『K-1 WORLD MAX 2007~世界最終選抜~』 | 日々幸進(ひびこうしん)

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070405-00000017-gbr-fight  (スポーツナビ)


http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/k1/live/200704/04/index.html (大会インデックス)



全体的に見ると、新しい力が旧世代に迫っているのが、ひしひしと伝わる。

スポーツや格闘技を観る時に必要なのは 『選手の目力』 だ。

その力の加減で、おおよその雰囲気はつかめる。

緊張でガチガチの選手はストレスと会場の雰囲気に呑まれ目の辺りが暗くなっている。

当たり前だ。

目の前の強敵を倒すのは勿論の事、有象無象に膨れ上がった人々の前で戦うという 【SHOW】 を成立させなければならないのだから。

選手同士の争いや、ビッグマウスは、言わば 【SHOWビジネス】 から派生する必要悪である訳だ。

客が入らなければ、どれだけ大掛かりな興行を打とうと何の意味もない。

その意味で今日、TV放映やスポンサーがつく 【格闘技】 は素晴らしいと思う。

それだけスタッフや会社が血眼になり、触発される人材を育成し、【SHOW】 として成立させるだけでなく、その選手達を広告塔とし、生活を潤わせる事が出来るのである。


さて、

今回の 『K-1 WORLD MAX 2007~世界最終選抜~』 だが、

やはり目玉は 【最強の15歳】 と、【魔裟斗】 であろう。


個人的には 【マイク・ザンビディス】 の拳撃ラッシュには誰も着いていけないのでは?と感じるほどの強いプレッシャーを見た。あの圧迫感でリングに立てば逃げ場などないのではないか?よく 【武田幸三】 が善戦したと思う。そして35歳という年齢を加味すれば、今まで積み重ねた力をうまく出せた試合だったと思う。日本刀というイメージがカッチリ当てはまるほどの威力を持った選手だ。素晴らしい試合だった!


全体的に判定ばかりの試合の中で 【最強の15歳HIROYA】 だけはKO勝ちである。

15歳という年齢が先行しているが、どの世界にも新しい血がどんどん流れ込んできている!のでワクワクした。


魔裟斗】 については、4年ほど前の 『誰が来ても勝てない』 オーラが何故か無くなっているのが少し寂しい。

メディアに出過ぎたせいか?とも考えるが、逆に、その時が選手としてのピークだったのか?

あの しなるようなローキック。

一度でもヒットすれば起き上がることなど不可能!

・・・・な 【魔裟斗】 に今一度、逢いたい!

今年は挑戦者!という言葉を信じて次の試合を観戦したいと思う。


それにしても・・・・男同士が意地をぶつけ合って戦う姿の美しさよ!


浪漫だなァ♪