営業所長を育成出来ずに拠点展開を積極的に出来ずにいる運送会社の経営者の悩みを良く聞きます。
右腕的な存在を斬り込み隊長として、新しい営業所を出せば良いのですが、経営者の心配は、本体の弱体化です。
現在右腕が切り盛りしている本部機能が衰えるリスクの大きさを考えると一歩が踏み出せない訳です。
私は何も右腕的な存在を拠点展開の切り札として起用する必要はないと思っています。
営業所長を指名するポイントの一つは、その右腕がコントロール出来る、要は言うことを聞いてくれる人材を指名することです。社長から見れば、ナンバー3、4、5の位置付けの人材が良いのです。
なぜかと言うとナンバー3、4、5という存在は新しいフィールドを与えることで急成長することがあるのと、右腕のさらなる成長にもつながる可能性があるからです。
右腕はイェスマンになりがちですが、部下に拠点を任せるとなると選択や決断を迫られるケースが急激に増えるから、右腕が成長するきっかけになると考える訳です。
ただし、人事権を実質持っているのは社長です。
私がこれまで全国7拠点展開する中で行ったことは、ライバル的な立場の営業所長候補者がいたら、双方に打診をして行きました。早い返事が欲しいと言っておくのです。
負けん気の強い者であれば、翌日にも良い返事がもらえることが多かったです。
自ら手を挙げてくれた営業所長の成功確率はとても高いというのが、私の経験上のデータです。
その気になれば、何でも出来るということですね。
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