レビュー:「ミンナ」片山かなみ著 | penのフランス語日記

penのフランス語日記

「虎と小鳥のフランス日記」でフランス語を学習中のpenの日記。独学です。トリュフォーの映画を字幕なしで楽しむのが目標。フランス語とフランス全般の情報を楽しくご紹介。初心者むけの文法、語彙、ディクテなどの学習法、フランス映画、フレンチポップスの話題もあり。


テーマ:
こんにちは。penです。

きょうはフランス語の話ではなく、最近読んだ本のレビューを書きます。




読者登録させていただいている片山かなみさんが、最近本を出版されて、しかもそれをご自身のブログでプレゼントされていました。

片山さんのブログはいつも視点がユニークです。本もきっと面白いだろうな~、と思いました。でも、すぐには応募しませんでした。だって、送料も持ってくださるというではないですか。海外なので負担になって悪いなという気持ちがありました。

それに、最近忙しくて読みたいと思ってる本がやや積読状態になっていました。ガラクタゼロ作戦 - The Zero Clutter Methodにも書いたように、私は一冊読み終えたら、次の本を買うというルールをもうけているのです。

でも、片山さんに送っていただいてもすぐ届くわけではありません。10日~2週間はかかるので、そのあいだに手持ちの本を読んでしまうことにして、プレゼントに応募しました。

*****************************


片山さんはすぐに発送してくださって、本は12日後に私の手元に届きました。

こんなふうに日本情緒あふれる切手を貼ってくださっていました。




そして、これが本。



ソフトカバーです。

小説が二つ入っていて、その部分は227ページほど。

早速、その晩からお風呂で読み始めました。

ひとつめの小説は「ミンナ」

美奈というよくできたお姉さんのことを妹の視点で書いた物語です。おもに二人が子どもの頃の話です。

このお姉さんが私と同じぐらいの年齢なのです。年齢は近くても人間のできは全然違います。このお姉さん、ものすごく創意工夫にあふれていて、家族思い、妹思い、それに美人で何でもできる。

私も長女ですが、弟の面倒をみた覚えがありません。それどころか、手下のように扱っていたような気がします。

なのに、自分はやさしいお兄さんかお姉さんがほしい、妹か弟に生まれたかったとよく考えました。この本を読みながら、また同じことを思いました。


小説の中の姉妹と世代が近いので、出てくる風物にお馴染みの物が多いです。

たとえば物干し台とか。

私は小学校2年まで名古屋市西区の社宅(一軒家)に住んでいましたが、その家にも物干し台があり、よくあがって遊んでいました。干してあるふとんによりかかってみたり。

片山さんはとてもディテールの書き込みが多く、ほかにも私の好きなもの、懐かしいものがたくさん出てきました。

ソントンのピーナッツクリーム(大好物でした)、雑誌「装苑」、ケンゾー、ミッシェル・ポルナレフ、桂枝雀、マイピュアレデイ、花椿などなど。


そしてところどころに片山さんの主張もかいまみえました。

たとえば

(ギャンブルは)この世を散らかすだけです。・・・お金へのいじめです。




もう一つの短編は「ナナ」という大人の女性のことを、男性の視点から書いています。

私は(昔の)秋吉久美子が出てくるテレビドラマを思い浮かべました。桃井かおりでもいけそうですが、はかなげなところが秋吉久美子かなと思います。


どちらもとてもおもしろくて、すぐに読んでしまいました。




「ミンナ」を読んで、私は自分の子ども時代を思い出して懐かしく、ほわーんとした気持ちになりましたが、もっと若い方はどんな感想を持たれるでしょうか?

家族とか、生きること、といった普遍的なテーマを扱っているので、きっと誰でも楽しめる本だと思います。

お買い求めはともに取り寄せになりますが、


楽天⇒【送料無料】ミンナ [ 片山かなみ ]

アマゾン⇒ミンナ

う~ん・・アマゾンのこの内容紹介は語りすぎじゃないでしょうか?
私は何も知らずに読んだからよかったです。


片山さんのブログ記事にも各インターネットの本屋さんへのリンクがあります。



最後までおつきあいありがとうございました。

次回の記事でお会いしましょう。

pen


pen (フランス語愛好中)さんをフォロー

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス