今年の夏はいろいろな理由で長い休みが取れなかったので、ホリデーは7月と8月に分けて1週間ずつ取ることに。

 

まず、7月は南イタリアで滞在型のまったりバカンスです。

典型的なイギリス人のホリデースタイル。

 

 

暑くて天気がいいところに1〜2週間滞在し、ビーチやホテルのプールサイドで日光浴して過ごすというもの。

 

実は日本人であるのもあり、旅行好きな私はこの手のホリデーは退屈してしまって苦手なのであまりしてこなかったのですが。。。

 

今回はホリデー前に体調を崩してしまい、休養も兼ねてのお休みだったのでこういうスタイルにしたのですが、ちょうどよかったです。

 

南イタリアのホテルに1週間ずっと滞在し、ホテルのルーフトップにあるプールサイドで本を読みながらのんびりしていたら少しずつ回復してきました。

 

そのうちすっかり元気になってきて、時々プールで泳いで涼をとったり、

後半はアマルフィ海岸やポンペイ、ナポリなどに日帰りで出かけることもできました。

 

 

今回1週間ずっとお世話になったホテルはとても居心地が良くてくつろげました。

 

4階建てのホテルの屋上にプールがあり、海を眺めながら日光浴ができたし、同じ階にはレストランやバーがあってランチやディナー、ドリンクも楽しめます。

 

夜になるといろいろなライブミュージックがあり、それにもましてうれしかったのは、ここからきれいな夕焼けを眺めることができること。

 

暮れなずむ海に落ちていく夕陽を眺めながらソファでゆっくりドリンクをいただき、おしゃべりをするのは格別なひとときでした。

 

 

 

ホテルのお部屋は1階にしてもらったので専用のお庭/パティオでくつろぐこともできました。

お部屋もすてきでしたが、パブリックスペースのロビーや、ガーデン、ラウンジなどもいい雰囲気。

 

わたしのお気に入りはレモンやオレンジの木漏れ日のもとで楽しんだ朝食でした。

 

ダイニングルームもあったのですが、まだ涼しい朝の新鮮な空気と一緒に味わうハム、チーズ、トマト、フルーツなどの朝食は格別。

 

 

朝食だけではなく、ランチや夕食も。。。

ホリデーに行く前は食欲もなくてお粥を食べていたというのに、

アマルフィ海岸で採れる新鮮なお魚や野菜、フルーツはとってもおいしくて、ついつい食べすぎてしまうほどでした。

 

 

ロブスターのパスタ

 

 

ソレントのマリーナグランデにある魚介レストラン

ここでもきれいな夕陽を眺めながらお食事できました。

 

ソレントは観光客ばかりで(自分もその一人ですが)つまらないところかもしれないなとあまり期待していなかったのですが、海も山もきれい、毎日気持ちいい青空、落ち着いた平和なリゾートシーンが、ゆっくりまったりしたいバカンスにはぴったり。

 

1日だけナポリに行きましたが、ソレントとは雰囲気が全然違うのに驚きました。ナポリは考古学博物館がおすすめで、これだけのために行っても後悔しないはずです。

 

ソレントからはナポリをはじめポンペイ遺跡やアマルフィ海岸にネックレスの宝石のように連なる絵葉書から抜け出したような村や街 (Positano とか Ravello,Amalfi)にも日帰りで行けるので、このあたりの旅のベースとしても最適なロケーションです。

 

1週間ですっかりリフレッシュし体調も回復してイギリスに戻ることができて、私には理想的なバカンスでした。

 

イギリスに戻ると案の定、お天気が安定せず太陽が出て暑い日があると思うと、次の日は雨だったり肌寒かったりしてまたソレントに戻りたくなります。

 

涼しくてエアコンが必要ないのはいいことかな、日中体を動かしても汗だくになることもないしね、と思い直すことにしています。