ビジネスにしろ投資にしろリターンを求める限りリスクは必ず存在します。

リスクゼロでリターンを得ることは不可能なのです。

当たり前といえば至極当たり前なのにこの原理原則がわかってない人が多すぎるような気がします。

ビジネスでも投資でもリスクを完全に消し去ることはできません。

リスクとは消し去るものではなくコントロールするものなのです。

ロバート・キヨサキ氏は著書の中で述べています。

「リスクは学習の一部であり生活の一部だ。例えば、交通事故で毎日人が死んでいる。それでも人は車の運転を止めない。事故から学んで事故を回避する方法を学ぶのだ。事故が怖いからとリスクを避けている人は、命を守る方法を学ぶチャンスも避けていることになる。」

これから始めるビジネスや投資が、あなたがパイオニアとなる人類史上初のものであれば、確かにリスクは測れないし、コントロールする方法も限られているでしょう。

しかし、そんなケースはほとんどありませんよね。

大抵の場合、先人たちがチャレンジして方法論は確立されているはずです。

書籍やネットで情報はいくらでも集まるはずです。

新しいことを始めようとする場合、どんなことであってもそれに関する書籍を20冊も読めばある程度の知識はつくものです。

ある程度の知識が身に付けばリスクに備えることはできます。リスクを消し去ることはできませんが、リスクをある程度コントロールすることはできるのです。

できれば書籍やネットだけではなくて、既に経験のある人からアドバイスをもらえるとなおいいです。

色々な人からアドバイスをもらっていくと「この人は信頼できる!」「この人についていきたい!」と思える人が必ず現れるので、そういう人と出会えたらあなたのメンターになってもらいましょう。

別に「私のメンターになってください」と言う必要はありません。あなたの心の中で勝手にメンターにしてしまえばいいのです^^

知識武装もある程度できてメンターもいる。

そういう状態になったらもう恐れるものは何もないですね。

あとは最初の一歩を踏み出すだけ。

この世の中に最も多いのは知識武装の段階で止まってしまう人です。

すごく研究熱心で知識も豊富なのにずっと起業準備中とか言って行動を起こさない人。

私の感覚では大体起業したいという人の90%程度はこの範疇に入るのではないでしょうか。

いつまでもリスクを恐れて行動できないと、いつまでたっても何も変わりません。

何度も言いますがリスクを消し去ることは不可能なのです。

ある程度リスクをコントロールできる目途が立ったらあとは何も考えずに飛び込めば何とかなります。

たとえ失敗しても、その失敗から学んでまた挑戦すればいいだけのこと。

そうすればあなたの経験値は確実に上がり、ワンランク上のレベルに行けるのです。


この道を行けば、どうなるものか。
危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし。
迷わず行けよ、行けば、分かるさ。