ドル円の下値不安が増大している中であるが、タイミングから下値を探ってもよさそうに思えても、市場関係者が夏休み中であることが多いと思われ、取引高が少ない中で日本の個人投資家が買いを入れていることである程度の下支えとなっているようだ。 ただ、9月に入って機関投資家などが戻ってくると一気に下攻めとなる公算の可能性も大きい。 日銀と政府はその前になんとか水準を上げる方が良いと思うのだが、レベルではクロス円がまだ大幅な円高となっておらず、また資金不足もあって介入実行とはなりにくい。 後あるとすれば金融緩和拡大しかないだろうか。 急激にデフレギャップを無くす事は困難である環境と考えられているためにインフレ懸念はほとんどないことから、国債の買い取り枠を取り払うことも一考されるであろう。 先週後半から、世界経済の足踏みから減速懸念が大きくなっており、リスク回避でドル買いも多少出ているようだがあまり多くない。 出来高の少ない中でその動きが大きく出るなら、普通ではもっと上昇してもおかしくはないが実際は小幅な上昇でしかない。 円相場は、日銀や政府への思惑から下げ渋っていると見られ、トレーダーが揃うまで何らかの対応策を示さないと市場はまず試しに83円のサポートまで突っ込むのは時間の問題のような気がする。