879-884, 1963 9) 近江健作:萎縮性鼻炎の細菌学的研究:久保式萎縮性鼻炎手術施行前後に於ける鼻腔微生物叢の変遷に就いて. The Journal of Chiba Medical Society 32(6): 937-952, 1957 10) 大橋浩文:月経周期に伴う膣内細菌の変動. 感染症学雑誌 54(7):321-330, 1970 11) 立花隆夫:褥瘡の対処と治療. 診断と治療 90:1601-1607, 2002 12) 田仲 曜、島田英雄、千野 修ほか:食道癌手術におけるムピロシン軟膏の有用性. 日消外会誌 33(5):567-571, 2000 13) 横井秀也:萎縮性鼻炎の臨床統計及び本症に対するグリンポール使用経験. 耳鼻臨床49(6):39-49, 1956 14) 宇田川優子: 小児鼻・副鼻腔炎の細菌学的検討. 小児耳17(1): 48-51, 1996 15) 内田安信: 歯科心身症の診断と治療、第1版, 医歯薬出版, 東京, pp69-107, 1986 16) 内田安信, 小関英邦(内田安信編著): 歯科心身症と行動療法. 初版. 岩崎学術出版. 東京. pp1-50, 1986 17) 鷺谷敦廣: Lactobacillus acidophilus L-92 株の抗アレルギー作用について. 日本乳酸菌学会誌 21(3): 207-213, 2010 **〜〜**〜〜**〜〜**〜〜**〜〜**〜〜**〜〜**

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      テーマ:
  • 14Nov
    • 鼻臭を訴え自臭症と診断されてきた4例

      【研究報告】   鼻臭を訴え自臭症と診断されてきた4例  * 【Key words】halitophobia, ozena of a new concept, new ozena, staphylococcus aureus, pseudomonas aeruginosa 【抄録】  鼻臭を訴え、精神科にて自臭症と診断されてきた4例を示す。しかし彼ら彼女らは実際に強い鼻臭を放っている。鼻甲介の萎縮および痂皮形成が認められないため、萎縮性鼻炎・臭鼻症の概念に当て嵌まらない。  視覚的に認められず、臭気としてのみ認められる病態であるため見逃されてきたと考えられる。萎縮性鼻炎・臭鼻症と比べ発症年齢はやや遅く、男女の罹患数に差はない。“屁の臭い”“魚の腐った臭い”の訴えが多く、前者の場合は黄色ブドウ球菌、後者の場合は緑膿菌が固有鼻腔そして副鼻腔に主体として増殖していると考えられた。 この疾患の頻度は高いが、放置あるいは精神科にて自臭症と診断されている。新型臭鼻症と名付ける。 【はじめに】  最近、鼻臭を強く訴えている者が非常に多い。精神科にて自臭症と診断されているが、実際、彼ら彼女らは強い鼻臭を放っている。  鼻腔内に痂皮形成はなく、古典的な臭鼻症と異なる。鼻副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎に対し現在は抗生剤が使用されていることがこういう病態が非常に多く出現する一つの原因と考えられた。4例を提示する。 【症例】  (症例1)48歳、男性 現病歴:症例は口臭を非常に気にしており、これに依る社会不安障害(対人緊張)があった。社会不安障害の治療歴は36年に及ぶ。  幼い頃より虫歯が多く、歯よりの悪臭と自己判断し、幾つかの歯科を周り、歯の治療を徹底的に行ったが悪臭は軽減せず(自己判定)。口臭は胃食道逆流症に依ると自己診断し、大学病院などで24時間PHテストなどを受けたが、いずれも胃食道逆流症は否定された。胃食道逆流症でなくとも慢性胃炎あるいは機能性胃腸障害に依っても口臭が酷くなると症例自身考え、慢性胃炎あるいは機能性胃腸障害を治すように漢方治療を行っていた。しかし、治療結果は芳しくなかった。  症例は、24時間PHテストの方法に矛盾がある、腹腔圧が掛かったときに逆流するのであり、検査の時は半絶食で調べるため陰性と出る、と主張し、2回目の24時間PHテストを受けると主張していた。  症例が自分の臭いが口臭でなく鼻臭であると思い始めたのは、2回目の24時間PHテストを受ける直前、インターネットの「鼻臭で悩む友の会」を読んでからであった。症例は小学校低学年より重症の慢性鼻副鼻腔炎に非常に悩んでいたが、高校二年春より慢性鼻副鼻腔炎が軽症化したのか、分泌物が減少したのか、慢性鼻副鼻腔炎に悩まなくなった。  この高校二年春、小学六年の頃から悩んできた重度のニキビが劇的に寛解した(授業中、出てくる鼻水に苦労しなくなった時期と全く一致する)。  鼻汁が出て授業中に苦労しなくなった高校二年からか、記憶を辿ると少なくとも高校三年冬には鼻臭を強く発していたと考えている。  ムピロシンを使用した(個人輸入し、3週間ほど使用した)が、芳しい効果は無かった(鼻腔の乾燥感は弱まることはなかった)。すでに固有鼻腔粘膜の健全性は著しく破壊されていたと推測される。  現在は、馬油をときおり鼻腔内注入して凌いでいる。勤務先では机の上に馬油の瓶を置き、2,3時間おきに鼻腔内注入している。  鼻腔の乾燥感が強い。 (症例2)45歳、女性 現病歴:小学4年時、鼻副鼻腔炎になった。中学生になってから頻繁に鼻が詰まり夜は鼻呼吸が困難になった。同時に鼻から悪臭が発しているらしいことを知る。耳鼻咽喉科に鼻臭を訴えて行ったが、軽くあしらわれた。この頃、同級生より「臭い」と言われ激しい苛めを受けた経験がある。中学2年時、慢性鼻副鼻腔炎・臭鼻症などに効果があると言われる市販の漢方薬を服用始めて三ヶ月ほどで寛解(鼻臭を気にしないでも良いようになる)したが、高校1年時、再燃した。図書館で調べて自身の病態が臭鼻症らしいことを知る。中学生時は“屁の臭い”“便の臭い”がすると言われていた。  20代の時、ある耳鼻咽喉科で「鼻の中が真っ黒だ! タバコをゴジラのようにプカプカ吸っているのだろう!(症例はタバコは吸わない)」と言われたことがある。このとき慢性鼻副鼻腔炎が非常に悪化し黄色い鼻汁が大量に出ており、職場で症例の居る所を指さして
“あの辺イカ臭い~生臭い~”と大騒ぎされた。これは抗生物質を7日間服用した直後のことであった。このときは緑膿菌が異常増殖していたと推定される。  ムピロシンを使用したが、胃に来る(胃が荒れる)、効果が感じられないと数日で使用を中止した(個人輸入のムピロシンであった)。  生理周期に寄って鼻臭が強くなったり弱くなったりする、特に月経中は臭いが強い、と主張する(自分では臭えないため、周囲の反応から判断している)。  最近は“屁の臭い”を指摘されることが多いと言う。鼻の乾きを自覚している。  鼻腔の乾燥感が強い。 (症例3)52歳、男性 現病歴:小学生低学年時より耳と鼻が悪く耳鼻科へ通院していた。中学・高校時代は大量の鼻水が出て授業中苦労した。  高校卒業後、A社の東京支部に入社する。200名近い人がいるフロアで仕事を行う。そこで「臭い」と会社の社員から陰口を言われる。しかし、本人はあまり気に掛けないでいた。  30歳時、大阪支部に移動となる。ここでも200名近い人がいるフロアで仕事を行う。東京支部に居たときの噂が伝わってきており、同じように「臭い」と会社の社員から陰口を言われる。若手の社員が症例の近くに来て臭いを嗅ぎ「臭い」と言うことが頻繁に起こった。症例は悩んで大学病院で慢性鼻副鼻腔炎の手術を受けた。時間的余裕が多い職場であったため、こういう苛めが起こり得たと推測される。  インターネットで「鼻臭で悩む友の会」を見つけ、ここで自らが臭鼻症であるらしいことを知る。幾つかの耳鼻科を受診し、萎縮性鼻炎と診断されたこともある。 また、ある耳鼻科では精神科への紹介状を書かれたこともあり、精神科を受診したこともある。  精神科では自臭症と診断され、抗不安薬と抗うつ薬(alprazolam, sulpiride)を処方された。sulpirideは抗精神病薬としてではなく抗うつ薬として処方されたと思われる。性格は円満で、社会性は高い。  鼻腔の乾燥感が強い。 (症例4)28歳、女性 現病歴:高校生時、鼻副鼻腔炎に罹患、耳鼻咽喉科受診し、抗生剤などの投与を受けてきた。鼻副鼻腔炎は数年で寛解し、耳鼻咽喉科への通院を中止した。臭いと言われ始めたのは耳鼻咽喉科へ通院していた高校時代の終わり頃であった。  臭いと人から言われるため、人と接することを極力避けるようになった。社会不安障害と自己診断していた。腋臭と思い、腋臭の手術をしたのはこのためである。  自分が臭いと思い、試験場で極度に緊張し、大学入試に失敗する。浪人となるが予備校に通うのは自分が臭いため通わず、自宅浪人する。しかし、大学入試模擬試験場での極度の緊張のため、成績不振が続き、大学進学を諦める。  アルバイトをしようにも、自身が臭いためアルバイトが出来ない。実質上、閉じ籠もりに陥る。  腋臭と思い、21歳時、腋臭の手術をするも周囲から臭いと言われ続けた。術後臭と数年間は自分で判断していたが、術後臭ではないらしく、臭いの原因が分からないで居た。1年余り前、鼻臭であることに気付く。  耳鼻咽喉科を受診するも自臭症と診断され、心療内科受診を勧められる。しかし、心療内科への紹介状はそのままにしている。 「鼻臭で悩む友の会」で自分と同じ悩みの人が多いことに気付く。  鼻腔の乾燥感が強い。 【考察】  萎縮性鼻炎・臭鼻症は謎の疾患としてエジプトの古文書にも記載されている。萎縮性鼻炎・臭鼻症は「悪臭、萎縮、痂皮」の三主徴候を伴うとB.Frankel が提唱し、一つの疾患としての地歩を築いたとされる7)。  以前は世界的に萎縮性鼻炎・臭鼻症の頻度は高く、その病因について様々な議論が為されてきた。女性ホルモン投与が効果があることが経験的に知られていたこと、老年期になると自然治癒することが多く認められたこと、女性が男性より罹患率が2倍余りであったこと、女性患者では生理周期に応じて鼻臭が強くなったり弱くなったりを繰り返すことが多かったこと、これらを併せると性ホルモンが萎縮性鼻炎・臭鼻症に大きく作用していたことを示唆した7)。しかし、萎縮性鼻炎・臭鼻症は減少を続け、現在では世界的にも非常に発生が少なくなった1,7)。  鼻臭を訴えて耳鼻咽喉科受診しても萎縮性鼻炎・臭鼻症の疾患概念に当て嵌まらないため自臭症として精神科紹介される患者が全てと言って良い。しかし、この中には自臭症ではない患者が多く含まれているように考えられた。  これは「悪臭」のみであり萎縮、痂皮がないため物体として認知することができず、今まで見逃されてきた疾患と言える。CT・MRIおよび鼻腔内視鏡にも映らず、悪臭の研究は進んでいない現代医学の盲点とも言える。  便の臭い・屁の臭いの時は黄色ブドウ球菌、魚の腐ったような臭いの時は緑膿菌が異常増殖していると考えられる11)。  4例ともに痂皮形成は認められないため古い概念の臭鼻症には当て嵌まらない。しかし、4例ともに強い鼻臭を放つ。  以前にも存在した病態かもしれないが、CT・MRIおよび鼻腔内視鏡上、痂皮形成など何の異常も見られないため見逃されてきた可能性も考えられる。  この疾患の頻度は高いが、ほぼ全てが自臭症と診断されている。しかし、その悪臭は同じ部屋に居ることを拒否する人が続出するほど強いこともあり、自臭症は否定される。この悪臭の強さは古典的な臭鼻症より弱いと考えられる。 “苛め”が激増した現在「臭い人」として“苛め”を受けていることが非常に多い。また、社会逃避、引き籠もりに陥っている者の数も多い。症例4は単なる一例である。  鼻前庭部には黄色ブドウ球菌が常在菌として生息しているが、粘膜で覆われた固有鼻腔には黄色ブドウ球菌が生息していることは通常無く、肺炎球菌(Streptococcus pneumonia)、インフルエンザ桿菌(Haemophilus influenza)、髄膜炎菌(Neiseria meningitides)など各種微生物が常在菌として定着している14)。しかし、固有鼻腔鼻粘膜の健全性が強く損なわれているという基盤の下に、固有鼻腔鼻粘膜に黄色ブドウ球菌、緑膿菌のうちその何かが強く増殖し、強い鼻臭を放つと考えられた。黄色ブドウ球菌の場合が非常に多く90%以上と考えられ、緑膿菌の場合は抗生剤の投与後が多いと考えられた。  現在は、鼻副鼻腔炎にマクロライド系抗生物質の少量長期投与を行うことが一般化しているが、これにより分泌液(鼻汁)を産生する細胞が死滅し、黄色ブドウ球菌や緑膿菌が産生した代謝産物を喉の方へ押し遣ることができず、更に鼻臭が酷くなっていると考えられる4)。  抗生剤を飲んで数日のみだが劇的に悪臭が減ると言う患者が非常に多い。これは悪臭を放っているのは黄色ブドウ球菌であることを支持する。少なくとも黄色ブドウ球菌の場合、薬剤への耐性を得た黄色ブドウ球菌は、生息能を犠牲にしてその薬剤耐性を得ているため、普通の黄色ブドウ球菌より生息能が弱い2)ことが一般である。固有鼻腔および副鼻腔鼻粘膜に薬剤耐性の黄色ブドウ球菌が極少数隠れるように生息していることが想定される。     黄色ブドウ球菌が生存できない健全な固有鼻腔および副鼻腔鼻粘膜に戻すと良いことになるが、これは極めて至難と考えられる。鼻臭を訴える者の大部分は“鼻の乾き”を訴え、鼻汁を分泌する器官の多くが死滅していると考えられる。黄色ブドウ球菌は乾燥に強いが、湿潤状態では他の菌も増殖しやすくなり黄色ブドウ球菌は駆逐される。それ故、残された鼻汁を分泌する器官から鼻汁を十分に分泌するようにすると常在菌層が復活し黄色ブドウ球菌が生存できなくなり、鼻臭は治まると考えられる。  固有鼻腔および副鼻腔の支配菌が黄色ブドウ球菌となったとき、抗生剤で黄色ブドウ球菌を駆逐することは、鼻前庭部に黄色ブドウ球菌が常在菌として存在しているため、極めて困難と考えられる。鼻前庭部から黄色ブドウ球菌が固有鼻腔そして副鼻腔へと渡ってくるためと、その固有鼻腔および副鼻腔鼻粘膜が黄色ブドウ球菌の代謝産物により破壊されているからである。  本来なら黄色ブドウ球菌が生存できない固有鼻腔および副鼻腔に、黄色ブドウ球菌が生存できるような変化が起こったため、黄色ブドウ球菌が固有鼻腔および副鼻腔に支配的に存在し鼻臭を放つようになっている。その原因は 1)長年の慢性鼻副鼻腔炎に依る固有鼻腔および副鼻腔粘膜の損傷 2)抗生剤服用に依り鼻腔の常在菌であるインフルエンザ桿菌、肺炎球菌、Moraxella catarrhalisが死滅し、それに替わって黄色ブドウ球菌が固有鼻腔および副鼻腔の常在菌となった。黄色ブドウ球菌の代謝産物が固有鼻腔および副鼻腔鼻粘膜を損傷し、黄色ブドウ球菌が極めて生息しやすくなった 3)排気ガスなどに依る固有鼻腔鼻粘膜の損傷 などが考えられる。  幼少期から重度の鼻副鼻腔炎であった者が学生時代にそれが治ったと思った頃から“鼻臭”を訴え始めることが非常に多く、これは固有鼻腔および副鼻腔の支配菌が黄色ブドウ球菌に移行したためと考えられる。  症例2では中学生時、臭鼻症に効くとされる漢方薬の服用にて一年半ほど寛解していたが、これは漢方薬服用によって固有鼻腔鼻粘膜の健全性が高くなり、健全な鼻腔内に多い細菌が支配的となり、悪臭を放たなくなったためと考えられる。  症例2が中学生時、鼻臭が酷かったのは、抗生剤の投与後である。抗生剤投与により固有鼻腔そして副鼻腔に於ける支配的な菌が緑膿菌に変化したためと考えられる。  症例2が使用した臭鼻症に効くとされる漢方薬は普通、効かないとされる。これが中学生時に効いたのは、そのとき症例2の鼻腔に大量繁殖していたのは抗生剤投与後であることを考慮に入れると緑膿菌であった可能性が高いと推測される。黄色ブドウ球菌であったならば鼻腔の乾燥が強くなり、どのような方法を採っても効かないと考えられる。  4例ともに古典的臭鼻症の特徴である固有鼻腔内の痂皮形成は認められない。固有鼻腔粘膜の健全性が強く損なわれているという基盤の下に、固有鼻腔鼻粘膜に黄色ブドウ球菌または緑膿菌が強く増殖し、強い鼻臭を放つと考えられた。現在、急速に増加している自称臭鼻症の多くはこれと考えられた。抗生剤の乱用が原因の一つとして考えられた。      女性患者に於いては症例2のように、生理のサイクルに呼応して鼻臭が強くなったり鼻臭がほとんど無くなることが多く観察される。これは生理のサイクルに呼応して固有鼻腔そして副鼻腔の微生物叢が変化するためと推測される1,7) 。「鼻臭で悩む友の会」に参加している女性数名は“月経中は鼻臭が強くなる”と主張するが、これは古来、鼻臭症の病因としてホルモン説があり、月経中は臭鼻症の悪臭が増大する1)と一致する。この「鼻臭で悩む友の会」に参加している女性数名は自分自身では悪臭が分からないため周囲の反応で推測しているが、彼女らの周囲の反応への敏感度は非常に高く、正しい判断と思われる。「鼻臭で悩む友の会」に参加している者は70名を優に超え、男女差はない。  痂皮形成による痂皮に於ける細菌の増殖と排泄物の貯留ではなく、固有鼻腔に於ける黄色ブドウ球菌または緑膿菌の異常増殖とその排泄物の貯留という病態であるため、夜、帰宅後、生理食塩水にて鼻腔洗浄しても翌日の朝には鼻腔より悪臭を放つ例が全てと言って良い。生理食塩水による鼻腔洗浄は一時的には奏功するが、その効果継続時間は長くない。よって出勤または登校前に鼻腔洗浄することを勧めているが、午後には鼻臭を放ち始める者が多い。  鼻副鼻腔炎さらにアレルギー性鼻炎に対し、抗生剤を投与することが一般であり、本来、固有鼻腔および副鼻腔に支配的な菌が駆逐され、本来は基本的には鼻前庭部のみに存在する黄色ブドウ球菌が固有鼻腔および副鼻腔に於ける支配的な菌になるためと推測される。  そして臭いの研究は現在、ほとんど行われていない。臭鼻症の研究は昔こそ盛んに行われていたが、今はその発症がほとんど見かけられなくなったため全く行われていない。 「鼻臭で悩む友の会」に参加している者は、大部分が鼻副鼻腔炎あるいはアレルギー性鼻炎にて耳鼻咽喉科に現在も通院しており、大部分が若年者であり、頻繁に抗生剤の投与を受けている。幼年期から重度の鼻副鼻腔炎またはアレルギー性鼻炎に罹患していた者が多いが、20歳近くに鼻副鼻腔炎またはアレルギー性鼻炎に罹患して初発した者も多い。  乳酸菌溶液17)の鼻腔吸入により寛解した例が男性患者に1名見られたが、これはアレルギー性鼻炎が半年前に発症した者で、固有鼻腔鼻粘膜の健全性が高かったためと推測された。乳酸菌溶液の鼻腔吸入によっても一時的な効果しか得られない者が大部分であるが、これは長年、鼻副鼻腔炎またはアレルギー性鼻炎に罹患してきたため固有鼻腔および副鼻腔鼻粘膜が永久的または半永久的に破壊されているためと推測された。  ムピロシン12)に期待し、症例1症例2症例4が使用したが芳しい結果はない(3例とも海外より個人輸入した安価なムピロシンを使用した)。この薬剤は有効性がブドウ球菌やレンサ球菌にほぼ限られ、固有鼻腔および副鼻腔に於ける常在菌叢の回復を阻害しない。しかし、“鼻の乾き”を訴える中等症以上の患者には効果はないと考えられた。固有鼻腔および副鼻腔鼻粘膜が永久的または半永久的に破壊されているために鼻汁分泌が少なく乾燥に強い黄色ブドウ球菌の増殖を抑えることは一時的と考えられるからである。 “臭鼻症”で検索すると現在は中国に多いことが分かる。これは中国の大気汚染が激しい故と考えられる。固有鼻腔の鼻粘膜が破壊されるほど中国の大気汚染が激しいことが想定される。  この病態は萎縮性鼻炎・臭鼻症が多く存在していた以前、有ったが見逃されてきたのか、それとも無かったのか、これについて判断は微妙である。 【余記】  真菌培養の信頼度は低く、真菌培養(-)であっても、真菌異常増殖により悪臭を放っているのではないとは断定できない。真菌は鼻腔の常在菌であり、CT検査も行い総合的に判断することが必要である5)。「鼻臭で悩む友の会」への参加者に鼻腔および副鼻腔の真菌感染により悪臭を放っている者も極少数ながら含まれていると筆者は考えている。  また、黄色ブドウ球菌の変遷が新型臭鼻症という病態を産んだと確信する。古典的な臭鼻症がほとんど見られなくなったのも黄色ブドウ球菌の変遷故と確信する。  自動車などの排気ガスまたは激しい大気汚染が固有鼻腔鼻粘膜を破壊し、新型臭鼻症という病態を生んだ可能性も高いと考えられる。 【文献】 1) 古内一郎:萎縮性鼻炎. アレルギーの臨床 9(3):172-175, 1989 2) 菊池 賢:MRSA/各種耐性菌の現状と対策. 日医雑誌 第127巻・第三号:347-351, 2002 3) A.Konvalinka, L.Errett, I.W.Fong : Impact of treating Staphylococcus aureus nasal carriers on wound infections in cardiac surgery, Journal of Hospital Infection 64, 162-168, 2006 4) 工藤翔二,木村 仁,植竹健司:びまん性汎細気管支炎に対するマクロライド系抗生剤の少量長期投与の臨床効果.日胸疾会誌22:254,1984. 5) 石光亮太郎:当科における鼻副鼻腔真菌症の治療経験. 日本耳鼻咽喉科感染症研究会誌. 第17巻. 第1号:143-147, 1999 6) 宮本忠雄 : 体臭(口臭)を訴える患者についての精神医学的諸問題. 歯界展望25: 461-471. 1965 7) 武藤二郎:萎縮性鼻炎・臭鼻症. JOHNS 8:1015-1019, 1992 8) 中沢晶子: 体臭を訴える病者の心性について-人間学的観点からの一考察-. 精神経誌65: 879-884, 1963 9) 近江健作:萎縮性鼻炎の細菌学的研究:久保式萎縮性鼻炎手術施行前後に於ける鼻腔微生物叢の変遷に就いて. The Journal of Chiba Medical Society 32(6): 937-952, 1957 10) 大橋浩文:月経周期に伴う膣内細菌の変動. 感染症学雑誌 54(7):321-330, 1970 11) 立花隆夫:褥瘡の対処と治療. 診断と治療 90:1601-1607, 2002 12) 田仲 曜、島田英雄、千野 修ほか:食道癌手術におけるムピロシン軟膏の有用性. 日消外会誌 33(5):567-571, 2000 13) 横井秀也:萎縮性鼻炎の臨床統計及び本症に対するグリンポール使用経験. 耳鼻臨床49(6):39-49, 1956 14) 宇田川優子: 小児鼻・副鼻腔炎の細菌学的検討. 小児耳17(1): 48-51, 1996 15) 内田安信: 歯科心身症の診断と治療、第1版, 医歯薬出版, 東京, pp69-107, 1986 16) 内田安信, 小関英邦(内田安信編著): 歯科心身症と行動療法. 初版. 岩崎学術出版. 東京. pp1-50, 1986 17) 鷺谷敦廣: Lactobacillus acidophilus L-92 株の抗アレルギー作用について. 日本乳酸菌学会誌 21(3): 207-213, 2010 **~~**~~**~~**~~**~~**~~**~~** 4 cases suffering from nose smell, which are misdiagnosed as halitophobia * **~~**~~**~~**~~**~~**~~**~~**           Summary 4 cases suffering from nose smell, which are misdiagnosed as halitophobia                T I experienced misdiagnosed halitophobia in psychiatry 4 cases which complain of nose smell. But, which really show strong nose smell. Because atrophy of the turbinal and the crust formation are not accepted, it does not apply to a concept of the atrophic nasal inflammation, ozena. It is also contemplated that has been overlooked since it is a medical condition that can not be recognized visually, it is recognized only as an odor. Complained of "stool odor" ,"farting smells" the most, I was considered Staphylococcus aureus or Pseudomonas aeruginosa is growing mainly in specific nasal cavity this. Stench is mitigated by performing the nasal inhalation solution of lactic acid bacteria. The frequency of this illness is high, I name this new ozena. **~~**~~**~~**~~**~~**~~**~~** ☆*――*☆*――*☆*――*☆*――*☆*――*☆*

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  • 10Nov
    • 中鼻甲介蜂巣を有し、鼻臭を放つ症例

      【原著】  
   中鼻甲介蜂巣を有し、鼻臭を放つ症例 ------鼻汁分泌不全症候群------                     toshichan-man* 【抄録】  中鼻甲介蜂巣を有し、鼻臭を放つ症例を経験した。症例は耳鼻咽喉科より、副鼻腔真菌症をCT検査より否定され、自己臭恐怖としての精神科紹介受診であったが、たしかに呼気に悪臭があった。歯科での治療は十分すぎるほど行っていた。 「小学校低学年から慢性鼻副鼻腔炎に非常に悩み、授業中、出てくる鼻水に非常に苦しんだ。しかし、高校2年始めより授業中、出てくる鼻水に苦しむことは全くなくなったが、この頃から鼻臭を放っていたらしい」と言う。  中鼻甲介蜂巣と鼻臭の関連性を述べた論文は海外も含め見出されなかった。今は、苛めが蔓延しており、鼻臭のために苛めを受けている人が非常に多く、社会的にも大きな問題と考え、ここに提示する。 【key words】middle turbinate pneumatization, chronic rhinosinusitis, nazal odor 【はじめに】  症例は小学校低学年時より鼻副鼻腔炎に罹患し、以来、授業中出てくる鼻汁に非常に苦しんだ。  高校卒業頃より、自分の息が臭いことに気付き、慢性胃炎からの悪臭と考えていた。すなわち軽症ながら胃食道逆流症を持つと自己診断していた。  しかし、24時間食道pHモニタリング を施行されるも逆流は全くなく、何処からの臭いか?と煩悶している頃、ネットの「鼻臭で悩む友の会」を読み、鼻臭であることに気付く。以来、「鼻臭で悩む友の会」を熟読し、また、メール交換、書き込みも盛んに行う。鼻臭で悩む人が非常に多いことに気付く。  症例は過去の自動車事故で裁判となり自身の頭部MRI検査フィルムを持っており、真菌塊が写っていると判断する。真菌性鼻副鼻腔炎ではないかと疑っての前院受診であった。真菌塊ではなく中鼻甲介蜂巣が写っていた(図1,図2)。   【症例】 
(症例1)47歳、男性 家族歴:父・姉と神経質である(姉と2人兄弟) 性格:凝り性、熱中性、厭き性、優しい、神経質で強迫的傾向あり 生活歴:小さい頃より成績優秀(プライバシー保護のため以下、略)
既往歴:28歳時、うつ病性障害を発症し、軽症化重症化を繰り返し今も続いている。  32歳時、心因性頻尿を発症し今も続いている。 現病歴:小学1年次、鼻副鼻腔炎を発症。以来、授業中、出て来る鼻汁に非常に苦しんだ。高校2年春より慢性鼻副鼻腔炎が軽症化したのか、分泌物が減少したのか、授業中、出て来る鼻汁に悩まなくなった。  高校卒業頃より口臭に長年悩んできた。口臭は慢性胃炎により起こっていると考えてきた。  数年前、口臭は胃食道逆流症によると自己診断し、大学病院などで胃造影検査、24時間PHテストを受けたが、いずれも胃食道逆流症は否定された。  症例が自分の臭いが口臭でなく鼻臭であると思い始めたのは、24時間PHテストを受けて胃食道逆流症を否定され、自分の悪臭は何処から発しているのか?と煩悶していた頃、ネットの「鼻臭で悩む友の会」を読んでからであった。  高校2年始め、小学6年の頃から悩んできた重度のニキビが劇的に寛解した。これは授業中、出てくる鼻汁に苦労しなくなった時期と全く一致する。症例はこの頃、姉の重度のニキビのため、食事が野菜重視に変化したため、これが腸内細菌叢に変化を及ぼし、それが皮膚及び固有鼻腔の細菌叢にも変化を与えたと考えている。 
 鼻汁が出て授業中に苦労しなくなった高校2年からか、記憶を辿ると少なくとも高校3年冬には鼻臭を強く発していたと考えていた(高校3年冬、図書館で勉強していると、避けられた記憶がある)。  黄色ブドウ球菌など球菌を選択的に殺すため手術現場に於いて世界中で広く使用されているムピロシン13)を個人輸入して使用したが固有鼻腔の乾燥感は弱まることはなかった(臭いは不明)。  鼻臭と気づいてより乳酸菌溶液の鼻腔内注入を行っていたが、効果は1時間ほどと分かったため、現在は馬油を鼻腔内吸入して凌いでいる。馬油は洗浄効果は強くないが、効果持続時間が長いからである。また、馬油の本を読み、馬油が廃絶した鼻粘膜を再生してくれると期待して馬油の鼻腔への吸入を行っている。  常にマスクをし固有鼻腔の渇きを軽減するように務めているが、固有鼻腔の乾燥感は強く、水様性鼻汁が時折僅かに出るのみである。  ネットより、自身が真菌性鼻副鼻腔炎と思い、過去の自動車事故のMRI検査フィルムとともに耳鼻咽喉科受診し、真菌性鼻副鼻腔炎はCT検査より否定され、痂皮形成はなく固有鼻腔の弱い萎縮はあるが萎縮性鼻炎とは言えないと精神科紹介となった。 周囲の反応つまり咳、鼻すすりなどは分からない。 【考察】  鼻臭を発し、社会生活上、支障を来すことの多い、この疾患の本態を考察した。これは慢性鼻副鼻腔炎などにより鼻汁を産生する鼻腺・杯細胞などの多くが破壊されたためであり、多くが鼻腔の渇きを強く自覚しており、また原因は多岐に亘っており、鼻汁分泌不全症候群と名付けるべきと考える。中鼻甲介蜂巣との関連はないとも考えられる。  鼻汁を産生する鼻腺・杯細胞などが含まれる固有鼻腔の鼻粘膜を破壊するのは黄色ブドウ球菌の産生する毒素と考えられる。慢性鼻副鼻腔炎の原因菌とされる肺炎球菌(Streptococcus pneumoniae)・インフルエンザ桿菌(Haemophilus influenza)・モラキセラ菌(Moraxella catarrhalis)などが鼻粘膜を破壊する強い毒素を産生することは考え難い。  黄色ブドウ球菌は欧州に於いて30%ほどが常在菌として固有鼻腔に保有するが70%は保有しない。その理由が最近、解明された14)。固有鼻腔の常在菌のStaphylococcus lugdunensisから黄色ブドウ球菌の繁殖を阻止する物質が産生されるが、30%ほどはStaphylococcus lugdunensisを保有しない。そのStaphylococcus lugdunensisを保有しない理由は遺伝的で生まれながらのものか、抗生剤の服用により生じるものか、論文14)では判然としない。この論文に於ける統計は大学病院入院患者であり、比較的高齢の成人が多いと推測される。比較的高齢になるまでに抗生剤を服用するため、抗生剤服用により固有鼻腔に於ける常在菌の一つであるStaphylococcus lugdunensisが死滅したと推測される。黄色ブドウ球菌を固有鼻腔に保有する割合は他の論文に於いても同様な傾向である。  本邦での最新の論文では小児の慢性鼻副鼻腔炎の患者に於いて8.1%が固有鼻腔に黄色ブドウ球菌を保有しているとされる3)。  慢性鼻副鼻腔炎に於いて鼻粘膜が損傷されていく機序は、Staphylococcus lugdunensisを先天的に持たない、または後天的に持たないため固有鼻腔に於いて黄色ブドウ球菌が増殖しやすく、黄色ブドウ球菌の代謝産物(毒素)が鼻粘膜を損傷してゆく、と考えられる。    現在、鼻副鼻腔炎さらにアレルギー性鼻炎に対し、抗生剤を投与することが一般であり、Staphylococcus lugdunensisが駆逐され、本来は基本的には鼻前庭のみに存在する黄色ブドウ球菌が固有鼻腔に於いても増殖する菌になる機序が想定される。  鼻臭を訴える者は一般的な抗生剤を服用して数日のみだが劇的に悪臭が減ると主張する者が非常に多い。1週間継続服用しても、悪臭が減るのは最初の数日と言う。これは悪臭を放っているのは黄色ブドウ球菌であることを示唆する。少なくとも黄色ブドウ球菌の場合、薬剤への耐性を得た菌は、生息能を犠牲にしてその薬剤耐性を得ているため、普通の黄色ブドウ球菌より生息能が弱い2)。普段は、薬剤感受性である普通の黄色ブドウ球菌が鼻前庭と固有鼻腔を占領しており、鼻前庭の毛穴などに薬剤耐性の黄色ブドウ球菌が極少数隠れるように生息しているが、抗生剤投与により普通の黄色ブドウ球菌が死滅して薬剤耐性の黄色ブドウ球菌が鼻前庭のみでなく隣接する固有鼻腔にも一気に増殖するためと考えられる。しかし、数日後、一気に増えるのは緑膿菌の可能性も想定される。  
 鼻臭を訴える者の多くは鼻汁は時折僅かに出るのみで強い乾燥感を訴える。鼻粘膜の荒廃強いためと考えられる。黄色ブドウ球菌は乾燥に強いが、湿潤状態では他の菌も増殖しやすく黄色ブドウ球菌は駆逐され余り増殖しない。    また、“屁の臭い”“便臭”を人より指摘されることから、黄色ブドウ球菌が異常増殖していると推測される12)。 「臭いの悩みSNS」に参加している鼻臭に悩む者は、多くが鼻副鼻腔炎あるいはアレルギー性鼻炎にて耳鼻咽喉科に通院したことがある。  女性に於いては「生理のサイクルに呼応して鼻臭が強くなったり鼻臭がほとんど無くなる」「月経中は鼻臭が強くなる」と主張する。これは生理のサイクルに呼応して固有鼻腔の微生物叢が変化するためと推測される9) 。これは古来、萎縮性鼻炎・臭鼻症の病因としてホルモン説があり、月経中は萎縮性鼻炎・臭鼻症の悪臭が増大する1)と一致する。この「臭いの悩みSNS」に参加している女性数名は自分自身では悪臭が分からないため周囲の反応で推測しているが、彼女らの周囲の反応への敏感度は極めて高く、正しい判断と思われる。 しかし、このSNSの参加者のほとんどは自己臭恐怖あるいは鼻粘膜不全症候群と自己臭恐怖の合併である。   夜、帰宅後、生理食塩水などにて鼻腔洗浄しても翌日の朝には固有鼻腔より悪臭を放つ例が全てと言って良い。生理食塩水などによる鼻腔洗浄は一時的には奏功するが、その効果継続時間は長くない。2時間ほどと言う者が多い。  ベンゾジアゼピン系抗不安薬を服用すると、周囲の反応すなわち咳・鼻すすりなどが劇的に無くなると主張する者がこのSNSには非常に多い。これは過敏性が一時的ながらも無くなるためであり自己臭恐怖と考えられるが、鼻汁分泌は副交感神経支配であり、ベンゾジアゼピン系抗不安薬服用により交感神経過緊張が解され副交感神経の活動阻害が無くなり鼻汁分泌が促され鼻臭が弱くなる機序も考えられる。  DSM-5に於いて自己臭恐怖は「他の特定される強迫症および関連症/他の特定される強迫性障害および関連障害」に分類されている。“カラスがカアカア(臭い臭い)と言って飛んで行く”“後ろの車が大きく車間距離空けてついて来る”と言う者も存在し、これは「統合失調症スペクトラム障害および他の精神病性障害群」に分類される。   【最後に】  この病態は、萎縮性鼻炎・臭鼻症が多く存在していた昭和30年以前には慢性鼻副鼻腔炎が非常に多かったため多数存在していたが、痂皮の形成はなく、鼻腔の萎縮がほとんどないため、また萎縮性鼻炎・臭鼻症より臭気が一般に弱いため、軽症の萎縮性鼻炎・臭鼻症と診断されることが多かったと考えられる。  少なくとも鼻臭に於いては本当に臭いが自己臭恐怖と誤診されている者が多いと推測される。鼻臭を訴える者の多くは生理食塩水などによる鼻腔洗浄を毎日数回行っており、受診時、悪臭は弱い者がほぼ全てである。  自己臭恐怖とされている者の中には、鼻汁分泌不全症候群が含まれていると考えられる。鼻臭は自分では認知できないため、口臭・体臭を訴え自己臭恐怖とされている者の中にも鼻汁分泌不全症候群が多く含まれていると思われる。      【文献】
1) 古内一郎:萎縮性鼻炎. アレルギーの臨床 9(3):172-175, 1989 2) 菊池 賢:MRSA/各種耐性菌の現状と対策. 日医雑誌 第127巻・第三号:347-351, 2002
3) 工藤典代, 有本友希子, 仲野敦子 : 小児の鼻汁から得られた検出菌の検討, 日鼻誌 47(2) :115-119, 2008 4) 池田元久、渡辺勘:いわゆる中鼻甲介蜂巣について----粘液嚢胞の症例報告と文献的考察----. 耳鼻 41:774~779, 1995
5) 石光亮太郎:当科における鼻副鼻腔真菌症の治療経験. 日本耳鼻咽喉科感染症研究会誌. 第17巻. 第1号:143-147, 1999
6) 宮本忠雄 : 体臭(口臭)を訴える患者についての精神医学的諸問題. 歯界展望25: 461-471, 1965
7) 武藤二郎:萎縮性鼻炎・臭鼻症. JOHNS 8:1015-1019, 1992
8) 中沢晶子: 体臭を訴える病者の心性について. 精神経誌65: 879-884, 1963 9) 大橋浩文:月経周期に伴う膣内細菌の変動. 感染症学雑誌,54(7):321-330, 1970 10) 大前隆:中鼻甲介蜂巣の臨床. 耳展35: 6; 411~417, 1992
11) 近江健作:萎縮性鼻炎の細菌学的研究:久保式萎縮性鼻炎手術施行前後に於ける鼻腔微生物叢の変遷に就いて. The Journal of Chiba Medical Society 32(6): 937-952, 1957 12) 立花隆夫:褥瘡の対処と治療. 診断と治療 2002,90:1601-1607. 13) 田仲 曜、島田英雄、千野 修ほか:食道癌手術におけるムピロシン軟膏の有用性. 日消外会誌 2000,33(5):567-571. 14) Zipperer A, Konnerth MC, Martin C ; Human commensals producing a novel antibiotic impair pathogen colonization. Nature 535 (7613):511–516, 2016
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*toshichan-man:A Case with middle turbinate pneumatization and nasal odorなお、Staphylococcus lugdunensisは全く無効でした。頻回の「鼻うがい」しか無いと、ようやく気付きました。サーレsなどで。私は今日より、サーレsを使い始めました。サーレsは150ml の容器に溶かすので、200mlの容器を持っているので(ヤクルト・L92??)それに溶かして冷蔵庫に入れています。サーレsには殺菌剤も、潤すグリセリンも入っています。

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  • 22Sep
    • 鼻臭を訴え自己臭恐怖と診断されてきた例

-----鼻粘膜不全症候群(新しい概念の臭鼻症)ー

      【原著】  
 鼻臭を訴え自己臭恐怖と診断されてきた例
         
--------鼻粘膜不全症候群(新しい概念の臭鼻症)--------
    A case suffering from nose smell, which are misdiagnosed as halitophobia---- Nasal mucosal insufficiency syndrome (ozena of a new concept) ----【抄録】   鼻臭を訴え自己臭恐怖として耳鼻咽喉科より精神科紹介受診とされてきた1例を示す。症例は実際に強い鼻臭を放っていた。耳鼻咽喉科にて萎縮性鼻炎・臭鼻症など悪臭を放つ疾患は否定されている。 ネットを見渡すと同じような病態で苦しんでいる者は多い。ほぼ全てが異常なほどの鼻の乾きを訴えている。荒廃した固有鼻腔鼻粘膜に於いて黄色ブドウ球菌または緑膿菌が異常増殖し、鼻汁分泌が不全なため細菌の代謝産物を喉などへ押し流すことが出来ず、強い鼻臭を発していると考えられた。また、黄色ブドウ球菌の増殖を防ぐ物質を産生するStaphylococcus lugdunensisが存在していないと考えられた。この疾患の頻度は高いが、放置あるいは精神科にて自己臭恐怖と診断されている。鼻粘膜不全症候群と名付ける。これは新しい概念の臭鼻症と言える。痂皮形成と固有鼻腔の萎縮はなく、内視鏡で鼻粘膜の荒廃が認められるだけであるためと、萎縮性鼻炎・臭鼻症のベールに隠れ、気付かれないでいる重大な疾患と考えられる。 
 少なくとも女性に於いては自己臭恐怖を合併していることが全てと言って良い。【abstract】A case of complaining of nasal smell and self-odor fear is shown as a case of psychiatrist referral received from otolaryngology. The case actually had a strong nasal odor. Otorhinolaryngology does not deny the malodorous diseases such as atrophic rhinitis and bronchitis.
Many people suffer from the same pathology when looking over the net. Almost everything complains about abnormal dryness of the nose. It is thought that Staphylococcus aureus or Pseudomonas aeruginosa abnormally proliferates in the ruined intranasal nasal mucosa and fails to sweep the metabolic products of the bacteria to the throat etc due to failure of nasal secretion and has a strong nasal odor It was done. In addition, Staphylococcus lugdunensis that produces substances to prevent the growth of Staphylococcus aureus was not considered to be present. Although the frequency of this disease is high, it is diagnosed as self-odor fear in neglect or psychiatry. I call it nasal mucosal insufficiency syndrome. This is a new concept of odor nasal disease. There is no crust formation and atrophy of the intranasal nasal cavity, because the nasal mucous membrane disappears only with the endoscope, it is thought that it is a serious disease which is hidden behind veil of atrophic rhinitis / bad nasal symptoms and is not noticed .
At least for women, it can be said that all self-odor fears are merged.【Key words】
ozena of a new concept, nasal mucosal insufficiency syndrome, halitophobia, staphylococcus aureus, staphylococcus lugdunensis
 【はじめに】 痂皮を形成せず固有鼻腔の萎縮はなく固有鼻腔鼻粘膜に於ける黄色ブドウ球菌または緑膿菌の異常増殖のため萎縮性鼻炎・臭鼻症より一般に悪臭は弱い。先天的または後天的にStaphylococcus lugdunensis16)を持たない者に発症する。 鼻臭を訴えて耳鼻咽喉科受診しても萎縮性鼻炎・臭鼻症の疾患概念3,7)に当て嵌まらないため自己臭恐怖として精神科紹介される患者が全てと言って良い。 鼻粘膜不全症候群は「固有鼻腔鼻粘膜の荒廃強く、鼻汁を分泌する組織が損傷を受け、鼻汁分泌が強く減少しており、黄色ブドウ球菌または緑膿菌が固有鼻腔鼻粘膜に於いて異常増殖し、その代謝産物が喉などへと流されず固有鼻腔鼻粘膜に留まり強い鼻臭を放つ」を病態とする。 原因は多岐に亘ると推測される。最も多いと推定される原因が「鼻副鼻腔炎により、少しづつ、あるいは急速に鼻粘膜が傷害された」である。その他の原因として、冷凍室の中で働く者に多い。 この疾患の頻度は高いが、ほぼ全てが自己臭恐怖と診断されている。しかし、悪臭は同じ部屋に居ることを拒否する者が続出するほど強いこともある。“苛め”が激増した現在「臭い人」として“苛め”を受けていることが非常に多い。また、社会逃避・引き籠もりに陥っている者の数も多い。  萎縮性鼻炎・臭鼻症は謎の疾患としてエジプトの古文書にも記載されている。萎縮性鼻炎・臭鼻症は「悪臭、萎縮、痂皮」の三主徴候を伴うとB.Frankel が提唱し、一つの疾患としての地歩を築いたとされる7)。
 以前は世界的に萎縮性鼻炎・臭鼻症の頻度は高く、その病因について様々な議論が為されてきた。女性ホルモン投与が効果あることが経験的に知られていたこと、老年期になると自然治癒することが多く認められたこと、女性が男性より罹患率が2倍余りであったこと、女性患者では生理周期に応じて鼻臭が強くなったり弱くなったりを繰り返すことが多かったこと、これらを併せると性ホルモンが萎縮性鼻炎・臭鼻症に大きく作用していたことが示唆された3,7)。また、神経質な患者が非常に多く細菌感染は二次的なものであるという自律神経障害説も強く存在していた7)。 萎縮性鼻炎・臭鼻症は昭和25年以降、減少を続け、現在では少なくとも先進諸国に於いては発生がほとんど見られなくなった3,7)。これは現代的畜農および養殖に於いて女性ホルモンを多量投与することが常態化しているためと筆者は考える。現代的畜農および養殖による牛乳・肉などを食することの出来ない地方では今でも萎縮性鼻炎・臭鼻症が比較的高頻度で起こっている。 ネットには「臭いの悩みSNS」が有り、登録者は200名を越え、概観すると女性が多く、年齢は14歳から56歳までに渡っている。口臭・鼻臭・体臭・過敏性腸症候群(IBS)のガス型など多岐の臭いに悩む人が登録している。主催者が鼻臭で悩んでいるため「鼻臭で悩む友の会」が数年前までの名称であった。口臭・体臭などの中には鼻臭でありながら気づいていない者も多く含まれると思われる。  このSNSへの参加者の多くは「臭い」と言われた、「臭い」と虐められた経験が心的外傷となって自己臭恐怖に陥っている。実際には臭わないためか、臭いを気にして臭わないように非常に心がけているためか、オフ会(自身の臭いに悩んでいる者が集まって“臭い”を確認する会合)では臭わないことがほとんどである。 このSNSの自己臭恐怖の者に反応すなわち“咳”“鼻すすり”などを気にすることが関係念慮であることを納得させることは困難を極め、ほぼ不可能であった。 自己臭恐怖の中等症から重症が多く集まっていると思われた。  【症例】 
(症例1)50歳、男性家族歴:父・姉と神経質である(姉と2人兄弟)性格:凝り性、熱中性、厭き性、優しい、神経質で強迫的傾向あり生活歴:小さい頃より成績優秀(プライバシー保護のため以下、略)
既往歴:28歳時、うつ病性障害を発症し、軽症化重症化を繰り返し今も続いている。 32歳時、心因性頻尿を発症し今も続いている。現病歴:小学1年冬、鼻副鼻腔炎を発症。以来、授業中、出て来る鼻汁に非常に苦しんだ。中学2年冬、左鼻骨が膨らんでいることに気付く。中鼻甲介蜂巣(写真1、2)を形成しているが症例は気にせずに放っていた。 高校2年春より鼻副鼻腔炎が軽症化したのか、分泌物が減少したのか、授業中、出て来る鼻汁に悩まなくなった。 高校卒業頃より口臭に長年悩んできた。口臭は慢性胃炎により起こっていると考えてきた。 数年前、口臭は胃食道逆流症によると自己診断し、大学病院などで胃造影検査、24時間食道pHモニタリングを受けたが、いずれも胃食道逆流症は否定された。 症例が自分の臭いが口臭でなく鼻臭であると思い始めたのは、24時間食道pHモニタリングを受けて胃食道逆流症を否定され、自分の悪臭は何処から発しているのか?と煩悶していた頃、ネットの「鼻臭で悩む友の会」を読んでからであった。また、このとき、高校2年春に高齢の名医で名高い耳鼻咽喉科医を親の強い勧めで受診し“萎縮性鼻炎”と診断され(CT・内視鏡の使用はなかった)、その診断名を日記に書いていたが、その病名の意味を始めて知る。しかし、萎縮性鼻炎はMRIより鼻甲介の萎縮なく、否定される。 高校2年春、小学6年の頃から悩んできた重度のニキビが劇的に寛解した。これは授業中、出てくる鼻汁に苦労しなくなった時期と全く一致する。症例はこの頃、姉の重度のニキビのため、食事が野菜重視に変化したため、これが腸内細菌叢に変化を及ぼし、それが皮膚及び固有鼻腔の細菌叢にも変化を与えたと考えている。 
 鼻汁が出て授業中に苦労しなくなった高校2年からか、記憶を辿ると少なくとも高校3年冬には鼻臭を強く発していたと考えていた(高校3年冬、図書館で勉強していると、避けられた記憶がある)。 更に記憶を巡ると、中学3年の時に、肉を沢山食べ始めてから鼻臭が始まった。 その肉は抗生剤まみれであり、固有鼻腔のStaphylococcus lugdunensisはこれで死に絶え、黄色ブドウ球菌が固有鼻腔に於いて異常増殖することが出来るようになった、と考え始めた。   黄色ブドウ球菌など球菌を選択的に殺すため手術現場に於いて世界中で広く使用されているムピロシン4,12)を個人輸入して使用したが固有鼻腔の乾燥感は弱まることはなかった(臭いは不明)。 鼻臭と気づいてより乳酸菌溶液の鼻腔内注入を行っていたが、効果は1時間ほどと分かったため、現在は馬油を鼻腔内吸入して凌いでいる。馬油は洗浄効果は強くないが、効果持続時間が長いからである。また、馬油の本を読み、馬油が廃絶した鼻粘膜を再生してくれると期待して馬油の鼻腔への吸入を行っている。 常にマスクをし固有鼻腔の渇きを軽減するように務めているが、固有鼻腔の乾燥感は強く、水様性鼻汁が時折僅かに出るのみである。綿棒で固有鼻腔鼻粘膜を触ると荒れていることが自身でも分かる。 ネットより、自身が真菌性鼻副鼻腔炎と思い、耳鼻咽喉科受診し、真菌性鼻副鼻腔炎はCT検査より否定され、痂皮形成なく固有鼻腔の萎縮もなく萎縮性鼻炎ではない、鼻副鼻腔炎でもない、悪臭を放つ疾患はないと精神科紹介となった。 内科的疾患はない。周囲の反応つまり咳・鼻すすりなどは分からない。   (症例2以下は「臭いの悩みSNS」の5例、参考として記す。書き込みを読むだけでなく、メール交換も盛んに行った。鼻粘膜不全症候群の可能性が高いと思われるものを選択した)(症例2)31歳、男性現病歴:19歳時より冷凍室の中で働くようになって自然に臭鼻症に成ったと主張する。   耳鼻咽喉科を受診したが、自己臭恐怖と診断される。精神科受診歴はなし。 仕事は休むことなく真面目に行っている。今も冷凍室の中で働くことが多い。仕事上、人と近くで接することは少ない。苛めを受けたことはない。 人を自分の車に乗せると臭いと思うので乗せられない、人の家の遊びに行くときは人の家に入る前に必ず車の中で生理食塩水などを入れて鼻腔を洗う器具で洗うようにしている。「疲れた日などはマスクして寝ないと、乾燥しすぎて起きたときにとめどなく鼻血が出る」と書き込みあり。 性格は真面目で素直。常にマスクをしているが、粘性のない水様の鼻汁が時折僅かに出るのみである。鼻毛が生えない。内科的疾患はない。周囲の反応つまり咳・鼻すすりなどは分からない。(症例3)37歳、男性現病歴:高校時、冬、温風ストーブの前で寝込んで長時間、温風を吸い込み、それにより固有鼻腔に瘡蓋を形成し鼻臭を放っていると主張し、複数の耳鼻咽喉科を受診した。ある耳鼻咽喉科から自己臭恐怖と診断され心療内科受診を勧められ、紹介状とともに心療内科を受診し、現在も心療内科通院している。心療内科は眠剤が欲しいために通っている。 Y局に勤めており、苛めを受けたことはない。これはY局での症例の仕事は人と近くで接することが非常に少ないためと推測される。Y局では夜勤の非常に多い部署に勤務している。Y局に入社時、鼻臭を気にしていたため、普通の人は避ける現在の部署を選んだ。「乾燥してる冬場が問題、乾燥してると臭いが酷くなる」「乾燥予防に最近はワセリン塗ってマスクしてる」と書き込みあり。 性格は真面目で素直。常にマスクをしているが、水様性鼻汁が時折僅かに出るのみである。内科的疾患はない。周囲の反応つまり咳・鼻すすりなどは分からない。(症例4)56歳、男性現病歴:小学生低学年時より耳と鼻が悪く耳鼻科へ通院していた。中学・高校時代は大量の鼻汁が出て授業中苦労した。
   高校卒業後、A社の東京支部に入社する。200名近い人がいるフロアで仕事を行う。そこで「臭い」と会社の社員から陰口を言われる。しかし、本人はあまり気に掛けないでいた。
   30歳時、大阪支部に移動となる。ここでも200名近い人がいるフロアで仕事を行う。東京支部に居たときの噂が伝わってきており、同じように「臭い」と会社の社員から陰口を言われる。若手の社員が症例の近くに来て臭いを嗅ぎ「臭い」と言うことが頻繁に起こった。症例は悩んで大学病院で鼻副鼻腔炎の手術を受けた。時間的余裕が多い職場であったため、こういう苛めが起こり得たと推測される。 ネットで「鼻臭で悩む友の会」を見つけ、ここで自らが臭鼻症であるらしいと思う。「ある耳鼻咽喉科で“痂皮の形成や鼻腔の萎縮はないが萎縮性鼻炎と言えるかも知れない”“粘膜が酷くやられている”と言われたことがある」と書き込みあり。 ある耳鼻咽喉科で精神科への紹介状を書かれ、精神科を受診したこともある。精神科では自己臭恐怖と診断されalprazolam、sulpirideを処方された。性格は円満で社会性は高い。子供が3人居り、家庭は円満である。内科的疾患はない。周囲の反応つまり咳・鼻すすりなどは分からない。(症例5)29歳、女性現病歴:小学校低学年時より鼻副鼻腔炎で耳鼻咽喉科にて最近まで治療を受けてきた。小学校低学年時より抗生剤を服用してきた。「中学時代から悪臭を放っていたように思えるが、はっきりしない、小学生時代より悪臭を放っていたのかも知れない」と書き込みあり。「臭いの悩みSNS」の自己紹介には次のようにある。 「もう何年も心から笑ってません。 笑うと臭いを放ってしまうから、口を閉じて笑う術を身につけました。 極力会話は、短く、単語で済ます術を身につけました。 自分で吐いた息は、自分で少しでも吸うように努力しています。 周りはこの努力をしらない。 だからブレスケアを差し出してくるし ファブリーズを差し出してくる。 あなたが優しさのつもりでしてくれているその行動が、私を余計に苦しめる。 子供好きだし、結婚だってしたい。 でもこの臭いのせいで恋愛しちゃいけない気がして全てシャットダウンしてきた。 仕事一筋っすよ。笑 迷惑覚悟で接客業してます。 臭くて暗くて仕事できないやつ、より 臭いけど元気で仕事できるやつ、を 目指すようになったのは、ここ最近かな。 有名な歯医者にも行きました。人間ドックもしました。胃カメラだって飲みました。漢方療法にも挑戦しました。なのに、どこで何がこの匂いを放っているのか分かりませんでした。鼻臭であることに気付いたのは半年前です。 いつになったら心から笑えるようになれるのでしょうか。」 生理のサイクルに呼応して鼻臭が強くなったり鼻臭がほとんど無くなることが多いと主張する。「数件目の耳鼻咽喉科で鼻の粘膜が非常に荒れていると言われた」「臭いをほとんど感じることが出来なく、耳鼻咽喉科で“嗅覚の神経細胞が廃絶している。何故、放っていた。これは無理”と言われた」「夏は“魚の腐った臭い”、秋と冬は“屁の臭い”を指摘される」との書き込みあり。性格は真面目で素直。水様性鼻汁が時折僅かに出るのみである。内科的疾患はない。周囲の反応つまり咳・鼻すすりなどに極めて過敏。(症例6)48歳、女性現病歴:小学4年次、鼻副鼻腔炎になった。中学生になってから頻繁に鼻が詰まり夜は鼻呼吸が困難になった。同時に鼻から悪臭が発しているらしいことを知る。耳鼻咽喉科に鼻臭を訴えて行ったが、軽くあしらわれた。この頃、同級生より「臭い」と言われ女番長などより激しい苛めを受ける。中学2年次、鼻副鼻腔炎・臭鼻症などに効果があると言われる市販の漢方薬を服用始めて三ヶ月ほどで寛解(鼻臭を気にしないでも良いようになる)したが、高校1年次、再燃した。図書館で調べて自身の病態が臭鼻症らしいと考える。中学生時は“屁の臭い”“便の臭い”がすると言われていた。
   20代の時、ある耳鼻咽喉科で「鼻の中が真っ黒だ!タバコをゴジラのようにプカプカ吸っているのだろう!(症例はタバコは吸わない)」と言われたことがある。この頃、鼻副鼻腔炎が非常に悪化し緑色の鼻汁が大量に出ており、職場で症例の居る所を指さして
“あの辺イカ臭い〜生臭い〜”と大騒ぎされた。これは抗生剤を7日間服用した直後のことであり、緑膿菌が異常増殖していたと推測される11)。
 多くの耳鼻咽喉科を受診してきたが、ある耳鼻咽喉科で「萎縮性鼻炎とは言えない鼻腔の弱い萎縮はある、鼻粘膜が非常に荒れている」と言われた。 個人輸入してムピロシンを使用したが、胃に来る(胃が荒れる)、効果が感じられないと数日で使用を中止した。
   生理周期に寄って鼻臭が強くなったり弱くなったりする、特に月経中は臭いが強い、と主張する(自分では臭えないため、周囲の反応から判断している)。
「薬(注;etizolam)を服用すると、周囲の咳払い・鼻すすりなど反応が全く無くなる」「息子も鼻臭がある」「風邪を引いて鼻水が出るときは臭いが弱くなる」と書き込みあり。etizolam はネットより個人輸入していた。  最近は“屁の臭い” “便の臭い”を指摘されることが多いと言う。職場などで口臭が強い人を酷く気にする。臭いに極めて過敏になっている。家では子供に臭いを確認させ、「臭いはない」と言うと「本当のことを言いなさい」と泣くまで責め立てる。「臭いが酷い時は膿も鼻汁も出ない(鼻が乾燥する)
臭いが軽くなる時は膿が出て鼻が潤ってる感じがする
要は膿が出てても排泄できていれば臭いは酷くなくて
排泄が滞って膿が上顎洞等に溜まってしまうと悪臭が発生する!
こういう図式なんじゃないかって思ってる。」との書き込みあり。“自臭症”“気にしすぎ”と言われることを酷く嫌う。内科的疾患はない。周囲の反応つまり咳・鼻すすりなどに極めて過敏。 
(以上、6つの症例からは、男性は周囲の反応つまり咳・鼻すすりなどに鈍感と思われるが、男性にも周囲の反応に過敏で自己臭恐怖と診断される者は、このSNSに多い。ここに挙げた女性例は2例とも自己臭恐怖を合併している)【考察】 鼻汁を産生する鼻腺・杯細胞などが含まれる固有鼻腔鼻粘膜を破壊するのは黄色ブドウ球菌の産生する毒素と考えられる。鼻副鼻腔炎の原因菌とされる肺炎球菌(Streptococcus pneumoniae)・インフルエンザ桿菌(Haemophilus influenza)・モラキセラ菌(Moraxella catarrhalis)などが鼻粘膜を破壊する強い毒素を産生することは考え難い。  黄色ブドウ球菌は欧州に於いて30%ほどが常在菌として固有鼻腔に保有するが70%は保有しない。その理由が最近、解明された16)。固有鼻腔の常在菌のStaphylococcus lugdunensisから黄色ブドウ球菌の繁殖を阻止する物質が産生されるが、30%ほどはStaphylococcus lugdunensisを保有しない。そのStaphylococcus lugdunensisを保有しない理由は遺伝的で生まれながらのものか、抗生剤の服用により生じるものか、論文16)などでは判然としない。 本邦での最新の論文では小児の鼻副鼻腔炎の患者に於いて8.1%が固有鼻腔に黄色ブドウ球菌を保有しているとされる5)。欧州に於ける統計は成人であり、成人になるまでに抗生剤を服用するため、抗生剤服用により固有鼻腔に於ける常在菌の一つであるStaphylococcus lugdunensisが死滅したと推測される。黄色ブドウ球菌を固有鼻腔に保有する割合は他の幾多の論文に於いても同様な傾向である。 現在、鼻副鼻腔炎さらにアレルギー性鼻炎に対し、抗生剤を投与することが一般であり、Staphylococcus lugdunensisが駆逐され、本来は基本的には鼻前庭のみに存在する黄色ブドウ球菌が固有鼻腔に於いても増殖する菌になる機序が想定される。 鼻臭を訴える者は一般的な抗生剤を服用して数日のみだが劇的に悪臭が減ると主張する者が非常に多い。1週間継続服用しても、悪臭が減るのは最初の数日のみと言う。これは悪臭を放っているのは黄色ブドウ球菌であることを示唆する。少なくとも黄色ブドウ球菌の場合、薬剤への耐性を得た菌は、生息能を犠牲にしてその薬剤耐性を得ているため、普通の黄色ブドウ球菌より生息能が弱い4)。普段は、薬剤感受性である普通の黄色ブドウ球菌が鼻前庭と固有鼻腔を占領しており、鼻前庭の毛穴などに薬剤耐性の黄色ブドウ球菌が極少数隠れるように生息しているが、抗生剤投与により普通の黄色ブドウ球菌が死滅して薬剤耐性の黄色ブドウ球菌が鼻前庭のみでなく隣接する固有鼻腔にも一気に増殖するためと考えられる。また、数日後、一気に増えるのは緑膿菌の可能性も想定される。  
 鼻臭を訴える者の多くは鼻汁は時折僅かに出るのみで強い乾燥感を訴える。鼻粘膜の荒廃強いためと考えられる。黄色ブドウ球菌は乾燥に強いが、湿潤状態では他の菌も増殖しやすく黄色ブドウ球菌は余り増殖しない。  “屁の臭い”“便臭”を人より指摘されることから、黄色ブドウ球菌が異常増殖していると推測される11)。また、“魚の腐ったような臭い”のときは緑膿菌が異常増殖していると推測される11)。 女性に於いては「生理のサイクルに呼応して鼻臭が強くなったり鼻臭がほとんど無くなる」「月経中は鼻臭が強くなる」と主張する。これは生理のサイクルに呼応して固有鼻腔の微生物叢が変化するためと推測される10) 。これは古来、萎縮性鼻炎・臭鼻症の病因としてホルモン説があり、月経中は萎縮性鼻炎・臭鼻症の悪臭が増大する3)と一致する。この「臭いの悩みSNS」に参加している女性数名は自分自身では悪臭が分からないため周囲の反応で推測しているが、彼女らの周囲の反応への敏感度は極めて高く、正しい判断と思われる。 このSNSの参加者のほとんどは自己臭恐怖あるいは鼻粘膜不全症候群と自己臭恐怖の合併である。  夜、帰宅後、生理食塩水などにて鼻腔洗浄しても翌日の朝には固有鼻腔より悪臭を放つ例が全てと言って良い。生理食塩水などによる鼻腔洗浄は一時的には奏功するが、その効果継続時間は長くない。2時間ほどと言う者が多い。 ベンゾジアゼピン系抗不安薬を服用すると、周囲の反応すなわち咳・鼻すすりなどが劇的に無くなると主張する者がこのSNSには非常に多い。これは過敏性が一時的ながらも無くなるためであり自己臭恐怖と考えられるが、鼻汁分泌は副交感神経支配であり、ベンゾジアゼピン系抗不安薬服用により交感神経過緊張が解され副交感神経の活動阻害が無くなり鼻汁分泌が促され鼻臭が弱くなる機序も可能性として考えられ得る。 DSM-5に於いて自己臭恐怖は「他の特定される強迫症および関連症/他の特定される強迫性障害および関連障害」に分類されている。“カラスがカアカア(臭い臭い)と言って飛んで行く”“後ろの車が大きく車間距離空けてついて来る”と言う者も存在し、これは「統合失調症スペクトラム障害および他の精神病性障害群」に分類される。  【最後に】 この新しい病態は、萎縮性鼻炎・臭鼻症が多く存在していた昭和30年以前には鼻副鼻腔炎が非常に多かったため多数存在していたが、痂皮の形成はなく、萎縮性鼻炎・臭鼻症より臭気が一般に弱いため、萎縮性鼻炎・臭鼻症のベールに隠れ見逃されていたと考えられる。また、軽症の萎縮性鼻炎・臭鼻症と診断されていた可能性も考えられる。 少なくとも鼻臭に於いては本当に臭いが自己臭恐怖と誤診されている者も多いと思われる。鼻臭を訴える者の多くは生理食塩水などによる鼻腔洗浄を毎日数回行っており、受診時、悪臭は弱い者がほぼ全てである。空気の乾燥する秋と冬にのみ悪臭を指摘される者も多い。 鼻臭を訴え自己臭恐怖とされている者の中には、鼻粘膜不全症候群が含まれていると考えられる。鼻臭は自分では認知できないため、口臭・体臭を訴え自己臭恐怖とされている者の中にも鼻粘膜不全症候群が含まれていると思われる。    【文献】1) 朝倉聡 : 自己臭恐怖の臨床的研究---25年前の症例との比較から--- . 臨床精神医学 2000,29,313-320.2) Begum M, McKenna PJ : Olfactory reference syndrome: A systematic review of the world literature. Psychological Medicine 2011.41:453–461. 
3) 古内一郎:萎縮性鼻炎. アレルギーの臨床 1989,9(3):172-175.
4) Konvalinka A, Errett L, Fong IW : Impact of treating Staphylococcus aureus nasal carriers on wound infections in cardiac surgery, Journal of Hospital Infection 2006,64: 162-168.5) 工藤典代, 有本友希子, 仲野敦子 : 小児の鼻汁から得られた検出菌の検討, 日鼻誌 2008.47(2):115-119. 
6) 石光亮太郎:当科における鼻副鼻腔真菌症の治療経験. 日本耳鼻咽喉科感染症研究会誌. 1999,第17巻. 第1号:143-147. 
7) 武藤二郎:萎縮性鼻炎・臭鼻症. JOHNS 1992,8:1015-1019. 
8) 村上靖彦 : 自己臭妄想症. 精神医学 2011,53(9):919-921.9) 近江健作:萎縮性鼻炎の細菌学的研究:久保式萎縮性鼻炎手術施行前後に於ける鼻腔微生物叢の変遷に就いて. The Journal of Chiba Medical Society 1957,32(6): 937-952.10) 大橋浩文:月経周期に伴う膣内細菌の変動. 感染症学雑誌 1970,54(7):321-330. 
11) 立花隆夫:褥瘡の対処と治療. 診断と治療 2002,90:1601-1607. 
12) 田仲 曜、島田英雄、千野 修ほか:食道癌手術におけるムピロシン軟膏の有用性. 日消外会誌 2000,33(5):567-571. 
13) 横井秀也:萎縮性鼻炎の臨床統計及び本症に対するグリンポール使用経験. 耳鼻臨床 1956,49(6):39-49. 14) 吉川衛:副鼻腔真菌症の診断と治療. 日耳鼻 2015,118: 629-635. 
15) 宇田川優子: 小児鼻・副鼻腔炎の細菌学的検討. 小児耳 1996, 17(1): 48-51.16) Zipperer A, Konnerth MC, Martin C ; Human commensals producing a novel antibiotic impair pathogen colonization. Nature 535,2016,(7613):511–516.
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toshichan-man:1 case suffering from nose smell, which are misdiagnosed as halitophobia---- Nasal mucosal insufficiency syndrome (ozena of a new concept) ----

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      テーマ:
  • 06Sep
    • ケンタッキーフライドチキンの鶏は8本足???綺麗な形の果物は農薬だらけ

      綺麗な形の果物は農薬だらけこれは野菜にも言える。農薬を農協推薦通りに与えては、虫から喰われ、形は歪に成り、とても高く売れない商品となる。肉に関しても同じ。肉を造る農家は自分たちで食べる肉と出荷する(売りに出す)肉は全く別生産です。自分たちが食べる肉は、ホルモンや薬を与えず、美味しいです(私は脂が乗って居らず、美味しいとは感じなかったけど)。これは、もちろん野菜・果物にも言えます。農家は自分たちが食べるものは別生産です。農薬を与えないから、形は歪、虫に食われた後だらけです。これが本当にレモン?キュウリ?というものばかりでした。「農協指定の最低三倍は農薬を使わないと綺麗な果物は出来ない」と聞きました。http://karapaia.com/archives/52193464.htmlhttps://www.google.com/search?q=6%E6%9C%AC%E8%B6%B3%E3%81%AE%E9%B6%8F&client=firefox-b&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ved=2ahUKEwjF7uWy2KXdAhXIvbwKHTMEDUsQsAR6BAgFEAE&biw=1009&bih=940https://www.excite.co.jp/News/entertainment_g/20170321/Mogumogunews_4472.html https://blog.goo.ne.jp/1shig/e/1218f4ac911421005d7d765aa56536a2http://sciencenews.co.jp/2016/06/21/post-2550/https://hbol.jp/23977アメリカの遺伝子技術は非常に進んでいます。貧しく無知な黒人以外は癌に成るから食べない、ことを日本人は知らない。https://jp.wsj.com/articles/SB12759595096617873597504581022342779225426http://bach-iruka.com/%E5%8D%B1%E3%81%AA%E3%81%84%E9%A3%9F%E3%81%B9%E7%89%A9/6585/こういうことを日本人は全く知らないから、ガン死亡率50%と成るのでしょう。欧米では癌で死ぬ人はアメリカ以外では非常に少ないです。カナダでは「癌で死ぬ人は居ない」と聞きました。http://news.searchina.net/id/1666770?utm_source=searchina.net&utm_medium=content-text&utm_campaign=scn_ranking_all肉屋に売ってある肉は、ホルモン付け・殺虫剤付け・薬漬けで、日本でも良く分かっている医師の家庭では食べません(欧米では白人は食べません)。自然に取れた魚しか食べません。マクドナルドやケンタッキーチキンは欧米では黒人など貧しく無知な人達しか食べません。日本でも医師の家庭ではマクドナルドやケンタッキーチキンは癌に成ると決して食べさせません。マクドナルドやケンタッキーチキンは薬で八本足や6本足に為ていることは常識です。テレビで放送されないでだけです。もちろんですが、欧米の上流階級は肉は食べません、魚を食べます。食べるとしたら野生の肉だけです。魚は養殖は悪いですが、自然に取れた魚は良いです。欧米の大金持ちは小麦粉を摂りません(寿司を食べることが多いと聞きます??)。ですから、長生きします。ロックフェラーは101歳まで生きました。日本と韓国中国などは、小麦粉が体に悪いということを知りません()。つまり、パンは体に悪いのです、米は体に良いのです。米の中でも玄米が良いのですが、玄米が食べ難いという人が多いので、そういう人達はソバを食べたら良いです。ソバは美味しいです。アメリカに渡って生活している内科医はパンなど小麦粉は摂らないと書いてありました(欧米の上流階級は小麦粉は摂りません)。欧米では小麦粉の害が知られているのです。外食や安いソバは、うどん(小麦粉で出来ている)を茶色く染めてあるだけで、血糖値は急上昇します(最近は小麦粉は体に悪いという考えが、欧米を中心に広まってきています)。日本の老舗のちゃんとした茶色いソバ(本物のソバ)で無いと駄目です。日本の老舗のちゃんとした茶色いソバで無いと、安物は(中国製は)ただ茶色くしてあるだけです。これなら白飯を食べるのと同じで血糖値は急上昇します。日本の老舗のちゃんとした茶色いソバで無いと駄目です。外食の茶色いソバはただ、中国製で茶色くしてあるだけだけど、店で売ってある日本製の茶色いソバは玄米と同じようです。僕はこの頃は茶色いソバを主食に為ているほどです。それに非常に美味しい。朝昼は茶色いソバだけを食べています(おかずを全く必要としないほど美味しい)。とても美味しいし、血糖値が急上昇しない(ほとんど上昇しない)ためか、ほとんど眠くなりません。白米では血糖値が急上昇するため、眠くなり、昼寝しないと駄目になります。https://ameblo.jp/rutensurusekai/entry-12135180879.htmlhttps://rocketnews24.com/2015/03/19/559367/http://enigme.black/2015031801

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  • 13Jul
    • 中鼻甲介蜂巣を有し、鼻臭を放つ症例 ---

      【original article】  
 A Case with middle turbinate pneumatization and nasal odor ---- Nasal mucosal insufficiency syndrome (ozena of a new concept) ---- toshichan-man 【原著】中鼻甲介蜂巣を有し、鼻臭を放つ症例 ------鼻汁分泌不全症候群(新しい概念の臭鼻症)------         *toshichan-man 【abstract】  Having middle turbinate pneumatization, I experienced a case to give off a nose odor. Paranasal sinus mycosis was denied than an examination for CT, and the case was psychiatry introduction consultation as the self-smell fear than otolaryngology, but there was relatively strongly surely a nose odor. The treatment in dentistry was given enough.
"I was troubled with chronic nose sinusitis from the elementary school lower grades very much and suffered from the mucus which came out during class very much. However, it totally disappeared to suffer from a runny nose coming out during class from high school early 2, but this time says, I seemed to give off a nose odor.
 The article that described a middle turbinate pneumatization and the association of the nose odor was not found including foreign countries. Bullying spreads and there are a great many people receiving bullying for a nose smell and shows a socially big problem and thought here now. 【key words】Nasal secretion deficiency syndrome, middle turbinate pneumatization, chronic rhinosinusitis, nazal odor 【抄録】  中鼻甲介蜂巣を有し、鼻臭を放つ症例を経験した。症例は耳鼻咽喉科より、副鼻腔真菌症をCT検査より否定され、自己臭恐怖としての精神科紹介受診であったが、たしかに鼻臭が比較的強くあった。歯科での治療は十分に行ってあった。 「小学校低学年から慢性鼻副鼻腔炎に非常に悩み、授業中、出てくる鼻水に非常に苦しんだ。しかし、高校2年始めより授業中、出てくる鼻水に苦しむことは全くなくなったが、この頃から鼻臭を放っていたらしい」と言う。  中鼻甲介蜂巣と鼻臭の関連性を述べた論文は海外も含め見出されなかった。今は、苛めが蔓延しており、鼻臭のために苛めを受けている人が非常に多く、社会的にも大きな問題と考え、ここに提示する。 【はじめに】  症例は小学校低学年時より鼻副鼻腔炎に罹患し、以来、授業中出てくる鼻汁に非常に苦しんだ。  高校卒業頃より、自分の息が臭いことに気付き、慢性胃炎からの悪臭と考えていた。すなわち軽症ながら胃食道逆流症を持つと自己診断していた。  しかし、24時間食道pHモニタリング を施行されるも逆流は全くなく、何処からの臭いか?と煩悶している頃、ネットの「鼻臭で悩む友の会」を読み、鼻臭であることに気付く。以来、「鼻臭で悩む友の会」を熟読し、また、メール交換、書き込みも盛んに行う。鼻臭で悩む人が非常に多いことに気付く。  症例は過去の自動車事故で裁判となり自身の頭部MRI検査フィルムを持っており、真菌塊が写っていると判断する。真菌性鼻副鼻腔炎ではないかと疑っての前院受診であった。真菌塊ではなく中鼻甲介蜂巣が写っていた(図1,図2)。   【症例】 
(症例1)47歳、男性 家族歴:父・姉と神経質である(姉と2人兄弟) 性格:凝り性、熱中性、厭き性、優しい、神経質で強迫的傾向あり 生活歴:小さい頃より成績優秀(プライバシー保護のため以下、略)
既往歴:28歳時、うつ病性障害を発症し、軽症化重症化を繰り返し今も続いている。  32歳時、心因性頻尿を発症し今も続いている。 現病歴:小学1年次、鼻副鼻腔炎を発症。以来、授業中、出て来る鼻汁に非常に苦しんだ。高校2年春より慢性鼻副鼻腔炎が軽症化したのか、分泌物が減少したのか、授業中、出て来る鼻汁に悩まなくなった。  高校卒業頃より口臭に長年悩んできた。口臭は慢性胃炎により起こっていると考えてきた。  数年前、口臭は胃食道逆流症によると自己診断し、大学病院などで胃造影検査、24時間PHテストを受けたが、いずれも胃食道逆流症は否定された。  症例が自分の臭いが口臭でなく鼻臭であると思い始めたのは、24時間PHテストを受けて胃食道逆流症を否定され、自分の悪臭は何処から発しているのか?と煩悶していた頃、ネットの「鼻臭で悩む友の会」を読んでからであった。  高校2年始め、小学6年の頃から悩んできた重度のニキビが劇的に寛解した。これは授業中、出てくる鼻汁に苦労しなくなった時期と全く一致する。症例はこの頃、姉の重度のニキビのため、食事が野菜重視に変化したため、これが腸内細菌叢に変化を及ぼし、それが皮膚及び固有鼻腔の細菌叢にも変化を与えたと考えている。 
 鼻汁が出て授業中に苦労しなくなった高校2年からか、記憶を辿ると少なくとも高校3年冬には鼻臭を強く発していたと考えていた(高校3年冬、図書館で勉強していると、避けられた記憶がある)。  黄色ブドウ球菌など球菌を選択的に殺すため手術現場に於いて世界中で広く使用されているムピロシン13)を個人輸入して使用したが固有鼻腔の乾燥感は弱まることはなかった(臭いは不明)。  鼻臭と気づいてより乳酸菌溶液の鼻腔内注入を行っていたが、効果は1時間ほどと分かったため、現在は馬油を鼻腔内吸入して凌いでいる。馬油は洗浄効果は強くないが、効果持続時間が長いからである。また、馬油の本を読み、馬油が廃絶した鼻粘膜を再生してくれると期待して馬油の鼻腔への吸入を行っている。  常にマスクをし固有鼻腔の渇きを軽減するように務めているが、固有鼻腔の乾燥感は強く、水様性鼻汁が時折僅かに出るのみである。  ネットより、自身が真菌性鼻副鼻腔炎と思い、過去の自動車事故のMRI検査フィルムとともに耳鼻咽喉科受診し、真菌性鼻副鼻腔炎はCT検査より否定され、痂皮形成はなく固有鼻腔の弱い萎縮はあるが萎縮性鼻炎とは言えないと精神科紹介となった。 周囲の反応つまり咳、鼻すすりなどは分からない。 【考察】  鼻臭を発し、社会生活上、支障を来すことの多い、この疾患の本態を考察した。これは慢性鼻副鼻腔炎などにより鼻汁を産生する鼻腺・杯細胞などの多くが破壊されたためであり、多くが鼻腔の渇きを強く自覚しており、また原因は多岐に亘っており、鼻汁分泌不全症候群と名付けるべきと考える。中鼻甲介蜂巣との関連はないことが多いとも考えられる。  鼻汁を産生する鼻腺・杯細胞などが含まれる固有鼻腔の鼻粘膜を破壊するのは黄色ブドウ球菌の産生する毒素と考えられる。慢性鼻副鼻腔炎の原因菌とされる肺炎球菌(Streptococcus pneumoniae)・インフルエンザ桿菌(Haemophilus influenza)・モラキセラ菌(Moraxella catarrhalis)などが鼻粘膜を破壊する強い毒素を産生することは考え難い。  ネットを見渡すと、中国に多く有るとされるが、これは中国の大気汚染が激しいため、鼻汁を産生する鼻腺・杯細胞などが含まれる固有鼻腔の鼻粘膜が破壊されるためと推測される。  黄色ブドウ球菌は欧州に於いて30%ほどが常在菌として固有鼻腔に保有するが70%は保有しない。その理由が最近、解明された14)。固有鼻腔の常在菌のStaphylococcus lugdunensisから黄色ブドウ球菌の繁殖を阻止する物質が産生されるが、30%ほどはStaphylococcus lugdunensisを保有しない。そのStaphylococcus lugdunensisを保有しない理由は遺伝的で生まれながらのものか、抗生剤の服用により生じるものか、論文14)では判然としない。この論文に於ける統計は大学病院入院患者であり、比較的高齢の成人が多いと推測される。比較的高齢になるまでに抗生剤を服用するため、抗生剤服用により固有鼻腔に於ける常在菌の一つであるStaphylococcus lugdunensisが死滅したと推測される。黄色ブドウ球菌を固有鼻腔に保有する割合は他の論文に於いても同様な傾向である。  本邦での新しい論文では小児の慢性鼻副鼻腔炎の患者に於いて8.1%が固有鼻腔に黄色ブドウ球菌を保有しているとされる3)。  慢性鼻副鼻腔炎などに於いて鼻粘膜が損傷されていく機序は、Staphylococcus lugdunensisを先天的に持たない、または後天的に持たないため固有鼻腔に於いて黄色ブドウ球菌が増殖しやすく、黄色ブドウ球菌の代謝産物(毒素)が鼻粘膜を損傷してゆく、と考えられる。    現在、鼻副鼻腔炎さらにアレルギー性鼻炎に対し、抗生剤を投与することが一般であり、Staphylococcus lugdunensisが駆逐され、本来は基本的には鼻前庭のみに存在する黄色ブドウ球菌が固有鼻腔に於いても増殖する菌になる機序が想定される。  鼻臭を訴える者は一般的な抗生剤を服用して数日のみだが劇的に悪臭が減ると主張する者が非常に多い。1週間継続服用しても、悪臭が減るのは最初の数日と言う。これは悪臭を放っているのは黄色ブドウ球菌であることを示唆する。少なくとも黄色ブドウ球菌の場合、薬剤への耐性を得た菌は、生息能を犠牲にしてその薬剤耐性を得ているため、普通の黄色ブドウ球菌より生息能が弱い2)。普段は、薬剤感受性である普通の黄色ブドウ球菌が鼻前庭と固有鼻腔を占領しており、鼻前庭の毛根などに薬剤耐性の黄色ブドウ球菌が極少数隠れるように生息しているが、抗生剤投与により普通の黄色ブドウ球菌が死滅して薬剤耐性の黄色ブドウ球菌が鼻前庭のみでなく隣接する固有鼻腔にも一気に増殖するためと考えられる。しかし、数日後、一気に増えるのは緑膿菌の可能性も想定される。  
 鼻臭を訴える者の多くは固有鼻腔の強い乾燥感を訴える。鼻粘膜の荒廃強いためと考えられる。黄色ブドウ球菌は乾燥に強いが、湿潤状態では他の菌も増殖しやすく黄色ブドウ球菌は駆逐され余り増殖しない。    また、“屁の臭い”“便臭”を人より指摘されることが多いことから、黄色ブドウ球菌が異常増殖していることが多いと推測される12)。 「臭いの悩みSNS」に参加している鼻臭に悩む者は、多くが鼻副鼻腔炎あるいはアレルギー性鼻炎にて耳鼻咽喉科に通院した、または通院している。  女性に於いては「生理のサイクルに呼応して鼻臭が強くなったり鼻臭がほとんど無くなる」「月経中は鼻臭が強くなる」と主張する。これは生理のサイクルに呼応して固有鼻腔の微生物叢が変化するためと推測される9) 。これは古来、萎縮性鼻炎・臭鼻症の病因としてホルモン説があり、月経中は萎縮性鼻炎・臭鼻症の悪臭が増大する1)と一致する。この「臭いの悩みSNS」に参加している女性数名は自分自身では悪臭が分からないため周囲の反応で推測しているが、彼女らの周囲の反応への敏感度は極めて高く、正しい判断と思われる。 しかし、このSNSの参加者のほとんどは自己臭恐怖あるいは鼻汁分泌不全症候群と自己臭恐怖の合併である。   夜、帰宅後、生理食塩水などにて鼻腔洗浄しても翌日の朝には固有鼻腔より悪臭を放つ例が全てと言って良い。生理食塩水などによる鼻腔洗浄は一時的には奏功するが、その効果継続時間は長くない。2時間ほどと言う者が多い。  ベンゾジアゼピン系抗不安薬を服用すると、周囲の反応すなわち咳・鼻すすりなどが劇的に無くなると主張する者がこのSNSには非常に多い。これは精神の過敏性が一時的ながらも無くなるためであり自己臭恐怖と考えられるが、鼻汁分泌は副交感神経支配であり、ベンゾジアゼピン系抗不安薬服用により交感神経過緊張が解され副交感神経の活動阻害が無くなり鼻汁分泌が促され鼻臭が弱くなる機序も考えられ得る。  DSM-5に於いて自己臭恐怖は「他の特定される強迫症および関連症/他の特定される強迫性障害および関連障害」に分類されている。“カラスがカアカア(臭い臭い)と言って飛んで行く”“後ろの車が大きく車間距離空けてついて来る”と言う者も存在し、これは「統合失調症スペクトラム障害および他の精神病性障害群」に分類される。   【最後に】  この病態は、萎縮性鼻炎・臭鼻症が多く存在していた昭和30年以前には慢性鼻副鼻腔炎が非常に多かったため多数存在していたが、痂皮の形成はなく、鼻腔の萎縮がほとんどないため、また萎縮性鼻炎・臭鼻症より臭気が一般に弱いため、軽症の萎縮性鼻炎・臭鼻症と診断されることが多かったと考えられる。  少なくとも鼻臭に於いては本当に臭いが自己臭恐怖と誤診されている者が多いと推測される。鼻臭を訴える者の多くは生理食塩水などによる鼻腔洗浄を毎日数回行っており、受診時、悪臭は弱い者がほぼ全てである。  自己臭恐怖とされている者の中には、鼻汁分泌不全症候群が含まれていると考えられる。鼻臭は自分では認知できないため、口臭・体臭を訴え自己臭恐怖とされている者の中にも鼻汁分泌不全症候群が多く含まれていると推測される。      【文献】
1) 古内一郎:萎縮性鼻炎. アレルギーの臨床 9(3):172-175, 1989 2) 菊池 賢:MRSA/各種耐性菌の現状と対策. 日医雑誌 第127巻・第三号:347-351, 2002
3) 工藤典代, 有本友希子, 仲野敦子 : 小児の鼻汁から得られた検出菌の検討, 日鼻誌 47(2) :115-119, 2008 4) 池田元久、渡辺勘:いわゆる中鼻甲介蜂巣について----粘液嚢胞の症例報告と文献的考察----. 耳鼻 41:774〜779, 1995
5) 石光亮太郎:当科における鼻副鼻腔真菌症の治療経験. 日本耳鼻咽喉科感染症研究会誌. 第17巻. 第1号:143-147, 1999
6) 宮本忠雄 : 体臭(口臭)を訴える患者についての精神医学的諸問題. 歯界展望25: 461-471, 1965
7) 武藤二郎:萎縮性鼻炎・臭鼻症. JOHNS 8:1015-1019, 1992
8) 中沢晶子: 体臭を訴える病者の心性について. 精神経誌65: 879-884, 1963 9) 大橋浩文:月経周期に伴う膣内細菌の変動. 感染症学雑誌,54(7):321-330, 1970 10) 大前隆:中鼻甲介蜂巣の臨床. 耳展35: 6; 411〜417, 1992
11) 近江健作:萎縮性鼻炎の細菌学的研究:久保式萎縮性鼻炎手術施行前後に於ける鼻腔微生物叢の変遷に就いて. The Journal of Chiba Medical Society 32(6): 937-952, 1957 12) 立花隆夫:褥瘡の対処と治療. 診断と治療 2002,90:1601-1607. 13) 田仲 曜、島田英雄、千野 修ほか:食道癌手術におけるムピロシン軟膏の有用性. 日消外会誌 2000,33(5):567-571.14) Zipperer A, Konnerth MC, Martin C ; Human commensals producing a novel antibiotic impair pathogen colonization. Nature 535 (7613):511–516, 2016

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  • 28May
    • 人工的に臭鼻症

      人工的に臭鼻症ネットで検索すると中国に臭鼻症が多いように思われますが、これは新型臭鼻症のことと思います。たしかに中国の都会以外では今も貧しく、肉や牛乳を飲むことが少なく、昔の臭鼻症が流行っている可能性も有り得ますが、新型臭鼻症の可能性も有り得ます。分類するべき病名が無いため、臭鼻症としているだけと思います。昔、日本に於いても、分類する病名が無いため、臭いため臭鼻症と診断したが、鼻腔境験上、鼻腔の萎縮や痂皮の形成が見られないため、あやふやになった症例が多いと思います。そういう症例が中国に多いと思われます。中国は大気汚染が非常に酷いことも一つの要因と思われます。慢性鼻副鼻腔炎以外では新型臭鼻症には成り得ないと書いてきましたが、アレルギー性鼻炎でも鼻水を出す器官を切除する手術が行われています。このために新型臭鼻症(臭鼻症もどき)に成ることが多いようです。http://www.jsomt.jp/journal/pdf/056010034.pdfここに有ります。この病態は昔は慢性鼻副鼻腔炎が非常に多かったですから、昔は非常に多かったが、本物の臭鼻症の影に隠れて、気付かれないでいた、または臭鼻症と誤診もされていた、臭鼻症の影に隠れて気付かれないでいた、病態と思います。臭鼻症に比べ、悪臭は弱いため、気にされないでいた病態と思います。今はスメハラが流行っています。昔は木造であったためか??頻回の鼻うがいしかないと思います。2チャンネルでは「2時間に一度の鼻うがいしかないことに気付いた。ここまで来るのに20年掛かった」との書き込みがあります。鼻うがい、しかないと思います。人と接するときの直前に鼻うがい、鼻うがいは確かに2時間ぐらいしか効きません。しかし、これ以外、方法は有りません。生理食塩水にグリセリンを入れるようにしようと思いますし、ヤクルトのM27などをハナノアに入れて鼻腔内注入しかないと思っています。Staphylococcus lugdunensisは効かなかったようです。鼻腺が慢性鼻副鼻腔炎で非常に減っていると考えています。鼻水が少ししか出ません。これは元祖ゴジラ姫も同じです。慢性鼻副鼻腔炎に長年掛かっていたら、皆、同じような病態に至るようです。>これら有名な処(00医院や000クリニックさんや、00歯科、有名な皮膚科)は全て詐欺です。最近は整体院が詐欺を行っているようです。
“気にしすぎ”と諦観しようと私は思っています。臭いの研究は全く進んでいません。臭いを気にする人は全て詐欺に遭っています。
冬場はマスクをし、夏場も病棟ではマスクをして、凌ごうと諦観しています。
今、流行のスメハラです。私は諦観しようと思っています。僕は、開き直ろう、気にしないようにしよう、と今は思っていますが、どうなるか、分かりません。このSNSは気にしすぎのようにも思えるので、最近はアクセスしないようにしていました。>専門の医療機関がないため都会へ渡ります。……これは行き過ぎのような気がします、都会へ行っても鼻臭のことに関心ある病院は皆無です。精神科送りされるだけです。最近は開き直ることにしたので(でも、また気にし始めるかも知れませんが)?????自分としても、Staphylococcus lugdunensisが黄色ブドウ球菌に置き換わったと期待していましたが、マスクがしがたくなった今、どうも置き換わっていない、置き換わったとしても緑膿菌が悪臭を発しているらしい、鼻水を産生する組織が酷く減少しているから仕方ないか、と落胆しています。000さんなど巧妙な暗示療法であり、これで治るなら自己臭恐怖であったということです。他の病院も同じです。患者は女性ばかりのはずです。男性は欺されません。アレルギー性鼻炎で臭鼻症もどきになる機序が良く分かりませんが、手術(下鼻甲介を切除する手術)では鼻腺を取り除くため、成り得ます。鼻中隔湾曲の手術では広範囲に鼻腺が取り除かれるため、成り得ます。普通の人の鼻の中(正確に言うと固有鼻腔には)Staphylococcus lugdunensisが存在し、黄色ブドウ球菌を殺します。これは2016年のトピックになった発見です。何故、30%の人の固有鼻腔にしか黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)が居ないのか理由を探索してドイツのチームが発見しました。私はそれで私の固有鼻腔にはStaphylococcus lugdunensisが居なく黄色ブドウ球菌が沢山居て悪臭を放っていると判断して、Staphylococcus lugdunensisを2万円で購入し(6本入っていました、冷蔵宅急便でした)、それを1週間毎に固有鼻腔に植え付けましたが、鼻臭は変わっていないような?弱くなっているような?週末三日連続当直が仕事ですので分かりません。子供の反応からは、私と一緒にパソコンの部屋に居るのを嫌う傾向があるので、鼻臭は変わっていないような気がします。それで鼻うがいを復活しようかと考えあぐねています(迷っています)。固有鼻腔の細菌培養をお願いしても、保険に通り難いのか、してくれるか際どいと思います。「臭いの悩みSNS」には固有鼻腔の細菌培養をして貰った大阪?の女性が居ました(黄色ブドウ球菌ではなく肺炎球菌 (Streptococcus pneumonia)1プラス(+)のみだったと言うことです、すなわちその人は自己臭恐怖(“気にしすぎ”)で有ったと言うことです)。今、その人は「臭いの悩みSNS」に参加していないようです?慢性鼻副鼻腔炎の症状が無いのでしたら、慢性鼻副鼻腔炎ではないのでしょうから、固有鼻腔の細菌培養をお願いした方がずっと価値があると思います。私がBスポット療法に通っていた耳鼻咽喉科では拒否されました。しかし、耳鼻咽喉科医の考え次第と思います。昔はスメハラは無く、自己臭恐怖が現在、激増しているのは、このためと思います。耳鼻咽喉科には「慢性鼻副鼻腔炎と思うので治療をお願いします」で良いと思います。個人病院が親身になってくれるそうです。大きな病院の耳鼻咽喉科は全く親身になってくれないそうです。「臭いの悩みSNS」に書いてありました。>私の主人も口臭、ワキガとありますが全く気にして無い様子で明るく、友達も多いです……看護婦に口臭酷いのが居ますが、気付いてないのか、普通にしています。それで良いのだと思います。頻回の鼻うがい(効果は2時間と言われています)、がベストと思います。馬油では比較的、長時間、効果がありますが、これも6時間ほどらしいです。馬油はソンバーユが良いようです。鼻うがいもグリセリンを加えると効果の持続時間が長いようです。昔、耳鼻咽喉科で行われていた鼻うがいにはグリセリンが含まれていたそうです。サーレSを使うのは便利と思います。サーレSにはグリセリンが含まれています。私は家にカルピスL92があるので、それをハナノアに入れて鼻うがいをしようかと迷っています。「臭いの悩みSNS」の鼻臭の人はどんなことされている人が多いのか?何もしていない人も多いらしく(鼻うがいは固有鼻腔を痛めるという耳鼻咽喉科医の意見があります)私は迷っています。自分で造る生理食塩水はダメと思います。黄色ブドウ球菌は生理食塩水の中で増殖します。黄色ブドウ球菌は塩水に非常に強いのです。殺菌剤の入ったものなら大丈夫ですが。

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  • 09May
    • セルフBスポット療法を焼酎で行った防備録

      セルフBスポット療法を焼酎で行った防備録Bスポット療法まで忙しくて行けないから、セルフBスポット療法を行った防備録を書く。アストリンゴゾールなどちゃんと有るのだが、始めて空けるのが勿体なく、焼酎を代わりに用いた。鼻水は今までになく(耳鼻咽喉科で行っていたときよりも)出た感じ。上咽頭の後壁を押せば良いという考えで行った。効果の程は明日。今は分からない。()昨夜、午後十時と早く寝た。眠くて成らなくなったからだった(これはBスポット療法の為だろうか?良く分からない?)。そして午前二時に目覚め、それから6時まで4時間、眠れずにずっとYoutube を布団に寝たまま聞いていた。(昨日、Bスポット療法を行ったのは、午後7時頃と思う?)鼻水が今までになく出たのだから、Bスポット療法としての効果は高かったのだろうが?久し振りに、恐らく数ヶ月ぶりにBスポット療法を為たから効果が高く、鼻水が今までになく出たとも考えられる。効果は未だ、判然としない。今日はアストリンゴゾールでBスポット療法を為ようと考えている。やはり収斂作用のある薬剤を使うべきと思える??このように午前七時十分、昨夜使った用具のまま、アストリンゴゾールの原液を付けて(清潔さは必要ないと考えてのことだった)Bスポット療法を行った。鼻水はやはり鼻をかまねばならないほど出たが、昨夜より少なかった。アストリンゴゾールの収斂性を今、感じ取っている。耳鼻咽喉科でのBスポット療法の時と同じように。しかし、やはり耳鼻咽喉科でのBスポット療法のようには浸みる感じは少ない。アストリンゴゾール原液でも収斂性の効果は弱いらしい。(その日の午後三時)コーヒー多飲のためかも知れないが、ベンゾジアゼピン系薬剤服用する。コーヒー多飲のためか、Bスポット療法が効いてないのか、分からない。 耳鼻咽喉科にBスポット療法に通っていた頃は、Bスポット療法を受けて三日間は(少なくとも二日間は)ベンゾジアゼピン系薬剤を服用する必要性を感じず、服用しなかった。(5月11日(金)午前5時30分)昨日は夜11時から朝5時まで6時間ぐっすりと寝た。最近、起こっていた重度の睡眠障害が改善されたか?最近は3時間か4時間で目が覚めて眠れずにいた。(午前8時30分)アストリゴゾール原液のまま新しい綿を巻いた棒でBスポット療法を行った。かなり滲みた! 昨日のは古い2度ほど使われた綿だったため、アストリンゴゾールが綿に吸収されていなかったか、何かだったのだろう。今回はアストリンゴゾール原液は滲みた!しかし、今回は鼻水は余り出なかった。上咽頭への物理的圧迫が弱かったためだろう。しかし、10分経った今も少し滲みている。しかし、耳鼻咽喉科でのBスポット療法のときは半日以上、滲みることが多かった。今回は精神安定化作用が強い。濃いコーヒーを多量に飲んでいるが、昨日のように興奮してしまうことがない。つまり、ベンゾジアゼピン系薬剤服用の必要性を感じない。やはり滲みるという化学的効果が重要なのだろう。(午後1時20分) 本日、2回目のBスポット療法を行った。今回は上咽頭を良く押したからか、鼻水が出て、チッシューで鼻をかんだ。5時間前に1回目を行っている。 Bスポット療法をすると頭が冴えるような気がする。本日はいつもと違い、昼寝(いつも眠れず、布団に横になってYoutube を聞いているのみ)はしていないが、頭は冴え渡り続けている。 いつもは昼頃必ず疲れ果て、寝室へ行き布団に横になるのだが。または夏の間は3時間ほどの魚釣り(車で15分釣り場)に行くのだが。(午後3時50分)本日3回目のBスポット療法を行った。先ほどの綿糸をそのまま使ったので、アストリンゴゾールをなかなか吸収しなかった。柔らかいスポンジのような綿糸を使うべきと、反省した。上咽頭厚壁を押すとき、棒の尖った部分が感じられ、少し痛かった。   鼻汁が出て、チッシュウで鼻をかんだ。しかし、昨日のようには鼻汁は出ない。アストリンゴゾールの化学的作用を当てに為て、余り強く上咽頭厚壁を押さないからだ。本日は元気で、朝から今までずっと本を読んだり、パソコンをしたりしている(パソコンしながら本を読んでいるのだが)。そうだった。私はBスポット療法で吃音つまり小児期発症流暢障害が治った。(5月12日(土)午前6時38分)今、今日、最初のBスポット療法を行った。昨夜、午後十時半に寝て午前2時に目が覚め、それからずっと寝てYoutube を聞いていた。Bスポット療法は不眠障害には効果はないらしい。しかし、早く寝ていることより、眠くは成る。だが、三時間半しか眠れていない。自律神経が驚くほど安定しているのを実感している。カット面を初めて使った。昨日使っていたのは布のような物だった??アストリンゴゾール原液ではやはり滲みる。塩化亜鉛1%と同じくらいではないだろうか? (5月15日(火)午後2時30分) 三日連続当直の間、Bスポット療法は休んでいた。今朝は限界を感じ、低出力レーザー星状神経節ブロックを行った。今、Bスポット療法を行ったが、焼酎によるBスポット療法の時のようには鼻水が出て来ない。アストリンゴゾールを原液で使っているため、手加減があるのだろう。 カット綿を使って柔らかい為もあるだろう。カット綿でないとBスポットすなわち上咽頭を傷付けると思っている。 カット綿を使い始めて分かったが、アストリンゴゾール原液は1%塩化亜鉛より化学的効果が強いように思う。2チャンネルに書いてあったとおりだ。(午後5時半)——緊張を感じ、ソラナックスを一錠、服用してしまった。やはり、耳鼻咽喉科でBスポット療法を受けるべきか?Bスポット療法の行い方が不十分と思える。 (5月17日(木)午前7時57分) 昨日、夜、レキソタン5mg一錠服用。セルフBスポット療法が巧く行っていない。しかし、昨夜は7時間眠れたし、一昨日は6時間眠れた。3時間しか眠れない強度の不眠症が寛解している。セルフBスポット療法のためとしか考えられない。 ベンゾジアゼピン依存症には余り効いていないが、不眠症には効いている。 コーヒー中毒を治そうと一昨日辺り(正確には火曜日の朝から)からコーヒーを飲まないようにしていたが、やはりコーヒーを飲まないと動けない。これにはお手上げの感じだ。 今から、本日のセルフBスポット療法を行う。昨日も1回、セルフBスポット療法を行っている。 (午前9時20分)アストリンゴゾール原液で行っているが、カット綿では刺激が強い。物理的作用で鼻水が出て、化学的作用では鼻水は出ないらしい??昨日も今日も二日前も三日前も低出力レーザー星状神経節ブロックしてベンゾジアゼピン系薬剤服用をしないで済むように努力する日々。低出力レーザー星状神経節ブロックなしではベンゾジアゼピン系薬剤を服用せざるをえないような状態。(午後1時53分) 午前中、コーヒーを2杯か3杯ほど飲んだためか、震えが強く、今、レキソタン5mg一錠服用。 Bスポット療法でも、低出力レーザー星状神経節ブロックでも、抑えることが出来なかった。 (午後5時26分) Bスポット療法、本日2度目を今行った。鼻水は一回、チッシュウで噛んだのみ。アストリンゴゾール原液のままは効く。そのため物理的圧迫が弱いらしい。 3度目は行わない。一日2回が限度のようだ。 (5月18日金曜、午後4時20分) 今日は朝より数学グランプリの問題を解いていたため、レキソタンを20mg飲んでしまった。そうしたら上がらずに解ける。1問残して全て解いた。 午後4時に今日初めてのセルフBスポット療法を行った。 昨日は7時間眠れた。不眠障害にはBスポット療法は効いている。 (5月18日金曜、午後9時20分) また、セルフBスポット療法をした。アストリンゴゾール原液はやはり滲みる。 今日2回目のセルフBスポット療法だった。鼻水が多く出た。 (5月22日火曜、午前10時10分) 頑固を極め、諦めていた不眠障害には劇的に効いたが、ベンゾジアゼピン依存症には全くと言って良いほど効いていない。低出力レーザー星状神経節ブロックをすると頭がボンヤリとするため、数学が出来ないため、一昨日より低出力レーザー星状神経節ブロックは行っていない。 一昨日より、リーマン定義に挑戦している、ある程度、見通しは付いた。 昨日も7時間、一昨日も8時間、三日前も8時間眠っている。不眠障害には劇的に効いている。 本日1回目のセルフBスポット療法を行った。鼻水が出て鼻を噛んだ。(午後3時48分)本日2回目のセルフBスポット療法を行った。アストリンゴゾール原液はやはり滲みる。ベンゾジアゼピン系薬剤服用の必要性を感じたからだ。Bスポット療法は頭が冴えるが、低出力レーザー星状神経節ブロックは頭がボンヤリとなる。(5月23日水曜・午後1時45分) 昨日は午後十時半に吸い込まれるように眠ったが、4時に目が覚め、それから30分ほどしか眠っていない。つまり昨日の睡眠時間は6時間となる。 本日、1回目のセルフBスポット療法を行ったが、効果が感じられない。やはり塩化亜鉛の収斂作用が必要な気がする。 低出力レーザー星状神経節ブロックで凌ぐしかない。 (5月24日木曜)昨日は午後10時より午前5時50分まで10時間近く眠った。午前3時頃、1回トイレに起きたが、直ぐにまた眠った。こんなに良く眠れたことは最近には少ない。(午前9時45分)本日、最初のセルフBスポット療法を行った。余り鼻水が出て来なかった。アストリンゴゾールを少量しか使っていなかったが、これは鼻水が出て来るのには余り関与しない。Bスポット療法の効き目が弱くなっているのを感じる。つまりBスポット療法に慣れてしまったと考えられる。(午後5時)本日2回目のセルフBスポット療法を行った。今回はたっぷりとアストリンゴゾールを付けた。アストリンゴゾールでの化学的作用での効果も強いらしい。鼻水はしかし、余り出ない。Bスポット療法に慣れたのか?精神安定化効果も弱くなったと思われる。(5月25日(金)、午前9時45分)昨夜は30分か1時間ぐらいしか眠れなかった。不眠障害が再燃した。しかし、身体は怠くない。先日、眠りすぎたためとも思える。牧島弁天に魚釣りに行ったとき、こういうことが良く起こっていたが、それが起こったのかも知れない。そのときも一晩中、Youtube を聞いていた。それが再び、魚釣りに行っていないのに、起こったらしい。布団の中で色々考え、様々なことの整理が付いたし、気付いたことも幾つかある。(午前十時半)本日1回目のセルフBスポット療法を行った、鼻水は少ししか出なかった。私のBスポットは炎症はなく、出血など無い。しかし、Bスポットへの物理的化学的作用で迷走神経刺激となるらしい。(午後3時48分)本日2回目のセルフBスポット療法を行ったが、初めてであるが、カット面の巻き方が悪く、直ぐに外れてしまい、元に戻すことが出来なかった。余りBスポット療法を出来なかったが、擦過を余り行えなかったのみで、アストリンゴゾールは十分に塗れたはず。併用して行っている低出力レーザー星状神経節ブロックは低出力レーザーが古くなっていたらしく、新しいのに変えると大変良く効く。波長980nm のため光は肉眼ではほとんど確認できず、照射中にブローブが暖かくなるか否かで判断している。(5月26日(土曜)、午前7時45分)本日1回目のセルフBスポット療法を行う。鼻を噛まねばならないほどの鼻水が出た。昨夜は睡眠3時間ほど。午前3時に覚醒し、それから眠れないようだったので、1時間ほどYoutube を聞いた後、起きてきたが、全身が怠く、パソコンをして再び布団に入ったが、眠れないようで、20分ほど横になった後、再び起きてきた。今から出勤だが、病院でセルフBスポット療法を行うか疑わしい。一応、道具は持って行く。(5月30日(水)、午前5時27分)当直の三日間および昨日もBスポット療法を行わなかった。今、久し振りに行った。鼻水の出る量は多かった。昨日は4時間しか眠ってない。しかし、当直中は8時間、6時間、7時間と非常に良く眠れた。眠前薬のトラゾドン25mg錠3錠およびカルバマゼピン200mg錠2錠はずっと服用している。病院当直中にはこれにフルニトラゼパム1mg2錠またはレキソタン5mg3錠を加えないと眠れなかったが、家ではフルニトラゼパムやレキソタンの必要性はない。昨夜は確かトラゾドン25mg錠3錠のみでカルバマゼピン200mg錠2錠は服用していないと思う。コーヒーを飲んでの交感神経過緊張はやはり起こるため、低出力レーザー星状神経節ブロックを行わねばならない。コーヒーを飲まないときは低出力レーザー星状神経節ブロックの必要性はない。(6月1日(金)、午後3時54分)本日1回目のBスポット療法を行った。昨日はBスポット療法を行っていないようだ。昨日と一昨日は非常によく眠った。眠剤が効きすぎたのか、タイムマシンを作るアイデアが浮かんできたからか、そのアイデアを具現化するため眠った。鼻水は十分に出た。(6月2日(土) 午前7時20分)朝起きて、すぐにBスポット療法を行ったからか、今まで上咽頭の下部だけを擦っていたからか、今朝のはもの凄く効いた(いつもはクルマを運転しないため、効いているのが分からなかったのだろう。また、コーヒーを飲んで台無しにしていたのだろう)。いつも効いているのかもしれないが、8時10分に病院へと家を出たため、いつもする大霊への祈りが出来なかった。ずっとワンセグを聞いたり、CDを聞いたりしていた。いつも上咽頭の下部だけを擦っていたと考えるよりも、いつも効いていたが、コーヒーを飲んで台無しにしていたと思われる。今朝はコーヒーは飲んでいない。Bスポット療法の迷走神経刺激の強さに思い知った。今日は少量しかアストリンゴゾールは付けていなかった。アストリンゴゾールは病院には持ってきていない。道具と別の弱いと思われる薬品を持ってきた。鼻水は4回噛んだほど十分過ぎるほどに出た。上咽頭の上部を擦っていなかったのだ。下部しか擦っていなかったのだ。クルマの運転が危なかったほどだ。これがBスポット療法の倦怠感というものと思い知った。(6月8日金曜、午後3時半)本日最初のBスポット療法を行う。6日ほどBスポット療法を行っていなかった。Bスポット療法は免疫力を上げる。(6月12日(火)午後5時半)今、本日1回目のBスポット療法を行った。アストリンゴゾールで行った。やはり耳鼻科で用いる00を用いなければいけないのだろうか? アストリンゴゾールで鼻水は十分に出るが。病院ではやはり眠れないため、ベンゾジアゼピン系抗不安薬を服用せざるを得ない。この不眠障害が困る。(6月13日(水)午後2時半)本日1回目のBスポット療法を行ったが、巻くカット綿の巻き方が悪く、アストリンゴゾールに依る刺激のみに終わった。しかし、鼻水は少し出た。(午後4時10分)本日2回目のBスポット療法を行った、1回目がカット綿を巧く巻いて無くて取れたからだ。鼻水が出た。アストリンゴゾール原液ではやはり強く滲みる。(6月14日(木曜)午後0時半)本日1回目のBスポット療法を行ったが、巻くカット綿の巻き方が悪い。Youtube で勉強しよう。(午後2時半)本日2回目のセルフBスポット療法を行った。効いているのだろう、その直後、クルマを運転したが、大霊への祈りが出来なかった。アストリンゴゾール原液では咽頭後壁を刺激しなくとも効いている。(6月19日(火)午後7時50分)本日2回目のセルフBスポット療法を行った。1回目は午後2時頃に行った。アストリンゴゾールが半分無くなった。今度はある薬局から100ml千円のを買おうと思っているが、目の前に2回ほどしか使用していない基板用フラックスがあり、これを100倍に薄めると1%塩化亜鉛に成るので迷っている。未使用の基板用フラックスも有るかも知れない。注射器で1ml吸って、これを100mlの水道水に溶かしたら良い。やはり塩化亜鉛で無いと効き目が悪い。当直中、1回もBスポット療法は行わなかった。(6月20日(水)午後8時30分)本日2回目のセルフBスポット療法を今から行う。1回目は午後3時近くに行った。アストリンゴゾール原液であるためか効くようだ。しかし、塩化亜鉛に比べると効き目はやはり弱いと思う。(6月21日(木)午後5時)一回目のBスポット療法は午後2時に、2回目は午後三時半に行った。アストリンゴゾールはあと3分の一かもしれない?(午後6時50分)この日、3度目のBスポット療法を行った。(6月22日(金曜))この日、2回は、Bスポット療法を行ったはずだが、書いていない。windows のシステム入れ替えなどをしたからだろうか?低出力レーザーを今週は病院に持って行かないかもしれない。Bスポット療法が効くし、低出力レーザーでは頭が少し呆けるが、Bスポット療法では頭が冴える。(6月28日(木)午後7時20分)昨日は2回目のセルフBスポット療法、郷は1回のセルフBスポット療法、今回も当直中は行わなかったが、火曜日から一日2回はセルフBスポット療法をしていると思う。アストリンゴゾールも残りが少なくなってきた。(7月20日(金))休みの日(火曜から金曜までは毎日アストリンゴゾールによるBスポット療法を行っていた。病院当直中は行っていなかった)今日初めて、フラックスを百倍に溶かしてBスポット療法を行った。やはりアストリンゴゾールより効く。もしかしたら明日まで聞き続けるかもしれない。心はいつになく、おっとりとしている。フラックスを百倍に溶かすと塩化亜鉛の濃度は0.4%程に落ちるのではないだろうか?フラックスには溶かすための塩酸と塩酸を中化するためのアンモニアが入っているが、5%未満という看化物が危険な感じがるする。粉の塩化亜鉛ももうすぐシンガポールから来るだろうが、今、アストリンゴゾールの一瓶(236mlに溶かしてしまったので、当分は使わないだろう?それより、溶かしたフラックスの効き目が余り強くない)あと二倍の濃さでするべきだろうか?力は抜けている。交感神経過緊張がなくなっている。この濃度でのBスポット療法を当分は続けよう。アストリンゴゾールは効いていなかった。

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  • 02Mar
    • アーミッシュの生活に大感動!!!

      https://matome.naver.jp/odai/2136874433584630401アーミッシュで検索されて下さい。今の生活に疲れた私には大感動です!!!2006年10月に非アーミッシュの男性がペンシルヴァニアのアーミッシュ学校に押し入り、女生徒5人を射殺、さらに5人に重傷を負わせてから自殺した事件が発生。出典アーミッシュの赦し - はるるの勝手に独り言襲われた子どもたちの中で年長の13歳の女の子が年下の子をかばい、「私から撃って」と自ら犠牲になった。厳しいキリスト教の教えを受けた子供の行動に人々は心を動かされた。(被害者家族でないアーミッシュが)犯人の家族を訪ねて「あなたたちには何も悪い感情を持っていませんから」「私たちはあなたを赦します」と伝えています。出典アーミッシュの赦し - はるるの勝手に独り言宗教的に「赦し」の信念を持つアーミッシュ達の行動。一部では「宣伝活動だ」と言われたが、真実は不明。その後に行われた葬儀では、この子供の祖父は射殺犯の家族を葬儀に参列することを許し、犯人にも怨みを持っていないと話していたそうです。出典アメリカでアーミッシュの人達の数が増加中さらに、多くのアーミッシュが犯人の葬式に参列し、犯人家族の経済的支援まで行った。出典アーミッシュの赦し―なぜ彼らはすぐに犯人とその家族を赦したのか - 関心空間犯人の妻や子供が夫(犯人)を亡くしたこと、さらに報道によってプライバシーが晒されていることにアーミッシュ達は心を痛めたという。アーミッシュの生活様式は、電気やスマホ、車などの近代文明を一切排除した昔の移民当時の生活のままで、厳格にそのスタイルを守っている集団です。昔は人口5,000人程度でしたが、今では22万人まで増加しています。便利な近代文明社会に慣れた現代人から見ると理解できない人たちですから、アーミッシュの生活は多くの人達から注目されています。しかし、ここで最も注目したいのは、アーミッシュが癌になったり、自閉症になる子がほぼゼロで、病気になる人すら稀であるという事実です。 そこでアーミッシュには、なぜ病人が出ないか現代人の一般的な生活様式と比較して追ってみたいと思います。アーミッシュの「病気にならない生き方」とは予防接種と自閉症に関係あり⁉︎ーワクチン接種をしないアーミッシュアーミッシュには、自閉症のこどもがいません。唯一、過去に3件の自閉症となった症例があるそうです。しかし、驚くことにその3件のうち2名は予防接種を受けた子供でした。(残り1名は記録がなく不明)これに対し現代の科学者からは遺伝的に自閉症にはならない体質であるという議論もあるようですが、はたして…。↑ アメリカでは、水銀(メチロサール)の入ったワクチン予防接種を始めた時期から毎年グングンと自閉症が増えている統計が出ています。もちろん日本も年々増えているという報告があります。予防接種を受けずとも健康体を証明しているアーミッシュがワクチン接種の不要性を一番理解しているのかもしれませんね。ちなみに現在もアメリカ政府からワクチン接種のプレッシャーを受けていますが、頑なに拒否を続けています。2. アーミッシュの食材は地産地消でオーガニックのものを摂るアーミッシュは徹底してオーガニック生産法にこだわりローカルで収穫、生産されたものを食べます。加工食品、添加物などの人工的な食品は口にしません。自分たちで家畜を育て、餌ももちろん遺伝子組み換えのものではなく自然の餌を与えます。また、その季節に収穫されたものしか食べません。各シーズンに取れる自然の野菜やフルーツは、栄養価が高いのです。また、アーミッシュは抗酸化のものを多くとるので、病気の体になり難く健康体を維持しやすい食生活を送っています。現代人の食生活と比べると差は歴然ですね。現代人は恐らく自然のものをそのまま食べることがなくなったと言っても良いのではないでしょうか。自然に育ったものを摂取することが、病気にならない健康体を作ることは、西洋の食文化に侵食しれていない国や人種(アフリカ人、昔のイヌイット、原住民)が実証していますね。まあ、人間も自然世界の生き物『動物』ですから、人間だけ加工したものや、遺伝子まで変えて自然界にないものを食べても健康体でいられますよ。なんていうこと自体無理がありますよね。3. アーミッシュはたくさんの脂肪を摂るが病気にならない実は彼らは高脂肪の食事をとっています。しかし、病的ないわゆる肥満デブはおらず、少し脂肪がついた小太り気味な人が多いのです。たしかに彼らは、自家農業によってとれた肉や卵、バターなどの乳製品をよく食べます。自然から取れたものに化学的な手を加えず、素材のままをとることで大変多くのビタミン(ビタミンA、E、K2など)が含有されているのです。特にビタミンK2は現代の食生活では欠乏していると言われとても重要な栄養素です。ビタミンK2の欠乏で心臓病や骨粗しょう症を引き起こすと言われているだけに、アーミッシュの食事は非常に効果的にビタミン摂取をしているのです。新鮮で自然の食材から十分な栄養を摂っているアーミッシュは、大量生産、大量消費用の栄養価が低く加工された添加物いっぱいの食材を摂取する現代人と比べて健康体であることを証明しています。4. アーミッシュはよく体を動かしているアメリカでは全体の31%の人が肥満デブとなっている一方で、アーミッシュはわずか3%です。彼らの生活には車や最新の便利なテクノロジーは何もないので、よく体を動かすことが多いのです。男性では1日平均で18,000歩、女性は14,000歩を歩きます。よく歩き、よく肉体労働をするアーミッシュは、心臓血管症になるケースが殆どありません。テネシー大学ノックスビル校の教授であるデービット・バセット博士は、❝ アーミッシュは、かつて我々が150年前に行っていた肉体的な活動を体現しています。彼らのライフスタイルは、我々先祖たちが肉体労働によって健康体を維持していたという決定的な役割を持っていたことを示しているのです ❞と評しています。確かに近代化による便利さが、人間の肉体的な活動時間を確実に減らし、意識的にジムにいかないと十分に体を動かした生活ができなくなっている事実は否定できませんね。「運動不足は病気のもと」これはよくわかります。5. アーミッシュはストレスのない社会で生きているストレス社会に生きる現代人は、ストレスが病気の主原因となっていることは間違いありません。人はストレスを感じるとコルチゾールというホルモンレベルが一気に上昇し、健康な体内組織に激しいダメージを与え、様々な病気の原因を作り出します。アーミッシュは、ストレスとは無縁の生活をしています。彼らは何かに追われたり、プレッシャーを感じること無く、ゆっくりと時を過ごします。また、平等、協調(調和)社会を目指したコミュニティのため、他人と比べるような競争社会ではありません。人を恨んだり妬んだりすることなく、自然と共存した穏やかなこの生活スタイルは300年以上前から変わることがありません。現代社会をみると金、権力が渦巻き、そこから生じる様々な人間関係、競争社会に生きていくと避けられない強いストレス。これらが病気を生む根源であり、また人を醜くする原因でもあることをアーミッシュはよく分かっているのでしょう。さてさて、現代人が深刻に抱える「健康」の問題。こうしたアーミッシュ(彼らのことを「先人」と呼んでも良いでしょう)の生活から学ぶことは多いと感じませんか?

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  • 14Feb
    • 中鼻甲介蜂巣???

      一番前少し後もっと後(これが一番後)これが本当に中鼻甲介蜂巣と言えるのでしょうか??????

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    • 第一、第二大臼歯は上顎洞内に突き出ています。

      第一、第二大臼歯は上顎洞内に突き出ています。痛みはありません、神経は抜いてあるはずです(叩いても痛みは感じません)。頬部痛、鼻漏は感じません。両側とも同じ様です。MRIから両側とも臼歯が上顎洞に飛び出しているらしく思え、手元に有ったパノラマX線(??年前撮影?)を取り出して見てみました。これを抜くべきか?ご教授、宜しくお願いします。(補足)症状が無いならば、そのまま様子見で良いのでしょうか?なお、鼻臭を指摘されて原因分からず困り果てているところでした。昨年10月、大きな病院の耳鼻咽喉科にてCTを撮って貰ったところ「歯性上顎洞炎を疑え!」とのことでした。宜しくお願いします。>上顎の奥歯の根は副鼻腔に入り込んでいることが多く、副鼻腔炎になると炎症が根の先から伝わり、上顎の奥歯が痛くなります。……放っておくべきなようですね?

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  • 12Feb
    • 鼻臭の考察(2)

      クラロイシンによって菌が一時的に死滅したのです。クラロイシン少量と言えど、抗生剤感受性のある黄色ブドウ球菌、嫌気性菌など多くの菌が一時的にせよ、死滅します。それで臭いが減ったと考えるべきでしょう。悪臭を放つのは、黄色ブドウ球菌、緑膿菌、嫌気性菌、真菌が考えられます。後の菌は悪臭を放つことは考え難いです。朝、起きたとき、唾を洗面台に吐いてみて下さい。それが緑青色だったら緑膿菌が固有鼻腔の後部に増殖していると考えられます。私はこの前、弱い風邪を引いたときから、朝起きたとき、唾が緑青色になっており、緑膿菌が固有鼻腔後部に繁殖しているようです。固有鼻腔後部(Bスポットも含まれます)は湿っているから緑膿菌が増殖するのです。しかし、鼻の前部からは一滴も鼻水が流れません。鼻の穴は乾ききっているようです。>膿の放出が止まった、あるいは膿がすべて放出された、からとか?……たしかにマクロライド長期少量療法では膿の放出が非常に少なくなる、繊毛運動が活発化されるため、それも考えられます。しかし、二週間して、臭いが戻ることは、何かの菌が増殖してのことでしょう。黄色ブドウ球菌などが二週間で薬剤耐性を得ることが出来るのか、疑問で、元から少数ながらも存在した或る菌が増殖したと考えるのが妥当と思われます。また、緑膿菌はマクロライド少量には全く効きません。>⇒先生からも抗生剤としては効いてなく、副鼻腔炎のためと聞いています。……耳鼻咽喉科から慢性鼻副鼻腔炎と診断されて居るのですね。慢性鼻副鼻腔炎なら大なり小なり鼻臭がして当然です。私も高校1年までは慢性鼻副鼻腔炎だったのですが、治って鼻汁が前方(いわゆる鼻の穴)から出て来なくなったのではなく、鼻汁を産生する組織が多く破壊された(死滅した)機序を考えています。Bスポット療法しても鼻汁が少し出て来るだけ、風邪引いても鼻汁が少し出て来るだけ、鼻汁を産生する組織の多くが死滅していると考えています。

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  • 11Feb
    • 鼻臭の考察(1)

      >>今、抗生物質(クラロイシン)を飲んでいます。
飲み始めた数日〜2週間程の期間、周りの人が、私に対して反応がなくなりました。
それ以来ずっと程服用していますが
(周りの反応からすると)今はもう効いていないようです。


…………同じように言われる方が多いです。
最初は普通の黄色ブドウ球菌が駆逐され、劇的に鼻臭は無くなりますが、数日すると、隅に隠れるように存在していたMRSAが増殖してきて、再び悪臭を放ち始めます。

抗生物質の服用は善玉菌も殺すので、私は怖くて飲めません。

欧州で「30%は黄色ブドウ球菌を持つが、70%は黄色ブドウ球菌を鼻腔に持たない。これは何故か?」
が追求され、結局、ある善玉菌を持つか否かの差による。その善玉菌は黄色ブドウ球菌を殺す抗生物質を生産する、という結果が出て、トピックになりました。

鼻が乾きませんか?2チャンネルではほぼ全員、鼻が異常に乾く(鼻腔が異常に乾く)と主張します。
乾いた状態では、黄色ブドウ球菌か真菌が増殖しやすくなります。
私は荒廃した鼻粘膜を再生しようと馬油に賭けていますが、馬油には洗浄能力が、生理食塩水に依る鼻腔内注入より弱く、それで悩んでいます。

荒廃した鼻粘膜の再生には小保方春子ちゃんの00細胞が可能性あります。それには飯山一郎氏の乳酸菌を使わねばならないと有りました。Amazonからその乳酸菌を購入しましたが、未だ使っていません。
以前、ヤクルトの乳酸菌で駄目だった経験があるからです。でも、乳酸菌の鼻腔吸入でも洗浄能力は強く、2時間は無臭に近くなっていたと思います。

馬油から乳酸菌に戻すとして一つ問題があります。生理食塩水は放っておくと黄色ブドウ球菌が繁殖します。そのため、最低1日で使い切らなければいけませ ん。自分で目分量で生理食塩水を造るのは困難と考え、Amazonより生理食塩水を十本購入しました。この中には抗菌剤が少量入っています。少量なので、 開封したら、1日で使い切るか、冷蔵庫に保管するか、しなければいけません。また、乳酸菌を溶かし、黄色ブドウ球菌を繁殖させないようにしなければいけま せん。

寝る前だけ、馬油にして、昼間は乳酸菌を溶かした生理食塩水にするのがベストでしょう。今、3日連続の当直中でハナノアは持ってきていますし、生理食塩水 も1瓶(500cc)持ってきていますが……当分、馬油に賭けようという考えがあります。少し、鼻汁が分泌されるようになってきたような感じもあります。
時折、ラミシールクリーム(真菌の薬)を鼻腔に綿棒で塗ると劇的効果があるような気もするのです。

迷っている現況です。
今、一瓶(500cc)開けました。2日で使い切る予定です(当直明けまでに)。乳酸菌は手元にあった何か分からないのを溶かしました。少なくとも黄色ブドウ球菌の繁殖は防げるでしょう。

黄色ブドウ球菌の代謝産物が鼻粘膜を破壊し、鼻汁分泌不全が起こると考えています。鼻汁分泌不全により鼻腔が乾くと、乾いた培地を好む黄色ブドウ球菌が異常増殖して鼻臭を放つようになると私は考えます。
 
Amazonで買う生理食塩水は500cc一本250円するのでポカリスエットかアクエリアスで代用できないかと模索中です。
鼻うがいにポカリスエットかアクエリアスで出来ないか?今、もう生理食塩水500ccを開けてしまったので、ポカリスエットかアクエリアスの件は後で実験しようと考えています。
今度から生理食塩水での鼻洗いに重曹をプラスする予定だったが、重曹を持ってきていない。乳酸菌を多めに入れて対応するしかない。

馬油を使い続けたためか、鼻粘膜が再生したのだろうか?鼻水が出て来る状態までなっていたのに、生理食塩水500ccを開けてしまった。2日はこの乳酸菌を溶かした生理食塩水で凌ぐしかないだろう。


P.S. 「乳酸菌を溶かした生理食塩水をハナノアで」はするべきではない。鼻腔の渇きがとんでもない。馬油が断然良い。残りの乳酸菌を溶かした生理食塩水は捨てました。 >>⇒菌が死んで臭いがなくなって、別の菌が発生して臭いがまた出るという仮説ですね。

MRSAは黄色ブドウ球菌の極近い親戚で、突然変異した細菌です。メチシリン耐性という特殊な能力を得た菌で、普通の黄色ブドウ球菌より繁殖能力などはかなり弱いため、普通の黄色ブドウ球菌が再び増殖してくると駆逐されます。
臭いはほぼ同じと思います。

最近はバンコマイシン耐性のMRSAも多くなっているはずですし?、MRSAを死滅させると普通の黄色ブドウ球菌が増殖することになります。普通の黄色ブドウ球菌の方が繁殖能力は遙かに強いです。最近、手術前に、鼻腔に球菌にしか効かない000という抗菌剤を入れて、MRSA感染症を防ぐという試みが行われていますが、その効果への疑問の声は多い です。たしかに000という抗菌剤はMRSAにも普通の黄色ブドウ球菌にも効きますが。普通の黄色ブドウ球菌は鼻前庭部(鼻の前の部分、鼻の穴の前)の常 在菌ですから、すぐに鼻腔に戻ってくるからです。
MRSAより緑膿菌、普通の黄色ブドウ球菌が繁殖能力が強く、MRSA肺炎を治すためには緑膿菌を感染させるという方法も考えられたほどです(toshichan-manが考えただけか?)。MRSAより普通の黄色ブドウ球菌が遙かに強いです。


>乾くときに臭いが放たれるのであれば、点鼻薬を使った直後、鼻洗浄後は臭いがない、ということでしょうか。

……2チャンネルでも、点鼻薬を使った直後、鼻洗浄後は臭いがないと言われます。でも、普通の点鼻薬は、鼻水を抑える作用があると思います。

「イソジンをほんの少し溶かした生理食塩水で鼻洗浄後2時間は効果がある、ここまで来るのに20年掛かった」と2チャンネルに書き込みがあります。たしか に生理食塩水で鼻洗浄後2時間は効果があるようです。でも、イソジンを溶かすので鼻洗いは賛成できません。善玉菌も殺すからです。
 たしかに「ほんの少しだけイソジンを溶かした」のは賛同できますが、自分は怖くて(善玉菌も殺すから)出来ません。また、生理食塩水での鼻洗いは非常に 鼻が乾き、今日、久し振りに生理食塩水でのハナノアでの鼻洗いを行ったのですが、行うべきではないと、使ってない分の生理食塩水も全て捨てました。生理食 塩水での鼻洗いを禁止すべきと言う老人の耳鼻科医も居ます。鼻粘膜が皮膚化する老人を何人も見てきたと言うことです。
 鼻粘膜を守る分泌物を溶かし去るから鼻粘膜に良くないのでしょう。

 私は半日で馬油に復活しました。半日も乳酸菌を溶かした生理食塩水は行ってないでしょう。鼻洗浄後の鼻(鼻腔)の乾きは尋常ではありません。鼻粘膜を守る物質も洗い流すためと思いました(実感しました)。


>善玉菌が殺菌するのであれば、抗生物質の服用をやめれば、善玉菌が復活して殺菌をするのではないでしょうか。
……その通りです。抗生物質は鼻臭に数日は劇的に効きますが、却ってマイナス効果が強いと思われます。
 1日だけ劇的に効き、2日目から同じになるという人が居ました。

 しかし、「善玉菌および鼻粘膜は死滅してしまっている」という2チャンネルの書き込みもあります。重症な慢性副鼻腔炎が長年続いた人では、そうである可能性も高いですが、私は一縷の希望を持って(善玉菌が未だ生存している)、馬油に賭けます。

>加湿されたことで菌が減り、臭いが軽減した、という仮説はないのでしょうか。

……黄色ブドウ球菌は乾燥に強い。だから電動の霧吹き(加湿器)で湿った風を造り、それを吸い込めば黄色ブドウ球菌が鼻腔に住み難くなるはずです。しか し、最新の論文では、普通の黄色ブドウ球菌よりも乾燥に強い表皮ブドウ球菌も鼻腔に住み着いている人が多い、とあります。しかし、鼻腔に住む表皮ブドウ球 菌は極少数と思います。皮膚に普通の黄色ブドウ球菌が極少数(毛穴などに隠れるように)住み着いているように。

電動の霧吹き(加湿器)で湿った風を造ってそれを吸う、は効果的と思います。しかし、お風呂で自然と同じ状態が行われます。
携帯用の小さな霧吹きを外出用に持つというのは良いことと思い、私も考慮中です。市販されているので良いのがないか、Amazonで見ています。先週、口 臭用の霧吹きを机から発見し、それを鼻腔に吹き込んだら、刺激が余りに強すぎ、一晩、鼻腔内が腫れてとんでもない目に遭いました。これで鼻粘膜をかなり損 傷したように思います。

 十分に書いたかな? 
 鼻うがいは止めた方が良い

 肺炎が起こったとき、まず死んでしまうのが、緑膿菌による肺炎とMRSAによる肺炎です。MRSAは屁の臭いがすると言われてました。私は何度か「屁をふったろう?」と言われたことがあります。緑膿菌は魚が腐ったような臭い、どぶ池の臭い、と言われます。
 黄色ブドウ球菌は屁の臭い、便の臭いです。
 真菌の臭いは分かりません。

 私が鼻臭の原因は細菌と確信したのは、抗生物質を服用すると1日または数日は劇的に鼻臭が無くなるが、すぐに鼻臭が戻るという人が多いからです。真菌や緑膿菌でこういうことが起こるでしょうか? 黄色ブドウ球菌が最も疑わしいと思いました。
 1日あるいは数日は抗生物質により普通の黄色ブドウ球菌が死滅し、劇的に鼻臭が無くなるでしょうが、鼻毛の生えている所などに隠れていたMRSAが普通の黄色ブドウ球菌が居なくなったため、急激に増殖して鼻臭を放つようになる、と考えられます。
 バンコマイシン抵抗性のMRSAが今は多くなっているはずです。しかもバンコマイシンは善玉菌も殺してしまうはずです。私は怖くて服用できません。
 私の鼻腔は乾ききっています。2チャンネルの人の大部分も乾ききっていると書いています。黄色ブドウ球菌は乾いた培地を好みます。しかし、表皮ブドウ球 菌は黄色ブドウ球菌より更に乾いた培地を好みます。表皮ブドウ球菌は香ばしい香りを放ちます。私は表皮ブドウ球菌を購入して、鼻腔に植えたいくらいです。 しかし、最近の論文では鼻腔に表皮ブドウ球菌が少ないながらも住んでいると書かれてあります。

>バンコマイシンとクラロイシンを同時に飲むことで、MRSA、黄色ブドウ球菌を殺すことはできないのです?
……バンコマイシンは確かにMRSAに効きますが、MRSAは繁殖能および生存能力が弱く、すぐに普通の黄色ブドウ球菌に駆逐されてしまいます。
 それに最近発見された黄色ブドウ球菌への強い殺傷能力を持つ抗生物質を産生するという善玉菌(Staphylococcus lugdunensis)を殺してしまったら大変です。
 黄色ブドウ球菌は皮膚上、沢山居る常在菌です。お腹の中にも多く居るようです。鼻アレルギーも黄色ブドウ球菌に依ることが多いという論文を読みました。例え、自分の身体の黄色ブドウ球菌を全て殺してしまっても、すぐに他から移ってきます。
 MRSAも今では普通に存在する菌に成りつつあるようです。自分の身体から例え全てのMRSAを殺しきっても、直ぐに他から移ってくるはずです。

>結局は善玉菌等で人の治癒力で制御するしかないのですかね。
……その通りです。今は牛乳・肉・養殖の魚そして野菜にも多量の抗生物質が含まれてあります。自然と抗生物質を私たちは採っているのです。無農薬で栽培し た野菜、肉・牛乳・肉・養殖の魚は摂取せず、自然農法で取れた野菜などを摂取するべきですが、なかなか巧く行きません。私は週3日当直で病院の検食をしな ければいけず、自然農法で取れた物のみ食べるというわけには行きません。

 農家は自分たちで食べる野菜・肉・牛乳などは別に作ります。

 そして私は一つの警告をしたいと思います。鼻腔洗浄は行うべきではないと思います。鼻腔洗浄により鼻粘膜を守る成分まで洗い流してしまうからです。医師 専門サイトに高齢の耳鼻科医が「長年、自宅で鼻腔洗浄していた人の多くに、鼻粘膜が皮膚化している人を多く見てきた。鼻腔洗浄は行うべきではないと私は考 えている」という書き込みがありました。
 これもあり、私は馬油の鼻腔への吸い込みに変えました。
 2チャンネルの多くは生理食塩水に乳酸菌を混ぜたもので鼻腔洗浄をしているようです。それで鼻腔が乾ききっているのでしょう。私もそうでした。

 私は2年ほど、乳酸菌を混ぜた生理食塩水で鼻うがいを行ってきました。すると鼻毛が生えて来なくなりました。鼻粘膜の損傷が鼻毛が生える部位にまで及ん だと考えられます。こういう人は2チャンネルにも居ます。乳酸菌を混ぜた生理食塩水で鼻うがいを行っていた頃、鼻腔の渇きが尋常ではなかった。鼻粘膜を守 る有効成分まで鼻うがいで洗い流していたのです。失敗でした。

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  • 08Feb
    • 不潔恐怖も自己臭恐怖と同じく最近、激増してきたものです。

      不潔恐怖も自己臭恐怖と同じく最近、激増してきたものです。不潔と思うと、とことん不潔と思うようになる。これから自己臭恐怖と似たものになります、醜形恐怖症とも類似します。若い女性に多い。3つとも強迫性障害に入るはずです。不潔恐怖では、他の人が汚いため、自分の部屋から出ることが出来なくなります。一緒に住んでいる人はそれこそ疲労困憊してしまいます。そのため、自ら進んで、一人暮らしになりました。人が訪ねてくると「汚いから来ないで!」となってしまい、ますます自分だけの殻の中に閉じ籠もります。手を何時間も洗い続ける。実は000000もこの不潔恐怖で十数年、アパートに閉じ籠もりきりです。一人暮らしのアパートから出ようとしません。外が汚いからです。困ったものです。自己臭恐怖も他人の臭いに超敏感になります。抗不安薬しかないけど、それを服用しようとしない。何か良い知恵はないかな?

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