


最後の最後まで驚かされた脚本。高湛が、結婚式の夜、陸貞が着るはずだった花嫁衣装を、胸に抱いて眠った場面は泣けたわー~。またまた、ネタばれで申し訳ないけど、高演が亡くなる場面も感動的だった。威厳があって、愛情深く、無念さに溢れながらも取り乱すことなく静か。見事に演じた、キミー・チャオはいい役者ねー。

高湛のチェン・シャオの目は色っぽい

陸貞のチャオ・リーイン、位が上がる度に表情が硬くなり、強くなっていく演技が見事。あの童顔なのに、男性の中で、女性一人、政治経済を動かす能力があると、視聴者が納得出来る演技。陸貞は、北斉の経済の節約のため宮廷で、養蚕することを思い立つ。韓国歴史ドラマ、「海神」の中でも、中国、日本、韓国の貿易で、いかに絹が大事かが描かれている。日本に養蚕技術が、伝わったのは、紀元前200年位とのこと。稲作と一緒に、中国からの移住者が伝えたらしい。日本の皇室でも、古くから養蚕が行われ、一時中断されたが、明治になり復活したとネットに出ていた。毎年、皇后様が蚕のお世話をなさる映像が流れるわねー~。ドラマが終わってしまったので、YouTubeで、中国のバラエティー番組をチェック。二人のインタビュー、中国語がわからなくて残念。原作、日本語版があるなら読みたいわ。
余韻の残る最終回でした。
