変動率の低下を見込んでいるが、北朝鮮が韓国に向けて戦闘準備を命令したという報道や中国の金融引き締め観測でアジア株が下落したことで、クロス円の売りが目立っている。 ユーロ円は先週金曜日に114円までの上昇があったが、今週に入ってから下落基調で先日の安値を更新する勢いの下げに見舞われている。 先週ユーロに買い戻しの動きが入ったためにポジションが軽くなったせいもあり、新規の売りが入っていることも考えられ売り優勢の展開となっている。 中国株の下落を発端にして新興国株が下落していることから、商品相場も軟調推移となっておりオセアニア通貨へ売りが飛び火している。 ヘッジファンドは様々な金融商品の持ち高を減らしリスク回避の動きに出ていると思われ、欧州の長引いた経済共同運営の混乱が大きな背景となったままで不安は増幅されつつある。 


 今日のような、クロス円、ドル円の下落スピードはそんなに早いわけではないが、上値をしっかりと抑える動きとなると、なかなか下げ止りまではいかないのが経験から言える。

ユーロ円は、108円まで入り戻りが依然限定的となっていてまだまだ買うには早い感じがしている。 アジア株から欧州株価の大幅安がダウ平均先物を200ドルほどの下げに導いていることで、下値不安が増幅しているようだ。 ダウ平均先物は、9826ドル付近での推移となっており、今年の最安値を更新である。 もし300ドル以上の下落がザラ場であれば、ドル円も88円台へと突っ込む動きが見られるのではないか。 今週はそろそろ一旦落ち着くと見ていたが、今の雰囲気ではそれも叶わないようだ。 今夜の米国市場での動きは変動率上昇に寄与しそうだ。