今週、やっとクラス発表と後期テキスト配布があった。
夫が受け取りに行ってくれたが、長女と次女の2人分だったので、さすがにスーツケースで行ったようだ。
母は帰宅後、リビングの床の上に散乱する2人分のテキスト、お知らせプリント類を見て、どっと疲れが増した。
すべてのテキストにきれいにインデックスを貼られているご家庭を心底尊敬する。
5年後期のテキストは、キレイな青紫のグラデーションだった。
一方の3年予科は、ふた世代くらい前と思われる相変わらずの山吹色。
日能研のやる気の違いを感じる。
長女が真っ先に手にしていたのは日本史資料集だ。
北条政子の像を見つけて喜んでいた。
母もチラッと中を見たが、意外と字が多い。
本科テキストの写真はすべて白黒だし。
ということで、山川の日本史図録を持ち出す。
昨年末に改訂され、書店の店頭で見つけた折に、勢いで買ってしまった。
そいつを今こそお前の出番だと引っ張り出して、長女の勉強ラックに加えておいた。
次女の方は、国語のテキストをすでに半分くらい読んでしまっていた。
扱われている文章がどれも面白いそうで、かいつまんで内容を教えてくれた。
問題も勝手に解いている。
スッと読んでスッと頭に入る、これを長女もできたらどんなによいことか。
2人とも、後期授業を心待ちにしている。
長女は、夏期講習を経て、毎日日能研に行く生活がすっかり体に染みついたようだ。
「家はつまらない、早く日能研に行きたい」と言っている。
次女も、今週の予科教室がないことを知って、がっかりしていた。
すごいな日能研。どんだけ子供の心を掴むんだ?