ここ数日間の、ドル買戻しの流れは年末へ向けてのポジション調整であり、本流とは違うように感じられる。 原油や金価格の高騰から市場は大きく買い持ちに傾いていて、それを解消する売りとドルの買戻しである。 それを象徴するかのように、ユーロドルの下落が顕著となっている。 対してポンドはポジションに傾きがそれほど大きくなく、アブダビのドバイワールドへの支援がポンドを支える構図となっていて比較的ゆるやかな下落に留まっていることからユーロポンドは0.90台を割り込んでいる。 ユーロ円も130円台が重くて、ユーロ買いの理由にもなりそうだが鉱物の下落とポジション調整の動きの流れが強くなっている。 円安に振れない原因は、ユーロ円とドル円に輸出の売りが入っているタイミングであり上値を抑えてはいるが、薄い年末相場の突っ込みを考えるとユーロ円の下値が固められるとドル円は91円くらいまではあるのではないか。 ただ市場では、噂で明日のFOMCで利上げの話まで出ているが、クリスマス前に利上げから株価下落は避けたいだろうからこれはあくまで噂で終わりそう。 それでドルを多少支えているのなら、明日以降は若干ドル安に振れるのかどうか妙味が出てくるので慎重にいきたいところ。 今日中にユーロドルが1.4450割れまで試されれば、反発も出てくるであろうからレベルとタイミングで市場の動きを読んでいくのも必要であろう。 ドルを横目にクロス円は下値固めといくような気がしているがどうだろうか。
