

美しいだけでなく、舞台からは、いいお香の香りが漂って来ます。初めて源氏を拝見したのは、まだ新之助さんの時代。変わらず若々しくみずみずしい。

最初は、九團次さんの解説。おめめがキラキラ

張りのあるお声。そして、紫式部の京蔵さん。大役だわー~!雀右衛門さんがお亡くなりになってお寂しいでしょうが、頑張っていらっしゃるのね。歌舞伎に対する愛情は半端ない方だから、いいお役を頂けて、良かったわ!ちょっと台詞が長いけど、、。
リュートの音色、本当に魅力的!
不思議だけれど、源氏のお姿とぴったり。二つが相まってますます幻想的な世界に。ぼたんさんは、存在感あるわー~!お父様の面影と何故か重なってしまう。九團次さんの春宮も雅。海老蔵さんと並ぶと正に源氏物語の世界に。なかなかお能を拝見する機会がないので、今回は貴重な体験でした。やはり格調高く、舞台に緊張感が流れる。僅かな動きなのに、強くそして柔らかい。歌舞伎とのコラボ全く違和感がない。短い時間で日本の文化を体現できる、有難い舞台でした。海外で是非公演していただきたいわー~!ロビーには、海老様グッズがいろいろ。和菓子、バッケージがカッコいい!

さすが、叶匠壽庵さん!一つ一つお味に深みがあって上品な甘さ。美味しいです。



カーテンコールの後、夢の中みたいだったわー~!とあちらこちらからため息が聞こえました。