教育と育成は区別して考えたい。
その違いについては今月12日の167号で述べさせていただきました。
教育は、あくまで合格点をクリアすることが優先するため、学校では教育をするが学習塾では教育というよりも育成に近づいていく様なイメージです。
プロ野球では「育成選手枠」という制度が出来上がりました。
本来、プロ野球選手はお金を払ってでも見たいプレーが出来る選手であるべきとは思いますが、実際はそれに値する選手は一握りです。
さらに育成選手となると、お金を払って見たいというレベルではなく、プロ野球の一歩手前の選手に僅かな可能性を見出して採用した選手です。
しかし、その育成選手枠からチャンスをものにして大きな契約金を得て入団したドラフト上位指名選手を凌ぐ結果をおさめる選手も誕生しています。
実は、ここに大きなヒントがあります。
育成選手とは名ばかりで、実は育成選手は1から教育プログラムが組まれていて、プロ野球選手として不足しているところをみっちり時間と手前をかけて球団は教育します。
また年棒も多くなく、当たり前に下積み的な作業をすることも育成選手は覚悟していますので、球団としても腰を据えて教育出来ると私は考えます。
球団も早く結果を求めるドラフト上位指名選手とは違って寛容な眼で選手を見守ります。それに甘えない選手が僅かなチャンスをものにします。
大リーグで日本人選手が大成しにくいのも教育という概念が最初から無いからではないかと私は考えているのです。
企業も同じです。
教育からスタートすべき社員か、ヘッドハンティングなどで直ぐに結果を求める社員とはきちんと区別して教えることが良い結果に導くと思います。
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