映画4 【新怪談必殺地獄少女拳 吸血ゾンビと妖怪くノ一大戦争】 | 日々幸進(ひびこうしん)

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http://office-yurika.web.infoseek.co.jp/kunoichi.htm  (映画HP)


『新怪談必殺地獄少女拳 吸血ゾンビと妖怪くノ一大戦争』

日本ホラー界のスペシャリスト達が集結し、新たなる怪奇・妖怪映画として現代に甦らせた!! 待望のDVD化!! 日本の怪奇物、妖怪物映画の雰囲気を再現したカルトホラー。マルチな才能を発揮する、妖怪マニアとしても有名な小説家・京極夏彦氏が全面協力。監督脚本は世界一のホラーファンタジー映画祭のシッチェス映画祭で注目を浴びた「妖奇怪談全集」の山田誠二氏。――くノ一、妖魔退治人、日本妖怪たちの連合軍対ドラキュラ率いる西洋妖怪軍団! ゾンビたちによって徳川幕府は崩壊寸前。その危機を果たして救えるのか!! ナレーション、音効、編集を京極夏彦が担当。こだわりの職人技を駆使しているのも話題。怪奇、残虐、アクション、感動と、壮大なスケールであらゆる娯楽の要素を満載した作品。


日々幸進(ひびこうしん)-少女地獄


[監][脚][撮]山田誠二
[音][歌]古屋美和
[編]京極夏彦

[出演]大野由加里/高嶋ひとみ/森愛子/中西絵里奈/唐沢俊一/佐藤美樹/五味龍太郎/盛井雅司/木原浩勝/中山市朗/森山東


http://www.cinenouveau.com/ (シネ・ヌーヴォ) にてレイトショーのみの上映。

今回僕がこの映画を観に行ったのには理由がある。
何とこの映画に 【アクトリーグ】の今はなき養成機関 『水曜道場』 で一緒だった方が出られるとメールを頂いたからだ。
しかも本日、ラストの日にトークショーのMCを務められるという。
そりゃ、是が非でも駆けつけねばなるまいて!
という訳で会社の飲み会も1次会にて一人抜け出し一路シネ・ヌーヴォへ!
道に迷うがとにかく会場に着くも開演時間20:30を過ぎて20:50!
とにかく中へ入り、係員さんに伝えてそのレイトショーのスペースへと案内されるが、とにかく人が一杯で椅子には座れないといわれ、座布団を渡される。
僕とすれば、とにかく観れればいい訳だから、他のお客様には本当に申し訳ないが、会場へ入る。
一杯。
というか満杯!
本当に申し訳ない。

という訳で通路に座るが、その前に小さな椅子に座っている人が居て前に行くことができない。
でも入ったからにはどうしても観たいので、その後ろから意地でも見る!
足が痺れるような変な座り方で観た。

そして肝心の映画だが・・・・・・・

満を持してのB級作品であった。
僕もこの手の映画は、かなり好きでたまらない!
ちゃちに感じるシーンが一体どのような努力の元にフィルムに刻まれたかと思うと愛しくて愛しくて仕方がない。
それはその昔、ウルトラマンのテレビシリーズをリアルタイムで洗礼を受けたのからかも知れない。
だからこそ特撮的な作品は、僕のツボにはまることは多い。

しかも出てくる女性がスレスレのエロさを、『あれ?』 という感じで画面に浮かび上がるのだ。
それはもう・・・・・作り手の【愛】なる作業工程の中で生まれた作品である!
ひとつひとつのシーンに込められたこだわり。

だが、
商業ベースを考えるならば、それはやはり疑問は残る。
しかし上映後に行なわれたトークショーで監督は言われた。

『毎日死ぬほど映画が公開されて、その中で覚えて貰うためには特化するしかなかった』

つまり、

『この映画を好きになる人は100人に1人でいい。という事は1000人見て10人。10000人見て100人。』

広く浅くではなく、深く深く・・・・・それが自分の生き残る道なのだと!!
雑多で、数々の世界の中でしか生きられぬものを更に煮詰め、特化させることで自分を生かすコトをしてきた!
言い切る山田誠二監督その潔さと、どうしても映画を撮ってゆくのだという執念に似た決意が素晴らしい。


後、そのトークショーのMCを担当されたのが チュチュ役の【赤神こだま】さんである!
相変わらずに可愛い方で、声にも仕種にも艶がある。

まだまだ底が知れない。

トークもうまく、監督とのやり取りも面白く、しかも愛らしい。

まったくもって華のある方だと思う。

もっと活躍して欲しいと思う今日この頃だ!


後、驚くべき事にファントマの【盛井雅司】さんが敵役を抜群の厭らしさで演じられているのを追記したい!
本当に・・・・厭らしかった!←(誉め言葉です!)



日々幸進(ひびこうしん)-こだま