マダムはカナダ留学の後に、2か月間南米を一周しました。
USA乗り継ぎでチリへ入国だったのですが、USAの入国管理局とケンカしてしまって、チリ行きの飛行機に乗れませんでした。
ロスアンゼルスで一泊する羽目に…
そこで詐欺師に遭いました
まあ結論から言うと、私は騙されなかったし、USD1も貸さなかった。むしろ水代をぼったくって払わせたw
今日は、【詐欺師の手口4つ】実話!ロスアンゼルスで遭った詐欺師・秀吉のお話。
スーパーで話しかけてきた
「ぼく秀吉っていうんです。兄は信長と言います」
スーパーで水と食料品を買い物していたら、突然後ろから話しかけられました。
当時25歳くらいでしたので、英語が話せないワーホリ女子と思われたようです
彼がレジで勝手に通訳し始めましたが、アメリカ人なんか言いたげ…
突然秀吉さんに
「お願いがあります!話す時間が欲しいです!」
と言われました。
はじめてのロスアンゼルスだったから、ちょっとは楽しみたかったんだが、まあいいか…
とホテルへ荷物を置いてから、待ち合わせの高級ホテルのロビーへ。
なんでほいほいホテルのロビーへ向かったのかというと、
私がスーパーで買いものした際に、こいつ勝手に自分の水を一本買ったのです
水代払わせるためにレシート持っていきました。(69cでしたけどねw)
詐欺師の手口4つ
おもいっきり詐欺師の手口でそいつがだましにかかってきましたww
1.高級ホテルのロビーやカフェで待ち合わせ
詐欺師って高級ホテルのカフェやロビー好きなんですよ。
不動産屋にいた時にもこういう詐欺師がいました。
893も高級ホテル大好き
「ミンボーの女」という映画がありましたが、あれも高級ホテルが狙われたお話ですね。
高級ホテルにいる人=高級な人
と勘違いさせるのです。
人は見かけが9割。
こいつの落ち度は、
そのホテルに見合わない小汚い服装。
どう見ても何日も洗ってない…
と言うことはお金がないんだな
と小マダムは予測したわけです…
2. 大企業とのつながりをちらつかせる
「お時間頂きましてありがとうございます」
からの、訊いてもいない身の上話を小一時間…
留学後にLAで働いて起業して現在に至ります。
普段は●●という1泊USD165のホテルに滞在しています。(待ち合わせ場所とは違う彼曰く「高級」ホテル)
それから、大手商事会社や大手建設業などのボロボロの名刺を3枚テーブルに恭しくおいて、
この人たち知っていますだってw
その角の折れた名刺…どこでもらったんだか…
大企業の人は、やたら名刺を配るのやめたほうがいいですよ。
こういうマヌケな寸借詐欺師の釣り餌にされるからw
3. 大金⇒小金でお金を借りようとする
人って「100万円貸してください!」と言われて、「10万円でもいいです…」と言われたら10万円なら貸せるかな…と思ってしまいがち。
これは詐欺師の「ドア・イン・ザ・フェイス(door in the face)」という譲歩の返報性を応用したテクニック。
秀吉に
「1000USD貸してください」
と言われました。
「私これから南米一周するのでお金ありません」
と言ったら
「じゃあ、100USDでいいです」
ときました…
4. 身分証が無い
「貸すのはいいけれど身分証は?」
と訊いたら、
ホテルに置いてきてしまいました。
ちょっと理由があって…鍵をかけられてしまいました。
だから身分証はありません。
だそうだ…
バカなの?
そういう奴に何を信用して金貸すの?
その理由って、宿泊費を払ってないから、ホテル側が逃げないように私物を置いたまま鍵かけたんだろ?
初めてのLAを、こんなバカに半日つぶされたことで、突然フツフツと怒りがこみ上げてきました…
その高級ホテルのロビーで、マダムシャウトw
ふざけんな、このヤロー!
おめぇみたいな寸借詐欺なんかに、この私が引っかかるわけねーだろうっ!!
続いて、ホテルのロビー内を警護している警備員に
「すいません!こいつ詐欺師です!!」
と大声で英語で叫びました。
周りみんな見てる…
警備員が2人やってきました。
案の定、秀吉英語全然できないww
私は警備員に理由を話して
なに勝手に水買ってるんだよ?!
このやろう…69c払えよ!
とレシート見せて蹴り入れたら、なけなしのボロボロのUSD1払ってきました。
お釣り無いからそのままUSD1もらいましたw
私の方がひどいww
彼は敗走して逃げ出したので、その後は知りません。
詐欺師の撃退方法
こういったチンケな詐欺師を撃退する方法は、淡々と怒ったり、笑いながら接したり、やんわり断るのではなく、
低い声で突然キレること。
更に
毅然とした態度できっぱり断ること。
こいつは今まで、この手でちょっとずつ寸借詐欺していたんでしょう。
世間を知らなくて、英語ができなくて、気の弱い女子なら貸してしまったと思います…
英語で「詐欺」の表現色々
こういったショボい詐欺を英語で
「Fraud(フラウド)」または「Scam(スカム)」(scamのほうがカジュアル)といいます。
オレオレ詐欺は
「It's me fraud / scam」
詐欺師は
「Frauder」「Scammer」。
昨今、SNSやマッチングアプリでロマンス詐欺が多いですね。
ロマンス詐欺は英語で「Romance scams」ですが
「Lonely Hearts Scams」
ともいうそうです…
ロマンス詐欺は日本だけじゃないみたいですね…
以下のニュース…会ったことがないのに1億円払うとかすごいよね…
しかも相手おっさん(55)w
もはや女ですらない
こういう「なりすまし」は「Catfishing」といいます。
「Catfish」ってナマズのことなんですけどね…
語源はここから来てる
ナマズとタラは別々で出荷するとタラは無気力になり、美味しくなくなってしまいますが、同じ水槽に入れて出荷すると、タラが活発に動き、タラの品質が保たれるのです。
ナマズが退屈しのぎに、タラを追いかけるからです。
つまり、退屈で時間を潰すために他人を騙して恋愛関係を築こうとする人を、ナマズに喩えた表現なのです。
https://courrier.jp/columns/249957/
金額が大きい詐欺師は、
「Swindler」「Con man」
ビジネスぐるみの詐欺で使われる表現。
いわゆる「ペテン師」「山師」。
最後に。
ロマンス詐欺やFX詐欺に共通するのが、
シンデレラ思考
突然自分にモテ期が来たー
やっと運が向いてきたー
と思ってしまうから騙される…
SNSでお金の話が出たら、100%詐欺師
そんなことはない!彼は違う!!
というのなら、「わたし実はお金ないんだけど…」って言ってみてください。
これで引いたらOUT
まあ実のところ、昔から結婚詐欺師はいっぱいいましたよ。
(ウェディングカメラマンしていた時に3回も見たことある…)
おいしい話や口がうまい人は
「」
と思うところがあるはず…
その直感は当たっています
SNS詐欺は笑われて人生終了です。
気を付けて!