ポイント給与システム | JTDO酒井誠

JTDO酒井誠

プロドライバーを育てる3つのルール【5刷】と
プロドライバーの教科書【3刷】の著者(共に同文舘出版)一般社団法人 日本トラックドライバー育成機構 [JTDO]代表理事

本日は、ポイント給与システムについてお話します。
2006年から運用している当社オリジナルの給与体系です。
一言で言うと、
ドライバーの仕事の難易度や負荷や運行所要時間を数値化して、その数値の高い者ほど多くの賃金を合理的に支払う給与体系で単位は、ポイントです。1ポイント当たりの単価は地方格差も考慮して、営業所毎に設定しています。

例えば、同じルート、同じ荷量、同じ時間数でドライバーが運行しても、昼間と夜中ではドライバーの負荷(負担)が全く違います。
立ち寄り件数が変わっても負荷が違います。
トラックの大きさが変わっても負荷が違います。
もっと言うと、
手下ろしかリフトマンが下ろしてくれるかでは全く負荷が違います。

これらをすべて勘案してポイントに置き換えて賃金を払うしくみです。

1運行当たりのポイント数はドライバーでも計算出来ますので、どの運行がいくらかわかります。時間外手当も込みでポイント数は算出するので、余分に時間を費やして帰社するドライバーも激減しました。

一番効果があったのは、日々、自分の稼ぎが自分で計算出来ますので、給与明細を渡した後の問い合わせやトラブルがめっきり減りました。

導入時の苦労はありました。
一年間、サンプリングした小さい所帯の営業所だけで試行錯誤しつつスタートさせました。
新旧両方の給与明細を渡してドライバーの理解度を徐々に深め、 数回の微調整も行いながら擦り合わせをして行きました。

特に苦戦したのが、新給与体系になると給与が下がるドライバーへの対応です。

そこで必要となったのが、何をすれば下がってしまう差額分を埋められるのか?です。

ここで出てきた発想が「係数」という考え方です。

明日はこの係数について書きたいと思います。





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