私の家内は現役の教師をしていますが、子ども達に教育はしていても、育成はしていません。
新入社員にまず行うのは、新人教育であり、育成ではありません。
どっちでも良いことのようですが、この二つの言葉の意味をしっかり解釈しておくと良い人材が育つと確信します。
ドライバーを対象と考えると、ドライバー教育は、運賃を荷主から難なく頂く上での「不足を補う」ことで、育成は「加えること」です。
簡単に言うと、例えば荷主が認めてくれる水準が100点満点で70点なら、70点にするまで教えるのが教育で、70点を120点に近づける活動が育成なのです。
人材を活かすコツは、実はココだと思うのです。
教える側が、これは教育で、これは育成と区分して捉えている時に実はよく育つと思うのです。
教育も育成区別なく、ごちゃごちゃにしてしまう会社のドライバーは育ちにくいという事実です。
教育には漏れがあってはいけません。教える側の姿勢としても、荷主から「いったいお前の会社はどういう教育をしているんだ」と言われないためのメニューを用意しなくてはなりません。
一方、育成は「こうなってもらいたい」という教える側が思いと、「こうなりたい」という教わる側の思いとの擦り合わせが大事になってきます。
具体的には、「事故を起こさないドライバー」ではない、「他のドライバーの見本となる現場力を身につけたドライバー」の域にモチベートすべきです。その現場力も、運転スキル、コミュニケーション力、段取力を身につけて欲しいと噛み砕いて理解してもらうと目的が明快で良いと思います。
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