金曜日の朝、犬に「いってきます!」の挨拶をして玄関扉の鍵を閉めようとした時に、後ろでオートロック解除の音がして気をとられてしまいました。

住人のどなたかが外に出て行かれたのだと思いますが、オートロック解除の音に気づくまでの足音がまったくしなかったことを不審に考えながらバスに乗車し、大学に着いたその時です。

「あれ?玄関ドアからモクゾウ(犬のニックネーム)が出なかった?」って急に不安が押し寄せてきました。

一度考え出すともうおしまい、次から次へと悪い考えはとまりません。
ダメもとで、合鍵を持つ夫に連絡をして事情を伝えて、モクゾウが玄関の中にいるかどうかを確認してもらうことにしました。

しばらくして連絡があり、部屋の中から鳴き声がしていると聞き、やっと安堵しました(鍵を勝手に使うのは嫌なんだそうで、外からのみの確認でした)。


考え事をしながら違うことをすると、とんでもない事故を引き起こしてしまうと、あらためて実感しました。
思いに耽る時は、静止している時に限ってそのことだけを考えることに集中しようと反省しています。



無事が確認できたので気持ちを切り替えて業務にあたることができました。

ゼネラル・ストア・・・悪く言えば万屋なわたしの業務は、なぜか帰宅しようとすると教授や秘書、大学院生から問い合わせなどの連絡があり、定時サッサは叶いません。

小一時間残業したのちに帰宅し、犬の猛突進を受け、部屋に入らずに散歩に出かけ、そのあとはじめて部屋に足を踏み入れました・・・玄関に置いてあったサンダルやスニーカーはすべて部屋に持ち込まれ、部屋は「泥棒が入ったのか?」と思うほど荒らされていたのです。

閉めて出かけている寝室のスライド扉も犬一匹分の隙間が開いていて、コートや掛け布団が落ちていたり、バーベルラックに欠けているタオルが噛みちぎられていたり、ダンベルのカバーまで穴だらけになっていました。

そして居室のこたつテーブルに上にあったものは姿形もなく、フローリングには糞が、絨毯の上にはおしっこで丸いシミができていました。


自宅にいる時はここまでひどくなかったものの、主が自分の気に入らない出て行きかたをすると、いつもこんな感じです。


人間も八つ当たりはしますが、ほとんどの人が肉親や他人に向かって言葉で攻撃しますよね。
それに対して犬の表現は、言葉が通じない分、頭脳を使って物にあたんし、行動欲求が満たされていないことをわたしたちに示すものです。


自宅ではおもちゃ遊び(疲れるまで投げて持ってきての繰り返し)をしていたのですが、今の住居ではフローリングがツルツルすぎて、脚が四方に広がるという危険な滑りかたをするため、まったく遊んでいませんでした。

そこで、部屋いっぱいのパイルカーペットを購入し、昨日夫に手伝ってもらって敷き詰めることができました。
明日から、広がったおもちゃ遊びの空間でヘトヘトになるまで走っていただくとしましょう!







ではまた、ごきげんよう。