先のEU首脳会議でドイツが珍しく柔軟性を見せて折れた方向となり、スペインの金融機関へ直接融資と相成った。 その後、昨日のECBの金融政策委員会で0.25%利下げとなり初めて1%を割るような決断を引き出した。 全総裁のトリシェではこうはうまくいかなかっただろうが、今回はイタリア(南欧)のドラギさんだからという出身効果が出たような気がする。 ちとは市場と対話方向へなびいているのであろうか。 しかし、ドイツ国内では未だに南欧救済への反発は旺盛で、ECBの利下げで国内インフレが助長されれば、第一次大戦での国際連盟脱退のように、ユーロ圏離脱となるのか不安は尽きない。 そうなるとドイツ国債が買われるのも理解でき、ドイツマルク復活となり、ユーロの存続問題が拡大し市場に更なるユーロ売りを促すことは間違いない。 そのときは1ドル0.8ユーロまで下落となるはずだ。