ドライバーの労働時間が長時間化しています。
これには様々な要因があります。
大きく分類すると
①ドライバーの配置の問題 昨日終了
②ドライバーの給与体系の問題
③荷主の問題
です。
今日は②ドライバーの給与体系問題です。
タクシードライバーの大半の給与体系が完全歩合制という事はご存知でしょうか?
完全歩合制という事は、誰もお客様を乗せずに勤務時間が終わったら、給与はゼロということです。
おそらく、なんらかの救済策があるとは思いますが、売上高に応じて給与額が大きく変動するのは間違いないようです。
さて、トラックのドライバーはというと実に様々な給与体系が存在します。また多くの種類の手当があるので複雑化しています。
例えば、無事故手当 皆勤手当 愛車手当 整備手当 長距離手当 などです。
これらは時間外手当の計算をする上で含まれるため、時間外手当の単価が高くなる原因にもなっています。
要は、トラックドライバーは長い時間働くと高額な給料になって行くところがタクシードライバーとは違うのです。
複雑化してしまった給与体系をシンプルにしドライバーに解りやすくしようとして増え始めているのが時給制給与体系です。
計算がしやすい
残業手当の未払いがなく合法
差がつけやすく人事考課が明確
などが利点です。
しかし、問題点もあります。
それは、仕事が遅いドライバーほど稼げてしまうという点です。
例えば、時給1,000円の新人ドライバーがある運行を12時間かけてしたとするとその日の日給は12,000円になります。
これが熟練度が上がり、荷積み下ろしも早くなり、近道を覚えると8時間くらいで運行完了出来ることも難しいことではなくなります。
すると、新人時代と同じ日給を得るには、時給1,500円になっていないといけないことになります。
現実的でしょうか?
ここが始終見張っていられないドライバー管理の難しいところです。
普通の価値観のドライバーであれば、10時間くらいで運行を終わらせる様に調整して帰ってきます。
これがトラックドライバーの長時間労働が助長する一つの原因にもなっています。
こう言った点を踏まえて、トラックドライバーの給与体系は出来高制にすべきと私が考えたのがポイント給与システムでした。
明日は、ポイント給与システムについて解説します。
更に詳しく知りたい方は、↓
小さな運送会社のためのプロドライバーを育てる3つのルール現在5刷となった人材育成本です。業種業界を超えて好評いただいています。
また、運送会社を経営して行く上で、深く掘り下げて考える機会として最適なシリーズセミナーです↓