落語会をやりました…の巻 | The Sam's Room

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ナンでもカンでも『生(なま)』は良いよなぁ…。

ビールは 『生』?
ハムも  『生』?
ワタシは 『生』意気?
仕事は  『なま』ける!?(漢字も意味も違うヤン!?)

あれっ?

いやいや、そう言うコトじゃなくて『生で芸事を観る』というお話しでございます。
『芸事』と申しましても色々ございます。踊り、演劇、音楽、演芸… TVやラジオ、そして最近ではDVDなどもいっぱい出ておりますが、でも、それは間接的な鑑賞。
やっぱり直接的に『生で観る』というのが迫力も臨場感もあってよろしいなぁ。

そして一番エエのンが『みんなで場面を共有できている』と言うことでしょうかねぇ。
笑うところは独りではなくみんなでどっと笑い、泣くところは会場が一体となって泣きの場面となる。
やっぱりココが大きな要因ですよね。独りで劇場に行っても、舞台の感動が会場のみんなと共有できて感情が一体となる…これが『生』で観る醍醐味かもしれません。

そして… 演者の息づかいを感じることが出来る…
これも魅力のヒトツですよね。

今回はその中でも『演芸』…の中に含まれるのかなぁ。『落語会』についてのお話しでございます。

恒例の落語会 おもろいでぇ~の巻


夏過ぎのブログにも書きましたが、ワタシ、年に2回の落語会を開催させていただいております。
と言っても、実行委員会形式で細々と行っておりますので、ビッグネームの方々にはご出演はかないません。地域密着型で地元人気の高い某落語家さんをメインに、中堅&若手の落語家さん3人による『寄席』でございます。

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こんな感じ…
お気楽な感じの落語会でしょ!

今回はお客さんの入りが普段より少なかった…
90数名だったかな。
モチロンこれでは赤字…ですねぇ。
         ああ、嘆息… ああ、涙… ああ、落胆… ああ、赤字… 

ギャラ&アゴアシも必要だし、PR費はDMも含めて支出済みだし、宿泊料だってかかるもの…。(ちなみに、『アゴアシ(顎足)』とは、食事や旅費のことで、これが付いて当たり前なのです)
普段は120名以上お客さんが来てくれているので何とかカンとかギリギリで運営できてますけどね。落語家さん達のギャラももう少し上げられるし…。

けど…
今回は…
ヤバイ…
かもね…

まぁ、よろし!
まぁ、何とかなるやろ! 
最後は実行委員会でモチャぁエエのでございますから… そうですとも! って!?
ははは…(泣き!?)

てなてなコトでモノが落語だけにすっかりお気軽なのでございます!?


さぁてぇ~、落語と言えば何を連想するンやろ…

登場人物では長屋の『熊さん』『八っつぁん』&『ご隠居さん』…
そして、ワケワカメなアホボンや道楽息子が登場したりでキャラクターだけでも十分に面白いですね。

そして、和服、扇子、鳴りもの、見台etc

で、演じられる噺は全くのお笑い話だけではなく、ちょっと考えさせられるネタや、人情話、芝居噺まで幅広いジャンルの噺があります。


ああ、また悪癖…
ああ、ちょっとだけネタのウンチクなど…
東京と大阪では『古典落語』のネタも違いますよ。ちょっとだけ皆様の知っておられる噺を挙げてみましょうか。

■江戸落語といえば… 
・そこつ長屋
・時そば
・たらちね
・目黒のサンマ
・火焔太鼓
・四谷怪談

■上方落語と言えば… (大阪ですね)
・饅頭こわい
・高津の富
・京の茶漬け
・初天神
・延陽伯
・三十石

いろいろありますな…
上方から江戸に持っていった噺も多くあります。上方の『延陽伯』は江戸では『たらちね』、『高津の冨』は江戸では『宿屋の富』等々。上方落語を江戸に持ち込みそれぞれ少し趣の違ったものとして仕上がっております。
『時うどん』は『時そば』と同じですが、食文化の違いが現れていますしね…。

そういえば『寿限無』という演目もスタンダードですねぇ。

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今回の落語会に女性の落語家さんが来てくれまして、『寿限無』を熱演してくれました。
寿限無… ムッチャ長い名前をつけられた子どもの話です。

じゅげむ、じゅげむ、ごこうのすり切れ、海砂利水魚の、水行末雲来松風来松、食う寝るところに住むところ やぶらこうじのぶらこうじ パイポパイポパイポのシューリンガン、シューリンガンのぐーりんだい、ぶーりんだいのぽんぽこぴぃーのぽんぽこなぁ~のちょうきゅうめいの長助

というヤツですな。
どやっっっ!
ワタシ全部言えまっせ!  (間違ってたところがあったらゴメンねぇ~!?)
昔、ラジオを聴きながら必死でメモ取って覚えたんだモン…
一生懸命覚えれば、いつまでたっても忘れヘンモンですなぁ。

そうそう、そう言えば『男はつらいよ』の寅さんの売り口上も覚えたよぉ。
イッチョやってみましょか!

『けっこう毛だらけ猫ハイだらけ、お尻のまわりはクソだらけ。タコはいぼいぼ、にわとりゃ はたち、芋虫ゃ十九で嫁に行く、黒い黒いは何みてわかる、色が黒くてもらいてなけりゃ 山のカラスは後家ばかり、とくらぁ~ …(略)… おう、どうでぇ、どでぇ~、一声千円でぇ。もってけぇ~! えっ、ダメ? なら、八百、六百… おうおう、腹切ったつもりで五百両、持ってけ泥棒!』

どやっっっ!
これもメモして覚えたどぉ~。(これまた違うところがあればごめんなさい…。で、略のトコロはちょっと忘れた…!?)

そういえば、『枕草子』『方丈記』、『千曲川旅情の詩』などの名文も高校時代にセンセーに無理矢理に暗記させられたっけ…
でも、お陰様で、最初の部分だったら今でもスラスラ言えるどぉ~。
ああ、あの頃は記憶力も良かったんだなぁ。
今じゃ、電話番号も、人の名前すら覚えられヘン…
~ って話しは置いといて…

で、話しは戻って『寿限無』です。
これって、実は前座がやるネタで、落語の基礎中の基礎。基本中の基本。最初の練習ネタに覚え込むという意味合いも強いようです。
単純だけど奥深いのもこのネタで、オチも色々作れるし、みんなが知り過ぎているので、逆にこれを演じる難しさもあるようです。
これって、ペペロンチーノと一緒で、シンプルだからこそ、テクニックが映える訳です。

この若手の女性落語家さんの寿限無は『これから…』かなぁってトコロでした。でも、シッカリと笑いだけはとっておられましたよ、サスガにプロでございますなぁ。

そういえば、NHKの連ドラ『ちりとてちん』の影響で女性の落語家さんが急に増えたそうな…。

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中堅の落語家さんは古典でビシッと決めました。

枕は…
『ここの高座に上がることがワタシの夢でね。今日は願いがやっと叶いました…』
という典型的なマクラで盛り上がっておりました。

で、いつもの落語家さんは2席を熱演してくれました。

で、打ち上げです。
今回も『某 割烹』のご主人さんのご厚意により頂くことが出来ました。
ホンマ…、赤字の時にありがたいのでございます。サンキュ!

早速お料理を…

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こう言うときに裏話も聞けたりしてオモロイのでございます。
異常に盛り上がるンですねぇ。これがまた…
ご主人様も交えてワイワイガヤガヤ…

そして…
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カニさんの向こうに見えるのは、
いつもの落語家さんと、私どもの美女軍団スタッフ…!?

そして…
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ははは…
キミ、キミ…
女性落語家さぁ~~~ン!!
それ、どやネン…

さすが芸人ですなぁ…
すっげぇデッカイ口を開いてバリバリ食べるからソコ撮ってぇ~だって!
まぁ、元気があってヨロシ!

そして…
落語家さん達との夜は更けていくのでありました。