30年間、競技場に残ってた
僕の名前が、消えてた。

ずっと破られてなかった
中学100m 競技場記録

新たな若者を称える気持ちより
やっぱり

悔しかった。






競技場記録。

その競技場で開催された大会で
1番速い記録。



中3の時、この競技場で出した記録
30年間破られてなかった。

まあ大して大きな大会が
開催されてなかっただけだけど

それでも、競技場入口のボードに
自分の名前が貼り出されているのは
密かに誇りでもあった。




一昨夜、いつものように
自分の名前をチラ見しようとしたら

ない。

え?

ない💦

新たな中学生に
抜かされてた。




でも、同タイム。。

同タイムじゃん。。

しかも僕の時は
まだ整備前の土のトラックでの記録。
だから、まだ負けてないのに...

とか、

大人げないこと思うくらい
なんか、悔しかった。




でも

しっかり悔しがれる自分

嫌いじゃない。

過去の栄光にすがる悔しさじゃなくて
いまも、しっかり走ってて
現役で勝負してる証だから。


小さな称号は手放して
より大きな称号に挑む


M


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【雑記】

中2の春に、陸上部は廃部になった。
そこからは、同学年の仲間10人くらい
自宅前の道路に集合して
自分たちで練習してた。

指導者もなく、ネットもない時代。
本を調べて、自分たちでメニュー考えて。

長距離は、幼馴染みがリーダー。
短距離は僕1人。

最初は1人で練習してた。
半年くらい続けてたら
3人仲間が加わって
リレーチームが組めるようになった。

でも

学校所属じゃないから
公式の試合には出れない。
たまに開催される記録会のみ。

それでも中3の時には
全国大会出れるレベルまで
記録は伸びた。

ただ、公式の試合には
出る資格を持たない。

悔しかった。

だから高校は
県内1の強豪校を選んだ。




廃部の悔しさ
1人で練習始めた孤独
全国大会出れない悔しさ

そんな中でも
得てきた自信、喜び、仲間

競技場記録には
そんな色んな思いが沢山詰まってて

自分の名前を残すことで
当時の自分や仲間たちを
よく頑張ったなって
認めて、励まして
癒やしてくれてるような気がしてた。


まあ、ちょっと感傷的にとらえたら
たぶん、そんな感じ笑

だから消えた名前みたとき
なんとも言えない感情が
湧き上がってきたんだと思う。

ちょっとだけ
涙出たしね笑


雑記、長いじゃん💦笑




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