29才のクリスマス | お気楽マーニャのブログ

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この時期になると、あちらこちらでよく流れるマライア・キャリーの『恋人たちのクリスマス』♪ドラマ、『29才のクリスマス』を観たかどうかで、この歌の印象が随分違うと思う。ストーリーの詳細は忘れたけれど、最終回、山口智子と松下由樹が笑顔で歩くラストの切ないこと。それから、毎年この歌を聴くと胸きゅんになる。久々の再放送。ストーリー展開には納得出来ないところもあるけど、台詞はキレ切れ!グッド!グッド!グッド!いま時の、イケメンを揃えただけのチャラいドラマとは次元が違うわ!脚本は、鎌田敏夫。さすがっすねー~!このドラマが放送された1994年はバブル崩壊直後。でもバブルの名残はあった。その時代の雰囲気が随所にある。典子の、情けない元不倫相手なんて、誰かモデルがいるのかしら?あの頃はまだ、女性は結婚したら、仕事は辞めるという意識だったと思う。結婚しても、会社は辞めず、子供も育てて、男性とは対等に、という現在とはかなり違う。女性の自立意識はまだまだ薄かった。脚本も素晴らしいけれど、山口智子、柳葉敏郎、松下由樹の演技も凄いわー~。山口智子のカッコいいこと、可愛いこと。今もほとんどルックスが、変わらないのは奇跡的。ギバちゃん、いい味だわー!松下由樹ってこんなに綺麗だったのね!才能ある脚本家に出会って、テレビ史に残るドラマに出演出来るのも、俳優の運。男女の友情は成り立つと思っているので、この3人のシチュエーションはすんなり受け入れられる。今流行りのシェアーハウスね。アメリカの誰かが、以前テレビで演説していたけど、人生で重要な事のほとんどは20代で起きる。20代はのんびりかまえて、30から頑張ろうというのは大変な間違いである、といった主旨だったと思う。20代のうちに、傷ついても、傷つけても、やりたいことをやったかどうかで、その後の人生の満足度が違って来るのは確か。29才ってまだまだ純粋で世間知らず。もがきながら必死で生きる三人がいとおしい。ドラマを観ながら、自分もあの頃はあーだったなー、こーだったなーと思い出すから、あの歌がより切ないのね。