159⭐️未経験ドライバーを敬遠出来ない理由① | JTDO酒井誠

JTDO酒井誠

プロドライバーを育てる3つのルール【5刷】と
プロドライバーの教科書【3刷】の著者(共に同文舘出版)一般社団法人 日本トラックドライバー育成機構 [JTDO]代表理事

誰しも最初は未経験ドライバーな訳ですが、どうしても即戦力である経験者を優遇して採用したくなる気持ちはよくわかります。その背景には、
       事故を発生させる確率が高い
       教育する適任者がいない
       教育に要するコストが大きい
       教育期間が長期化するリスク
       荷主が歓迎しない
       必要な免許取得に時間と費用がかかる
       教育後すぐに辞められた時の損失の大きさ
等が考えられます。これは未経験ドライバーが敬遠される要因です。

しかし、デメリットが大きいが、考えようによっては3つのメリットもあります。

   変な癖がない分、会社の好みに育成しやすい
   初段階で「正しいこと」を教えると事故をしないドライバーに育つ確率が高い
   横着をしないので、荷主の信頼を得やすい
未経験ドライバーを積極採用する運送事業者がだんだん多くなっているように私は感じています。この3つのメリットの大きさを十分理解している経営者の考え方がマネジャークラスにまで浸透し、「未経験ドライバーが欲しい」とまで言わせるのです。

 また、未経験ドライバーを積極採用する経営者は先を見据えたある事情を感じ取っているのではないかと思います。ある事情とは、この先未経験ドライバーを戦力化するノウハウを持たないと事業を縮小しなくてはならなくなるという事情です。

 皆さんの会社のドライバーの平均年齢はどれくらいでしょうか?私の会社は43歳です。定着の良さが自慢の運送事業者では、ある意味新陳代謝が進んでおらず、平均50歳代ということもあるのではないでしょうか?

 平均年齢を押し上げているというと語弊があるかもしれませんが、55歳以上のドライバーさんの大半が10年後には現役から退いていることが予測できます。

明日に続く

 

 

小さな運送会社のためのプロドライバーを育てる3つのルール

現在5刷となった人材育成本です。業種業界を超えて好評いただいています。

現在3刷のドライバーのための教科書です。高校生から理解できる様に編成されております。