当社では、大きな鉄製の重量製品を扱っています。移動させたり、トラックに積むために大型のフォークリフトを使います。
作業効率を上げるためにフォークリフトの爪部分を2メートルの長いものを採用しているのです。
これがなかなかの曲者で、作業効率を上げるには良いのですが、操作が大雑把になり易く、転倒事故が発生しやすいのです。
年間の事故の半分以上がフォークリフトによる転倒事故です。
この事故が発生すると必ずクレームとなり、対策書を荷主担当者から求められます。当然のことです。
このクレーム対応が悪いと致命的な事故としてカウントされてしまうのです。
対策書通りにやる約束して間もなく、対策書とは違う方法で作業をして事故が起こる。
対策書すらドライバーに周知されておらず車内体制に不信感を持たれる。などです。
ここで終わってしまえば、限りなく転注される方向に行ってしまいます。
これら一連の失態をチャンスに変えなくてはいけない。
私はクレームをいただいた荷主の敷地内でフォークリフトの講習会を開催させて欲しいと申し入れしました。
狙いは、事故現場で訓練することが出来る点と講師を荷主の現場責任者にお願いし徹底した指導を実施してもらうことで先生と生徒の信頼関係を築ける点です。
荷主現場責任者も間違ったことや教え漏れたことが事故に繋がってしまえば責任を問われますので、必死です。
この企画大変好評となり、生徒と先生の関係も以前良好で雨降って地固まる的な出来事となりました。
こういう講習会をやることでお互いの立場もわかるし要望も伝わりやすい信頼関係も相互に出来上がったのです。分からないことも聞き易くなった。
荷主側も早くやっておけば良かったね。と私の企画が評価され「良い方向に行っている」というのが一致した意見となりました。
良かった良かった
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