ダーリング英国財務相やアイルランドの財務相を初め、ほとんどの欧州各国の首脳から厳しい見方をされているギリシャが重しとなり軟調推移のユーロだったが、米国ニューヨーク連銀製造業指数の好結果を足がかりに買い主導となったダウ平均に支えられたのか、ユーロ円の上昇と相まってユーロの上昇の基点となった。 それまでユーロ圏ZEW景況感調査の悪い結果にも関わらず軟調といえども下げ渋っていたのは、ロングポジションの買いがあったと思われていて、買いのタイミングを見計らっていたと考えられる。 テクニカルのフィボナッチ指数が昨日は安値暗示の日であったのもあり、下値に対しては警戒感が台頭していたに違いない。 そのタイミングで悪材料にも関わらず下げないとなると後は買戻ししかなくなる。 ユーロドルは、1.38台を達成するととりあえずのターゲットは1.3900-30辺りとなる。 悪材料出尽くしで、しばらくは売りポジションの解消相場となりそうだ。 ユーロドルの上昇に伴い、ユーロ円もまだ上昇の余地はありそうだが、125円から126円にかけては輸出の売りが散見されるためにこのレベルに達すればもみあいになると予想する。
