予想通り、先生方の語りは熱かった。

各教科20分の持ち時間をみなさんオーバーされて、1時間半の予定が結局2時間。

子供用の椅子に座り続けた母の腰は悲鳴を上げたが、

よくよく考えると、子供たちはいつもこの椅子に座って3時間、4時間授業を受けているんだよな。

 

そして、先生方が共通して話されていたこと。

 

「絶対にあきらめないで。ここからです」

 

すごいな。

先生方の仕事の半分は、子供や親を励まし鼓舞し続けることかもしれない。

 

これだけ先生方が口を揃えて言うってことは、裏を返せば

「ここであきらめてしまう人が多い」

ということなのだろう。

 

いや、あきらめたくもなるよな。

かく言う母も、5年の成績をまとめてみた時に、

「この先、現状維持がやっとかもしれない」

という感触を持ってしまった。

 

あと上がったとしても1か2。

むしろ下がるんじゃね?これ。

この忌わしい感触を打ち消すかのように「伸びしろあり!」とブログで強がってみたものの、弱気心にしばしば苛まれる。

 

いかんいかん。

負けない闘志一徹の長女の足を、母が引っ張ってどうする。

しんどくなったら声出していこう。

「ここから、ここから」

あと1年。ここからです、長女さん。