日本市場では米国債が売られて金利が上昇し、ドル円では輸出勢の売りが上値を抑えていたが欧州市場に入ってからはドル堅調からクロス円に買いが向かっている。 アジア全体で株式市場が堅調で、中国上海総合株価指数が1%強の上昇からリスクテークの動きが強まりでクロス円の妙味に繋がっている。 日経平均は先週のSQ(特別清算指数)が無事通過したとの安心感もあって上昇していて、豪円も83円乗せで急な感もあるが下値を固めて直近では83.70付近を目指す展開となっている。 全般にドルも買われていてユーロドルは先日の安値である1.3160辺りから下を狙っているようで、これも米国金利動向からの影響が大きい。 FOMC前に金利が動意し続けると、イベント時に荒れた相場の可能性が非常大きいと思われ注意が必要であろう。 今週の最大イベント後は15日の本邦輸出企業の為替レート設定が注目されドル円の動きを助長してくれ、今はクロス円も同調しやすいために今週は為替のボラティリティーは比較的大きくなりそうだ。 来週となるとクリスマスが近づくために全般にポジションの傾きがなくなってくるので動きが硬直しやすい。 しかし逆を言えばその間にファンダメンタルでの予想外の展開があれば乱高下をもたらしやすいことも言えるから、流動性には気を付けていただきたい。
