『火花』又吉直樹
お笑い芸人（コンビ）のピース・又吉が
芥川賞を受賞した超有名な作品。
売れない芸人の徳永は
天才肌の先輩芸人・神谷と出会い
師と仰ぐ。
神谷の伝記を書くことを乞われ
共に過ごす時間が増えるが
やがて二人は
別の道を歩むことになる。
笑いとは何か、人間とは何かを
描ききった小説。
芥川賞とか、純文学とか、そうでないとか
あまり興味はないのですが
お笑い芸人が書いたデビュー作
という話題性を考慮したり
してんだろうな～って思ってました。
けど、この本、違いますね。
素晴らしいと思います。
描写力とか面白さとか。
笑えるけど泣ける
何か物哀しさを感じる作品でした。
Koh