http://www.tv-asahi.co.jp/den-o/
この５月で既に４ヶ月目に突入している 【仮面ライダー電王】。
キャラクター命の連続活劇ドラマの中にあって、なかなか爽快なドラマである。
平成 仮面ライダー･シリーズとして去年の 【カブト】 に続いて展開される、ジェットコースタードラマである。
今までのライダーシリーズは、主に闇の中から一条の光り的な流れを享受していた。
しかし、今回のシリーズは、主人公の野上良太郎に憑依するモモタロスの口癖 『俺は最初っからクライマックスだぜェ！！』 に代表されるように、あからさまな娯楽番組の様相を呈している。
最弱の最年少 仮面ライダー という触れ込みであったが、佐藤健 演じる最上良太郎は憑依されるイマジンと呼ばれる幽体の数だけ強くなれるのである。
言うなれば、強制的な多重人格者なのだ。
激烈直火型のモモタロス。
冷静沈着型のウラタロス。
これに、
気は優しくて力持ちのキンタロス。
甘えん坊のリュウタロス。
それらの性格をうまく加味されたストーリー展開は、徹底的に娯楽的だ。
子供為のドラマのはずが、最近の流行として 【大人の鑑賞にも堪えうる子供番組】 が主流になりつつある。
何にしろドラマを作り上げる為の他のキャラクターの強烈さが見事にカッチリ歯車が合っている。
中でも未来人のハナ役の白鳥百合子は凄い。
モモタロスや他のイマジンに手加減なしにパンチや平手を入れるのである。
ソレばかりではない。
倒れた相手を有無を言わせずに踏みつけるのである。
それも・・・・・
怖ろしく長い足をヒラヒラのミニスカートから突き出して踏みつけるのだ。
・・・・・・正直、これだけでこの番組を観る輩（Ｍ）も居るんじゃねェか？と、思うくらいの威勢の良さである。
他、
良太郎の姉 野上愛里役の松本若菜さんの、飄々とした癒しの風。
デンライナーの萌えウェイトレス ナオミ役の秋山莉奈さんの、萌え萌えぶり。
全てが男の浪漫が詰め込まれた作品であるともいえる。
・・・・録画はしていたが、なかなか観れていなかったのだが、最近やっと最初から観始めたのである。
やっと７話まで来たのだが、面白すぎる！
何で、こんなに爽快なドラマを朝からやっているのか？
早く、追いついて普通に観たいものだ。
『俺、参上！』
そんな一刀両断の娯楽ドラマ！