つい数時間前までEU首脳会議が行われ、重荷?ギリシャへの話し合いが中心であったようだ。 市場が期待していたユーロ共通債権案は出されていたが、ドイツのメルケル首相の頑なな反対意向が目立っていた。 それによりユーロの買戻し予定も中止のようで、売りが目立った展開は続いている。 過去最高に及ぶユーロ売りポジションの積みあがりは事態の落ち着きを待って買い戻しに走るのは間違いないが、ここまでドイツが頑固だと時間が掛かりそう。 ギリシャとの駆け引きも見もので、今回は各国首脳が一致した意見として、今までの条件下でユーロ圏残留が可能としてまだ歩みよりには距離が残ったまま。 最後はギリシャが折れることになりそうだが、それまでは市場はユーロに対しての思惑からリスクオフの展開がしばしば見られるだろう。 ユーロ円は99円台、豪円はターゲットの74円に向けて下落が加速しており、原油は88ドルのターゲットまであと1ドルまで下落している。 ドル円がまだ落ちついているから良いが、ここにマネーの仕掛けがあるとクロス円の瞬間大幅下落は免れそうもない。 しかし、マルク通貨時代からドイツは変わっていなく、当時のブンデスバンク中央銀行は全く市場を無視して独自の財政操作で有名だった。 メンツかマネーかどちらを取るのか歴史がドイツに問いただしているように見える。 第2次世界大戦から大きなものを学んだはずだが、如何だろうか?