【浅村ケンジ】・・・について | 日々幸進(ひびこうしん)

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日々、自分が楽しくて生きている事を簡潔に記しておきたいと思います♪
演劇、音楽、TVドラマ、映画、バラエティ、漫画、アニメ、特撮、他を色々自分の視点で面白しろ可笑しくね♪

以前、書いた事だが、

実は小説を一本書き進めている。

それは今回、僕が演劇公演に参加させて貰っている作品の外伝だ。(偉そうにスミマセン・・・・)


というのも、僕は演技自体 『ド素人』 である。

他のキャストや普通に観劇させてもらっている人達には比べるまでもない。

だから脚本を貰って読んで演技しているだけでは、簡単に自分へ馴染まなかったのである。

そう、読めば読むほどに深く、脚本が面白い。

なればこそ思う。

自分が作り上げるキャラクターと脚本との境界線を何とかしなければと・・・・・

どうにかそれを近づける術はないものか?

自分では演るコトを、練習する事をするしかないと思いながら稽古へずーーーっと向かっていた。

だがある日、思った。

僕が演じるべき 【浅村ケンジ】 というキャラクターの人物像。

その脚本にはない過去を、彼は一体どのような時間を過ごしてきたのだろうか?

僕は脚本家に幾つかの質問をぶつけた。

すると・・・・・少しづつだが自分が目指すべき方向性が見えてきたのである。


そこで僕は思った。

その過去をキッチリと描き出す事で、僕はもっと 【浅村ケンジ】 に近づけないものかと。


ならば答えは簡単だ。

自分が動き出すしかない。

それは演技者であれば、誰もがしている行動であり、行為である訳だ。

ただそれは人それぞれのやり方である。


そして僕のやり方。

【浅村ケンジ】 の過去を短編小説にしよう。

そうして自分を高めよう。


書き進めながらケンジの溜息や、悲哀を感じ僕はどんどん【浅村ケンジ】が好きになっていった。

書き始めてから何度か頓挫(とんざ)したが、ようやくもう少しでクライマックスになる部分を書けるのではないか、という所まで来ている。

というのも、何度か書き進めながら脚本家の考えている設定との微妙なズレなどが発生したり、しなかったりしたからだ。しかし、そうしたところも、自分なりにキャラクターに入り込むための手段であるなら・・・と、何とか了承してもらい何とかラストシーンに向けてスパートをかけているところだ。

ようやく、

ようやくだ。


という訳で、自分なりの脚色を重ねながら、僕が感じるケンジ像をここで発表しようと思う。

何回かにわけて発表するので、よろしければ感想を頂ければ幸いです。

どうか、皆さん、よろしくお願い致します。

(・・・・・・が、公開は公演後とします。イメージが付くと・・・・アレなので・・・・)





ミヲキリサク冬ノソラヲミツメテ


石田1967(ナインティーン・シックスティセブン)