震災のリスクを覆うかのように、介入警戒感と米国金利上昇に支えられ円安に振れている円相場は上昇しながらも売りをこなしながらの鈍い展開となっており、短期売買のやりづらい相場付きとなっているようだ。 市場はまだまだ円売りポジションが多く、やれやれの利食いが多く、売りから入ると持っていかれて身動きが取れずといったところか。 長期スタンスの投資家は、押し目を買おうとしているようだがなかなかそのタイミングが訪れないから飛びつくしかない。 今日で期末が終わり新年度入りとなり、先進諸国が利上げスタンスに前向きの発言がしばしば出ており、デフレだけではなく震災も加わっての金融緩和継続スタンスで円安はタイミング次第であった。 形だけの協調介入であったがとりあえずは成功した感じである。 先進電子部品工場の稼動不能によって自動車生産が大きく減少することになり、それに支えられた他のメーカーにも待ったがかけられており経済成長への足かせがいつまで続くのか懸念は尽きない。 大型補正予算は債券相場を崩す原因ともなりかねることから国民へ増税スタンスの流れが出ており、消費の芽を摘むのか吟味されているようだ。 今日のユーロ円の118円手前までの買いは過熱感で調整の売りが出ているようだ。 リーマンショック後の下落途中で戻しを何度も見たが、週足で見るとことごとく一目均衡表の雲の上限に達せず落とされている。 今回の上昇に対しては既に雲の中に入っていて、上限は今のところ122円辺りで推移している。 雲の幅から約70%程度に達すると下落しているところから、その動きを踏襲するとなると今回は119.50がターゲットとなりそうだ。 ここ数日で思惑もあって急伸していることで調整で下げも考えられるが、それもダウ平均の高値更新を睨んでの展開となりそう、要はリスクテークの動きである。