KING&HEAVY 旗揚げ公演【東京ブラストーリー】
誠にありがとうございました!
石田1967初プロデューサーとして、
彼らとこの4ヶ月は本当にやきもきと過ごした時間ではありましたが、
とても有意義な時間でありました。
ほとんど毎日、彼らの誰かと連絡を取り、
(主に駿くんでしたが(笑)夜中2時ごろまで、あはは)
企画書から、スタッフ集め、キャスティング、情報公開のタイミング、やる事のリストアップ、チラシ作成の打合せ、ネットラジオ出演、ネットインタビュー出演、細々としたものを含め、
ずっと声をかけてきました。
一喜一憂。
何かが起こるとそれを突破し、
ひとつづつ、ひとつづつ積み重ねていきました。
しかしこれが、
なかなかに難産の連続で、
全てがスムーズに運べなかった。
これは僕の方に原因があったに違いないとも思う。
彼らが動きたい!という気に最初から出来なかったのが敗因だろう。
勿論これは彼らの公演だが、
それ以上に立ち上がったばかりの子供なのだ。
根気よく言葉をかけて、その言葉の意味する事を伝えていかねばならなかった。
僕の言葉が十二分に、これだけ近くても届かない事がままあった。
それはとても悔しい事だ。
僕の人間力だと思っている。
だがこれが100%伝わったとして、
もっと動員を増やせたかというIfは、愚考かもしれない。
だが、もっともっと動員を増やせたかも知れないという気持ちは揺るがない。
今回止まりだったかも知れないが、今となってはせん無きこと。
この結果は良くも悪くも今の全てだったのだろうとも思う。
今でもあのキャスト初顔合わせの時を覚えている。
あの西宮のある一室で全員ではなかったが集まった時、
既に手応えを感じていた。
だから僕は今回の公演は成功だったと考えている。
それはスタッフさんもそうだが、キャストさんが思った以上に機能したからだ。
正直、台本は遅かった。
それと同時に小屋入りまで予約も150人ぐらいだった。
打合せも連夜続いた。
だが予想に反して小屋入りしてからの伸び率、膨張率は半端なかった。
緩やかに埋まり始める座席。
初日には、初回と土曜夜はあわや完売間近にまでなった。
またツイッターなどの評判が著しく良かった!
しかも学生が多かったからかツイッター感想が爆発した。
もうこうなったらイケイケだった。
流れに逆らわずに、その波を更に推す事だけに集中した。
調子に乗って、劇団ショウダウンでもしたTwitterまとめを行い、これがまた激しく回り浸透した。
結果、どんどんお客様が増えた。
が、
まだまだ全然だった。
結果だけで言うなれば、
485名様のお客さまに観て頂ける結果となった。
無名の劇団で、旗揚げ公演としてはまずまずの数字ではあるが、
僕も含め、キンヘビはもっと上を目指していた。
だが、だが、だが、小屋入りの段階で150人だった事を考えれば、
脅威の伸び率、膨張率である。
御の字であると言っていい。
おまけにさらっと書くが、
スタッフさんの事でトラブルもあった。
だがその事があったお陰でそれをカバーすべく、
結束したし、またそこを心ある勇者が救って下さったのである!
もう涙なしでは語れない、そんな漢気あふれる現場だった訳である。
今となれば、
あの方にも、あの方にも観て頂きたかったと思ったりもするが、
それは時の運。
全てが完璧に回ることは難しい事。
これが最良だと信じて疑う事など、愚の骨頂だ。
だけど最後に書いておきます。
この公演に関われて幸せでした。
かなりの労力を費やしたがとても満足だ。
ありがたい時間を過ごさせて頂いた。
自分の中で特別な公演となった。
関わられたスタッフ様、キャストの皆様、本当にありがとうございました!
和田崇太郎くん。
君は若さが武器だったね。
中盤まで連絡はうまく取れなかったけど、
ここ一番の時から馬車馬のように動き始めたね。
(ビラ配りならぬ、ブラ配りは最高!!)
でもそれは最初からずっと爆発させても良かったものだよ。
エラソーだけど、その爆発があればまだ上に行けた。
そしてその力が崇太郎くんにはあるのだと分かった。
手を抜かないで!
最初から全力でこれだけに費やして!
その時間は崇太郎くんを次のステージに絶対押し上げてくれるから!
次は期待しています!
大好きだぜ!
飯嶋松之助くん。
一番、連絡がつかなかった。
それは勿論、軽口を叩いている暇がないほど追い込まれていたから。
多分、相当なプレッシャーがかかっていたと思う。
その波が完全に台本に出ているとも知っている。
だから僕はこの作品が愛おしい。
飯嶋くんそのものだからだ。
不器用で、好き嫌いが激しくて、その癖 寂しがり屋で、
だけど存在感と強烈なビジョンを持っている。
才能だと一口では言えない、
もうひとつの才能を持っている。
それは「魂」。
魂、ありがとう!
伊藤駿九郎くん。
正直、彼が居なくては僕自身が破綻していた。
この若さでここまで表と裏のバランスが長けているのは凄い。
しかも達観しているフシもある。
僕が津波のように指示を出しても、ずっとメモをしてまとめ、
それらを他の二人に伝令し伝えて意見をまとめてくれる。
ほとんど毎日、電話でやり取りをしていたので、
最近では意味なく彼のラインを開けてしまう始末。
それでもまだ残務処理が残っているので彼とはやり取りがまだ残っている。
それを終えた時こそ、またちゃんと話そうと思う。
兎にも角にも、
もう一息・・・のところまできている。
だからまだ書く気はなかったのだが、
思わず書き出すと止まらなかった。
ああ、いい時間だった。
もうちょっとしたらもう一回、まとめます!(笑)
そもそも何故プロデューサーになったのか?とか、
チラシの裏話とか、
キャスティングの裏話とか、
とか、とか・・・・
いまはひとまず、
KING&HEAVY 旗揚げ公演【東京ブラストーリー】
に出会えた事に感謝!!!
LINX’S
石田1967