アメリカ西部の街ローズ・クリークは、開拓者たちが苦労をしてようやく築いた街。
その街の住人たちはサクラメントの横暴な資本家バーソロミュー・ボーグに苦しめられていた。
教会を焼き払い、立退料には相場の1/3程度しか払わないというボーグ。
その時住民の1人がボーグに異議を唱えると、住民たちの前でまるで見せしめのように撃ち殺した。
・・・その彼の妻エマが住民たちから集めた全財産を持って、仲間のテディとともに用心棒を探していた。
ある酒場にて、お尋ね者をとらえに来た保安官のサム・チザムの見事なまでのガンさばきを目の当たりにし、彼に声をかける。
最初は渋るサムだったが、復讐の相手の名を聞いて手を貸すことにする。
酒場でサムの早撃ちを見たギャンブラー。
メキシコ人のお尋ね者。
南北戦争の伝説のスナイパー と その相棒。
職をなくしたハンター。
仲間を追われたネイティブアメリカンの戦士。
サムを加えたこの7人でローズ・クリークを救うことができるか。
・・・とまぁ、往年の黒沢映画「7人の侍」、リメイクされた「荒野の7人」を知ってる人ならわかる映画です![]()
ディテールは若干変わってはいますが、展開はほぼ同じでした。
だからね~~
街は救われますが、気のいい仲間はだいぶ命を落としてしまうんですよねぇ![]()
主人公のサム・チザムはこの人
7つの州で委任執行官を務める 賞金稼ぎ
早撃ちの達人で元軍人。
次に仲間になるのがこの人、ジョシュ・ファラデー
ギャブラーで2丁拳銃の使い手。
酒とギャンブルと女好き。
3人目はお尋ね者の流れ者、バスケス。
サムから仲間になれば追わないと持ち掛けられ仲間に。
彼も2丁拳銃の使い手で、ファラデーといいコンビになってくる。
その次は、グッドナイト・ロビショー と ビリー・ロックスの2人。
彼らは2人で動いていたからご一緒に。
南北戦争時代に伝説のスナイパーとして名をはせたが、心に闇を抱え苦しむ一面もあって、危うい感じ。
東洋人のガンマンでナイフの達人。銃より早くナイフ投げます。
お次は、マウンテンマンとして孤独に暮らしていたジャック・ホーン
最初は誘いを断るんだけど、得意のトラッキング術で彼らを追い結局仲間になる。
最後はコマンチのレッド・ハーベスト
長老に「お前の道は皆と違う」と言われ、それ以来あてのない旅を続けていた。
弓矢の名手。
戦いとは全く無縁の街の住人達に戦い方を指導するとか、自らの命をかえりみずに仲間や住民たちを救おうとするとかっていうのはもう往年の映画のままでした。
確か、荒野の7人でも最後に残ったのは3人でした。
この映画でも最後に生きていたのは3人でした![]()
仲間が死ぬのは悲しいよね。 ついついウルっとしちゃったりするよ、わかってたけど。
日本人が時代劇が好きって思うように、あちらの方にとっては西部劇はそういう位置づけなのかな~って。
私は好きです。こういうの。








