売買のタイミングは、とても重要です。
多くの人が「株価を予測して当てよう」としますが、そもそもムリ。
たくさんの市場参加者が予測して競争し、その市場参加者の売買で値段が動いています。
どう考えても、予測の的中率は50%前後です。
- 予測は当たらない(当たったり当たらなかったり)
- 価格をコントロールすることは不可能
自由に決めることのできる2つの要素、「タイミング」と「数量」で勝負するしかありません。
それは、時間が経過して状況が変化することに対して、新しい予測を上書きし、その新しい予測に合わせてポジション調整することです。
不本意ながら切ってしまう場面も多いでしょう。
しかし、「よし、このまま持続だ」と確認することもあれば、「このポジションを増やそう」と積極的な姿勢を強めることだってあります。
いずれにしても、少し遅れて対応します。
過去のデータを見ながら未来を考えるので、一歩遅れが必然なのです。
それなのに、私たち実践者は、つい過去を振り返って「こうしておけば……」なんて思います。
その結果、慌ててポジションをつくって失敗したりします。
実践的には、むしろ「少し遅くていい」と考えるくらいがちょうどいいかもしれません。
いや、絶対似そうだと思うのです。
「遅れてもいい」ではなく、むしろ「遅らせ気味に行動しようか」が正解ではないかと。
すでにご案内した動画ですが、こんな実践論をテーマに話しました。
とても重要です。ぜひご覧ください。