151⭐︎ トラックに乗らない覚悟 | JTDO酒井誠

JTDO酒井誠

プロドライバーを育てる3つのルール【5刷】と
プロドライバーの教科書【3刷】の著者(共に同文舘出版)一般社団法人 日本トラックドライバー育成機構 [JTDO]代表理事


 27歳で叔母の家業を引き継ぎ、24年が経ちました。

 入社直後、叔母は言いました。「私は免許自体持っていないので乗りたくても乗れなかったが、社長はトラックに乗らずに済むのであれば、それに越したことはない。」と。


 当時はその言葉の真意が全く汲み取なかったのですが、今ではよく理解できるようになりました。


 3年間の大手運送業修行中一度もトラックを運転する機会はなかったのですが、社長就任一ヶ月も経たないうちにその機会はやって来ました。


当初はドライバー6名の小さな会社です。ドライバーの1人突然欠勤した為私が代行する以外に方法はありませんでした。


以後、運転自体は大好きな私は、叔母の言葉も忘れ、結果的に8年間毎日のようにトラックに乗っていました。

 そんなある日、得意先の担当者に呼び出され「ウチとの取引を拡大したければ、即刻社長はトラックを降りること。社長が第一線で走り回る会社に安心して荷物を預けることは出来ない。」と告げられ当初は困惑しましたが、その忠告どおり、私はトラックを降りました


 数年後、その荷主との取引は3倍以上となり、他社との取引も徐々に増え経営も安定してきた頃、「社長は社長にしか出来ない仕事をしてもらいたかったんだよ。社長がすべき仕事をすれば会社は伸びるんだよ。」とその恩人である荷主担当者忠告の真意を聞かされました。


そのとき就任当時の叔母の言葉思い出し、かみしめました


 現時点で自分にしか出来ない仕事はなんだろう?と常に原点に立ち返り、日々精進、自問自答が続いております。


更に詳しく知りたい方は、↓

小さな運送会社のためのプロドライバーを育てる3つのルール


現在5刷となった人材育成本です。業種業界を超えて好評いただいています。

現在3刷のドライバーのための教科書です。高校生から理解できる様に編成されております。