■40代100m日本一への道■


誰もいない競技場に
足音と息が響く

新たな情熱と知識を注ぎ
刻まれた記憶を呼び醒ます。
かつて出来なかった可動を促す。


走る
思考する
走る
試行する
走る
修正する
走る


成長はしてる。
速くなってる。

それでも

情熱とは比例しきれない肉体。
操りきれないもどかしさ。






時間の経過が
上にしか進まない10代とは違う。

強力な引力が下に引っ張る。
時間の経過が、強敵になる。

いまは、まだ肉体の進化が
引力を抑えられてる。


当初の想定より
遅い。






競技場で会うのは
現役中高生のみ。

言葉を交わすことはないが
お互いの動きをみている。

速い選手は、佇まいでわかる。
歩き方、姿勢、筋肉、雰囲気が違う。


自分は中高生から
どう見られているのか。

たぶん
速い選手。笑

基礎の動きは
自分のほうが速く美しいから。

佇まいも、陸上競技と無関係に
トレーニングしてきたし笑


でも
そこまで。





走りにつなげたとき
圧倒的に不足している。

なにが?

技術ではない。
体力。
走り込みの足りなさ。

理由は、わかってる。
ケガのリスク回避。

40代のケガは
競技人生に関わる。

時間は、あるようで
ない。







悔しさと、楽しさ。


力として有効なのは
どっちなのか。

基本的には、楽しさ。

でも、それでは足りない壁がある。

悔しさ
弱さの自覚
敗北感

やはり、これも必要だ。





負の力に抵抗する過程で
120%の力が出せる。

仕事でもそうだった。
大きく飛躍したときはいつも、
大きく失敗し、恥をかき
絶望してきた。
だから成長できた。


悔しい


この感情に感謝したい。
この感情を抱けるくらい
闘えている自分に感謝したい。

これでもっと
速くなれる。


M





▼メインアカウントもよろしくニコニコ