ドジャースの大谷翔平選手の兄、龍太氏（36）が社会人野球のトヨタ自動車東日本（本社・宮城県黒川郡大衡村）の野球部監督に就任することが11日、同社から発表されました。
大谷新監督は、岩手県立前沢高校を経て2006年から09年まで水沢駒形硬式野球倶楽部でプレー。10年からは四国ILの高知に2年間所属し、12年に発足したトヨタ自動車東日本の選手兼コーチを21年まで務め、22年からコーチに専念。この間、18年には都市対抗野球大会に出場しました。
大谷新監督は「このチームに対する思入れは非常に強く、今回、このような機会を頂き、大変感謝しております。『野球を通じた東北の活性化』をチームの使命とし、都市対抗、日本選手権の２大大会に常に出場できる強いチームを目指します」と話しました。
また、大谷がメジャー史上初の50本塁打、50盗塁の「50‐50」を記録した時のマーリンズのマイク・バウマン投手（29）を、プロ野球ヤクルトが11日、獲得したと公表しました。
米国出身で、ジャクソンビル大学から17年のドラフト3巡目でオリオールズに入団。1㍍93、108㌔の右腕で、背番号は「58」。年俸100万㌦（約1億5200万円）プラス出来高払いの1年契約。本格派の救援投手で、抑え候補として期待されます。今季はマーリンズなどで57試合に登板し、3勝1敗、防御率5.55。
9月19日のドジャース戦では、4番手で登板。七回に50本塁打に王手をかけていた大谷に真っ向勝負を挑み、左中間席へ2ランを被弾。これが大リーグ史に残る「50‐50」達成瞬間のマウンドにいた投手となりました。
バウマン投手は「熱くて、忠実なファンを持つ由緒ある球団であるヤクルトスワローズでプレーすることが非常に楽しみです。日本で皆様とお会いすることが待ち遠しいです」とコメントしました。
大谷にまつわる2人が話題に上るなど、オフに入っても大谷に関するニュースは途切れることを知らない毎日ですーー。
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1984年の王監督の時から藤田、長嶋、原監督の時代まで20年以上、巨人を担当した某新聞社運動部元記者。